東宝が1948年(昭和二十三年)に製作した黒澤明監督作品。
せっかくの休みなので、映画でも・・・・・・。
出演者は以下のとおり。
志村喬(真田)、三船敏郎(松永)、山本礼三郎(岡田)、木暮実千代(奈々江)、中北千枝子(美代~折原啓子が演じる予定だったが、病気療養のため変更となった)、千石規子(ぎん)、笠置シヅ子(ブギを歌う女)、進藤英太郎(高浜)、清水将夫(親分)、久我美子(セーラー服の少女)、飯田蝶子(婆や)、殿山泰司(ひさごの親戚)、堺左千夫(ギターの与太者)、谷晃(ヤクザの子分A)、大村千吉(ヤクザの子分B)、河崎堅男(花屋)、木匠久美子(花屋の娘)、川久保とし子(ダンサーA)、登山晴子(ダンサーB)、南部幸枝(ダンサーC)、城木すみれ(姉御)
音楽は早坂文雄、ギター演奏は伊藤翁介、演奏は:東宝交響楽団、東宝モダンニャーズ。挿入歌「ジャングルブギ」は、作詞:黒澤明、作曲:服部良一、歌:笠置シズ子。
主役の志村喬演じる中年医師:真田とデビューとなった三船敏郎演じる闇市を仕切るヤクザ:松永。
鉄砲傷を手当てした事をきっかけに真田は松永が結核に冒されている事を知る。手当をしたい医師と意地をはるヤクザのやりとりの中で、暴力否定や命の尊さを表現する。戦後風俗を懐かしめる一作。