らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

葉月

2012年08月01日 23時59分51秒 | 山形弦楽四重奏団
 今日から8月。2012年も後半に入りました。2012年になったばかりのつもりが、もう8月。色々な事があったと思い返してみても、記憶が飛んでいます。

 日々、記憶もとどめておかないと、あっと気づいたら棺桶に入っていたりして・・・・。

 さて、今日は、定期演奏会あけですが、余韻を楽しむ余裕もなく練習日でした。

 8/6に米沢のK.パウゼで行われる演奏会の練習日でした。何度か演奏してきた演目ですが、やればやるほど難しさも見えてきて、これで良い!!とはなかなか思うことも出来ずにいます。やはり弦楽四重奏というジャンルの曲は、何度も演奏しているからとなれ合いで演奏できるものではないという事です。それだけやりがいのある深いジャンルなのですが、何度か本番をやっていき、その合間に練習もして、どんどん音楽が深まってゆくという面倒くさいジャンルです。

 だからこそ一度はまったら、抜け出せないのでしょうね。

 そして、小さいスプーンで秤に塩を盛ってゆく感じで、少しずつ自分達の演奏は変化してゆくのです。我々は結成12年目ですが、結成時とは演奏方法も感じ方も全てが変化していると言えます。メンバーは3回交代していますが、そのたびに新しい刺激が加わり、伝統とも言えない習慣、癖とも言うべきものをを少しずつ変化させてきました。私自身も同じ曲を演奏するときに、以前考えた解釈を含む演奏では、満足できなくなっていることが本当に多いのです。むしろ以前試した演奏方法ではない方法を試してみたいのです。考え得る全ての解釈を演奏するには、最低でも10回くらいは本番にかけて、それからじゃぁ~自分達のスタイルではどうするか?というようになるのでしょう。

 現状では同じ曲を10回演奏するというのは、なかなか難しいのですが、積極的に演奏会を持って、その立場までなるべく早く色んな曲を持ってゆきたいと考えています。

 2012年後半頑張ります。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする