らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

アフィニス音楽祭2012

2012年08月25日 23時59分09秒 | 山形交響楽団
 普段あまりオケの事は書かないようにしているのですが・・・・。

 アフィニス音楽祭2012 in 山形の合同オケの本番終わりました。

 今回は正直にかなり楽しかったです。アフィニス音楽祭は数年前に、長野県から広島県&山形県の交互開催になりました。山形では2回目。アフィニス音楽祭は、オケプレイヤーが自分のオケを休んで、開催地で全国のオケメンバーと合宿して、世界一流の演奏家達と交流を深めながら、室内楽(アンサンブル)を勉強しに来て、その成果を合宿地域や東京で成果を披露するという流れで成り立っています。それが広島と山形の交互開催が始まってから、地元の広島交響楽団や山形交響楽団との合同オケもスケジュールに入るようになりました。

 建前抜きの本音をこんな所に書いてしまうのは反則かもしれませんが、正直な感想を述べさせてもらうと、アンサンブルの勉強をするために参加しているのに、自分のお仕事であるオケの時間が負担になるというのは避けたいというのが、参加メンバーの大多数の本音かもしれません。何しろ、課題の室内楽を勉強するだけでも真剣そのもので、オケにかけている時間はそんなに取れないでしょう??音楽祭が終われば、嫌でも自分のオケに戻って、またオケの生活が始まるのですからねぇ。そういう観点から言うと、一昨年にR.シュトラウスの「英雄の生涯」をやっちゃったというのは、受講者達からは不評だったかもしれません・・・・・。ホストオケ側も普段やったこともないような大曲をやって、緊張と探り合いのような形で全国のメンバーと接するのもどうかと思うのです。祝祭オケですから、のびのびとみんなで演奏したいのが本音じゃないかと・・・・・。

 山形響に入団して、今まで何度か他のオケと合同で演奏会をしたりしましたが、いずれもマエストロが指揮台に立ったものですから、私は普段の仕事と気分も変わらずでした。しかし、今回は山形響と初共演の川瀬氏が指揮台に立ち、若さあふれる指揮をしてくれて、とても新鮮で、ブラームスの交響曲第4番というオーソドックスな演目だったので、音楽祭に参加してる感まるだしで、演奏する事が出来ました。隣に座って一生懸命演奏してくれた神奈川フィルのTさん!とても楽しかったです。後ろから充実した音で支えてくれたベースパートも素晴らしかったですよ。

 ブラームスを演奏するときは普段6人なのに、10人でパートを演奏できたのも良かったです。

 という結果で、楽しかったのでまるの一日!
コメント
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