らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

クァルテット週間

2015年01月22日 23時59分59秒 | 山形弦楽四重奏団
 今週はお仕事から離れて、山形Qのリハーサルに集中して取り組んでいます。

 あ~でもない!こ~でもないと言葉を選ばないで、他人の批判もとりあえず受け止めて、新しいものを作り上げてゆく課程は、本当に辛さと楽しさ、充実感すべてがやってきます。

 どんなに困難な曲でも立ち向かう勇気は、仲間というメンバーがいてこそ出来る事です。休みを返上してでも練習に参加してくれるメンバーに恵まれています。

 クァルテットは地位も名誉もお金も生むことはほぼ無理です。作曲家の渾身の一曲に4人それぞれの知恵と努力だけで楽譜の扉を開けて、集まった時には、本当に個人的な名誉のために自分の生き様をぶつけ合うのです。別々の事をやっているのに曲の開始から最後までゴールは一緒を目指すのですから、やればやるほど不思議な世界です。無伴奏ソロを演奏しているのとは違う1+1+1+1=無限大なんです。そんな演奏が出来るようになりたいと常に思っています。

 育ちも経歴も違う4人が集まって、何故演奏会のために骨身削ってやっているのだろうと(たまに嫌な思いもします。)何度も自問自答したことがありますが、分かりやすく簡単に一言で言えば「やりがい」かもしれません。

 来週火曜日の本番まで、まだまだぐつぐつ煮込む必要もあるでしょうけど、とりあえず明日は慰労の新年会です。たまにはね。あ~幸せな日々。

 
コメント
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