「逢ふことの絶えてしなくはなかなかに 人をも身をも恨みざらまし」中納言朝忠
明日は、いよいよ山形弦楽四重奏団 第78回定期演奏会が、山形市文翔館議場ホールで18時45分より行われます。
今回は、ゲストの川上一道氏の提案により、K.ペンデレツキ(ポーランド)、R.コーカイ(ハンガリー)という2人の作曲家の作品を演奏する事になりました。今年度行ってきた二重奏企画では、VnとVaでB.マルティヌーの作品。他として、W.A.モーツァルトの前奏曲とフーガから1曲を演奏します。
山形Qの定期演奏会では、初めて登場する作曲家3人(モーツァルト以外)。
どんな作風なのか?どんな作品なのか?練習が始まる前までは、自分の楽譜やスコアを練習したり、よく読んだり、YouTubeなどの音源を聴いてみたり、最初取っつきにくい作品でしたが(本当に演奏できるかどうか不安いっぱいの船出)、本日の最終リハーサルには、少しだけ作品の方から振り向いてくれた気がして、一方的な恋で終わらなくて良かった・・・と(自分で演奏する作品は、今一番好きな作品だと昔から思うようにしています)。
しかし、最初の頃は、練習を繰り返しても、なかなか楽譜から音楽が生まれずに今回は個人の努力を各メンバー続けていたと思います。
なかなか振り向いてくれない作品には、「なんだよぉ〜どうすればいいの????」なんて思いながらも、かえって惹かれるものです。
明日は少々雪模様。
また、感染対策で少々ご不便をおかけしますが、会場にて熱い演奏を楽しみにご来場下さい。