音楽大学の時に、和声とソルフェージュの授業は一応受けました。
しかし、受験の時にいい加減な勉強をしていたので、大学の授業はほとんどついてゆけず・・・。
ヴィオラばかり弾いていたので・・・(言い訳)。
山形弦楽四重奏団を組織して、クラシックではない音楽を演奏する機会があり、最初は既成の楽譜を使用していたこともありましたが、自分達でしか出ない音楽をならしてみたくなって、編曲をするようになりました。
最近は、弦楽三重奏の編曲も行ってきましたが、もう20年以上弦楽四重奏を弾いてきたので、自分の頭の中はこの編成でないと編曲がしづらいのです。
和声的な基礎はないので、あくまで沢山の曲を弾いてきた経験からくる編曲法でしか出来ません。
ただ自分のこの曲を演奏してみたいと思う曲が存在してから、しばらくその曲が頭の中で無限リピートして、どの楽器にその役目を割り振るのか?しばらく試行錯誤します。
編曲作業が大詰めになってくると、人の話が入って来なくなるくらい、一日中そのことばかり考えてしまうので、普段の仕事がない時しかできません。
出来上がっても、演奏してしまえば大体1曲5分以下・・・・・・。
若い頃、もう少し勉強しておけばよかったと後悔してしまうことでした。