らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

奮起!

2011年04月10日 23時59分00秒 | 指導
 写真は、大学生が100ページ位のスコアをコーピーして手作りで製本してくれたものです。

 正直に言いまして、自分のヴィオラの事や音楽の事で悩む傾向のある私が、他人様に教えるという行為をする事はとても苦手意識があります。音楽関係のお仕事の中で出来れば避けたいものなのですが、そうも言っていられない時があります。教育するというより、生徒達と一緒に解決策を考えてあげるという方針で、ある決意をこの新学期にしました。

 この4月から、山形大学フィルハーモニーオーケストラのヴィオラパートトレーナーをお引き受けしました。山形大学フィルハーモニーオーケストラは30年近くの伝統がある山形大学公認の所謂オーケストラサークルです。昔は特音~今は教育学部系になってしまった音楽系の学部はありますが、大学生のオーケストラ活動としては、好きな子達が集まっているアマチュアの団体の方が活発に活動しているイメージです。


 本日は、第1回目のトレーナーという事で大学に行ってまいりました。参加人数は3人!おぉ~ヴィオラはこれしか人数がいないのかい?就活やら色々とあるそうで、もう少し人数がいるそうです。

 んでもって、今回の演奏会のメインの曲は、V.カリンニコフ(1866~1901)交響曲第1番 ト短調。

     
          Vasily Kalinnikov


 この曲は、プロオケでは2度ほど演奏した事がありますが、実はアマチュアオケの方がこの作曲家を好むような気がします。A.ボロディン交響曲第2番などもそう・・・。何年か前、山形響で演奏したときは永遠のさようならをしたはずだったのに・・・・。思わず再会してしまいました。

 で、練習に参加した3人!私が予想していたよりも何十倍も弾けるんですよ。すみませんなめていました。前の先生がよほど訓練してくれたのかな?かなり見込み有りな感じです。

 気合いを入れすぎないように長い目でやっていこうと思っています。学生達にオーケストラをやっていて良かったぁ~とか社会人になっても続けます。なんて思ってもらえれば先生冥利につきます。

 今からこっちもスコアと格闘して勉強します。

 久しぶりに若い子達と一緒で、少々疲れました。おわり。

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2 コメント

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わかもの (balaine)
2011-04-11 11:28:29
最近のらびおさんは、「若人」とか「若者」という言葉が多い様な。まだまだお若いですよ、私に比べれば。
物事を改革したり前進させるパワーを持っているのは、「よそもの、ばかもの、わかもの」と言われますから、私もらびおさんもそのうち1つか2つは合致している訳で、学生オケと付き合う事で気持ちだけでも「若者」になれるのは良いことではないでしょうか。
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>balaineさん (らびお)
2011-04-11 23:24:22
こんばんは。
いやねぇ~私、昭和のおじさん達につよい憧れをもっていまして、そろそろ自分もおじさんと宣言して良い年代になってきましたので、これからながい中年時代を楽しもうと思っているのです。

大学生達と接していると、若いなぁ~とつくづく思いますよ。
大笑。
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