夜の撮影ツアーシリーズも今回で最後です。最後に撮影に行ったのはこれです。画像を見るとホタルの写真?と思うかもしれませんが、違います。実際光の色が違うでしょ?皆さんには何色に見えますか。この謎の光の正体は実は魚、「光る眼の魚」です!
名前はイセゴイ(イセゴイ科)。実際に眼が光ってる訳ではなく、眼が大きいので光を当てると赤っぽく光るのでこのように見えるようです。生息地は沿岸から浅瀬や川、湖まで上がってくるかと思えば、産卵場所がどういう所なのかも分からず謎だらけの魚なんです。小さい時はウナギのように「葉形仔魚(レプトケパルス)期」をへるのが特徴で、海中で浮遊生活をするのに適した体系なんですが、これからするとどこかの深海で産卵しているのかも知れません。古代から姿が殆ど変わっておらず、酸素が少ない場所でも浮き袋を肺のように使い、空気呼吸ができます。もしかしたら魚が陸に上がろうとしていた進化の様子が、イセゴイを調べる事によって分かるかも知れません。
ターポンの仲間なので海釣りが好きな人には「ナイスファイト」の魚と言う事で人気があります。味は人にって好みが分かれるところなので何とも言えませんが、多くの人は不味いと言ってます(笑)。
#リフトアップ石垣島エコツアー