これ何だか分かりますか?細い糸を何層も重ねたような、織ったような感じで出来ています。手に取って見ても薄い布片と言った感じです。
答えはアシダカグモの卵のうの多分片面です。アシダカグモの仲間はこのような糸で作った円盤状の中に卵を産んで、子グモが孵るまで口に咥え、飲まず食わずで持ち歩くんだそうです。だけど、オイラが見た事があるものは咥えると言うより胴の下に貼り付けてると言った感じに見えます。ちなみに、アシダカグモは元々日本にはいなかったらしく、江戸時代に害虫駆除用に持ち込んだと言う説と、輸入物に紛れて来たと言う説があります。ただし、亜熱帯・熱帯に住むクモとの事なので、沖縄には元からいたんじゃないかと思います。
大きくなると、何とネズミとかまで食べちゃうそうなので、本当に害虫駆除には持ってこいですね。でも家にこのクモがいる方は、餌のゴキブリ等がいると言う事なので、生ゴミの処理をちゃんとするとか、お掃除しましょうね(笑)。あっでも、昆虫学者の話によると、「アシダカグモが2~3匹いるだけで、家にいるゴキブリを半年で食い尽くしてくれる!」、らしいです。だからと言って汚いままにしてると新たなゴキブリがまた外からやって来ますからね!
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