リフトアップ 石垣島 エコツアー OpenPlace2 

沖縄は石垣島から元報道カメラマンが送る、海・空・山、自然が大好きな方へ! ツアー参加は「リフトアップエコツアー」で検索!

石垣島発

2108年05月01日 | 何でも

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☆週刊誌やスポーツ新聞を中心に事件、芸能、スポーツ等を撮影していた元報道カメラマンです。2001年、石垣島に移住してからはネイチャー写真を中心に、ガイドや撮影協力、自然調査などを生業としています。時にはジャーナリストとして今の石垣島の厳しい現実もお見せします。

ツアーに参加したくなった方はリフトアップ・石垣島エコツアーHp からどうぞ!

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☆結構、追記・訂正をしているので再読すると違う事書いてあるかも(笑)。


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バンナ岳 戦争遺跡群 山中のコンクリ壕

2024年11月01日 | 文化・歴史好き!

23日から米軍と自衛隊の日米統合演習「キーン・ソード25」の一環で八重山でも訓練が行われ、与那国島やここ石垣島の新石垣空港でも、自衛隊のV22オスプレイや、米軍の特殊作戦機MC-130が飛来しました。なかでも米海兵隊の高機動ロケット砲システム兵器「ハイマース」が石垣駐屯地で展開されたのは今回初めてです。訓練は台風により(31日は空港閉鎖)早目に引き上げるようですが、民間空港の使用、与那国駐屯地でのオスプレイの事故など、多くの問題を残したままです。

ここ数年の日米のこのような動きや他国の戦争を危惧してか、沖縄本島だけでなく石垣島へも平和学習や自衛隊基地視察、戦跡巡り等で、ずいぶん訪れる方(案内)が増えました。今まで戦争関係で石垣島まで来る人は、取材や元々興味があるような方達だけで、普通の観光客は「石垣島は戦争無かったんでしょ?」と言う人もいるくらいです。ところが最近はその観光ルートの中に「平和祈念館」に行く、という方も増えているんです。海外から「平和ボケした日本人」なんて言われる事もありますが、皆さん(日本人)の関心がそれだけ戦争を身近(危機)に感じるようになって来たのかも知れません。

20数年前、石垣島(沖縄)に移住してから戦争を身近に感じるようになったオイラは、特に「石垣島の戦争」を勉強しながらライフワーク見たいになってしまったのが、言い方があってるかは分かりませんが「メジャーな戦跡」以外を探す事です。これはもう忘れ去られ、藪に埋もれ分からなくなってしまうような心配はまずない、場所がハッキリしてて何なら案内板まで設置されているような戦跡ではなく、その真逆の戦跡を探してGPSで地図に落とし込む、と言う作業です。
当然探すには資料だけでなく、戦争体験者や付近の人への聞き込み調査も必要になって来るので、その時の会話も貴重な資料になります。お年寄りと話すのは戦争の事だけでなく島の色々な話も聞けて、オイラにとっては「凄く面白い!」です。仕事がら話すの全然苦じゃないオイラと、大抵お話し好きのお年寄りの方々、超長話になる事も多々あります(笑)。

前置きが長くなりましたが、今回はバンナ岳(大川山)です。当時バンナ山中にも数多くの壕など軍の施設が築かれました。あの横浜軍事法廷、三大事件の一つとなった「石垣島事件」の現場も、バンナ岳の麓です。
すぐ西隣にある前勢岳にも小島隊高射砲など軍の施設はありましたが、バンナ岳と違い前勢岳は山の反対側などは新川・大川住民がの避難した、民間人が利用した場所でもあります。なので前勢岳の山中や森林公園になっている場所を散策すると、当時の食器や井戸のような跡、薬莢が見つかる事もあります。

戦争遺跡を探す場合、軍の施設はいくつかの資料を見るとある程度の場所は分かるんですが、今回は街から近いと言っても山中なので、民家も畑もなく聞き込みはまず期待出来ません。報告書や本を出したSさんやMさんに聞く事もありますが、山中など調査当時から何十年も訪ねていない場所は記憶が薄れてしまって難しくなります。基本は、長靴履いて鎌持って、あとは現場に行って探すしかない。ある程度目星を付けた場所から進入です!

簡単に書くと、スマホの山地図アプリで地形図を見ながら急斜面を下りて、沢を渡って、斜面に向かって歩いて、斜面に沿ってウロウロしていると、見つけました! 今回は1時間くらいで見つける事が出来ました。いつもこうだと楽なんですが。

森の中に人工物が突如現れると、違和感からなのか少し怖くなります。この時もそうでした。一人で行く事が多いので尚更です。実際にはクロツグの葉などでもっと覆われていたんです。

こちらが全景です。コンクリート製で俯瞰で見ると、/‾‾\ こんな形です。文字化けしないで見れてるかな?
開口部は正面と右側の2ヶ所ですが、左側はイヌビワの根があって分かりません。画像の通り中は全て埋もれていて、余りにもキレイに埋もれているので戦後に埋めたのかも知れません。

向かって右側は石を積んで石垣があったようです。バンナ岳なので地質はフサキ層の粘板岩か千枚岩だと思いますが、いずれにしても脆いので、一人で来ている事もあって無理に土砂を掻き出して中を確認するのは危険だと判断しました。現状維持、いじらないのは保護の基本です。今のところ古い資料にも中の図面は一切出て来ないので残念ながら分からず終いです。

軍の資料は敗戦後に敵国に情報が漏れないよう、焼却処分してしまった物が多く、民間人どころか兵隊さんが日記を書く事も本当は軍の機密情報漏洩になるので禁止です。実際には多くの人が書き残していますが、それは「今日死ぬかもしれない、生きて戻れないかもしれない、戦争の様を残さなければいけない」と言う気持ちが書かずにはいられなかったんだと思います。以前読んだ手記には、「兵舎が空襲にあい爆弾が落ちてくる中、日記だけはと燃え盛る中に飛び込み持ち出した」と書いてありました。それくらい自分が生きた証みたいなもの残したかったのかも知れません。

GPSで落とし込み、撮影も終え、これで完遂。帰ろうかと思ったら、壕の脇から上に向かって何だか人が歩いていたような跡が。画像はありませんが、近くにもう一つ壕がある事は資料を見た時に書いてあったので、もしかしたらそこに繋がるのかな?、と思い斜面を登ろうとしたら崩れて登れません。仕方ないので沢沿いの斜面にそって回り込んで行くと、出ました! 

別の戦跡ではなく、コンクリ壕の裏側でした。貫通していたんですね。反対側にも構造物があるとは認識していなかったのでビックリです。画像右側が裏の出入り口だと思いますが、こちらも既に埋もれています。あとから見つけた資料によると、左のは石灰岩とコンクリートで組んだ「爆風除け」と言う事です。軍の壕の前には結構設置されます。右のは山中にあった岩を積んだだけのような感じでした。

見ての通り画像の真ん中に道が見えます。少し歩いて見ると山中に続いているようなので、他の壕との連絡路かも知れません。次の機会に辿って見るつもりです。表側よりも沢の水量も多く、水には困らなかった事でしょう。ですが、バンナ岳にもマラリアを媒介するハマダラカは当然いたと思うので、そちらの心配の方が大です。オイラもアチコチ刺されながらの撮影でした。

これで現場での作業は多分終わりです。あとは誰が作ったか?、内部構造は? オイラが分かっているだけでバンナ岳には、陸軍特設第4警戒隊、独立歩兵第271大隊、石垣島海軍警備隊が利用していました。しかし今回のコンクリ壕を誰が構築したのかは分からず、これからです。

最後の画像、コンクリ壕のすぐそばで撮影したものです。

「自然豊かな亜熱帯の美しい森」
「鬱蒼としたマラリア地獄のジャングル」

どんな気持ちで見たいですか?
オイラはずっと「平和ボケした日本人」で良いです。

 

#石垣島の戦争 #戦跡 #バンナ岳 #リフトアップ石垣島 

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豊かな自然が残っていないと生きていけない、コブラン

2024年10月20日 | 山が好き!

コブラン(マツバラン網ハナヤスリ科、絶滅危惧I類)、ランと付きますがマツバランなんかと同じシダの仲間です。日本では屋久島、種子島、琉球列島と、小笠原の父島、母島にのみ生息すると言われます。これら島々に共通するのは自然豊かな山や沢があり、島ならではの特異な動植物が多く、同時に「今守らなければ取り返しのつかない事になるギリギリの状態にある島々」と言う事です。

画像を見て「ん、何だこれ、ただのオオタニワタリじゃないか」と思った方、オオタニワタリの葉の間、画像の真ん中を見て下さい。そこにオオタニワタリの葉より細く束になって垂れているのがコブランです。平縮れ麺見たいな葉と、今回の画像では写っていないと思いますが栄養葉の途中から胞子葉がニョキっと出るのが特徴です。

コブランが生きて行くには普通の植物と同じで主に葉の光合成から作られる栄養と、根の部分からは落ち葉とかが菌によって分解発酵された時に出来る養分で生きています。だったら落ち葉が溜まったフカフカの地面に良く育つのか?と思ったらそうではなく、沖縄とかだとオオタニワタリの中心に溜まった落ち葉等の腐食層を利用して生きています。オオタニワタリは他の木の幹に着いている事が多く、場所と落ち葉、葉や幹に付いている菌類なども頂いてるとは思います(もしかしたらオイラが知らないだけで、他にも何か頂いてるかも知れませんし、逆に何かあげているかも知れません)。

オオタニワタリの葉の中心を見ると、落ち葉が沢山溜まっています。これが雨水と菌類等で分解発酵され栄養となります。ですから宿主からは場所は借りていますが栄養は頂いていません。ちなみにガジュマルなど絞め殺しの木と呼ばれる仲間も栄養は奪っていませんよ。

折れたヒカゲヘゴの断面です。中心部はもう無くなっています。この糸が絡まったような部分が細根です。水分もある程度溜めるし、菌類もいるでしょう。この部分を板状にしたのがヘゴ板と言う奴です。最近では生きたヘゴを使うのはあんまり良くないだろう、と言う事で人工のヘゴ板が販売されていますね。

小笠原ではヘゴの細根の部分に根付いて生息しているようですが、あんまり栄養があるような場所に見えないですよね。でも同じマツバラン網のマツバラン(マツバラン科、絶滅危惧種)がヘゴに着いて育っている姿は石垣島でも良く見られます。と言うかウチの庭の鉢植えでも見られますが(笑)。

ヘゴではありませんが、一本の木にオオタニワタリが幾つか着生していました。ハブカズラ、地衣類、コケ等他にも色々付いているでしょう。オオタニワタリの腐食層には他のシダも生えています。温帯地域以上に一本の木に色んな動植物が共生しているのが、亜熱帯・熱帯地域の特徴です。ジャングル感満載でしょ!

 

#腐食層 #コブラン #ヒカゲヘゴ #マツバラン #亜熱帯ジャングル #リフトアップ石垣島

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海岸洞窟 始めて前室から奥に、新たな発見。

2024年10月02日 | 地質好き

気が付けば9月中は一度も書かずに終わっていました。まずいですね。
広告を一切出していないオイラの場合、口コミとブログ等SNSを見て連絡くださる方が殆どなのでちゃんとしないと。その分、ネタは沢山溜まっていますが(笑)。

さて今回は、石垣島の数ある海岸洞窟の一つに久しぶりに行って来ました。その洞窟は簡単に説明すると入って直ぐの空間(前室)と、さらに奥に同じような空間(後室)があります。今までは後室には行かず前室だけで止めていました、だって怖いんだもん。なのに何故奥にも部屋がある事が分かっていたかというと、幾つかある隙間からライトを突っ込んで照らすと奥が見えていたからです。


前室から出入口側を撮影。今回は調査の意味合いもあったので光源と三脚持参(あ、機材の影が!)。

それが今回なぜ後室に行く事になったかと言うと、本当はこの時も前室だけで出るつもりだったんですが、今回お客様としてご依頼下さったM先生に「向こう側にも空間があるんだよ」と言ったら、当たり前のように狭い隙間を這いつくばる様にスススッと入って行ってしまったからです。

「ビックリ!」

一人で行かせる訳にもいかないので急いでオイラもスススッと、めでたく後室初体験~!

オイラの心配をよそにM先生、何をやっているのかというと、こんな奥にヤシガニを見つけて観察していまいた。脚が写っているんですが分からないですよね。ちなみにオイラの存在を全く忘れています。
入って見て分かったんですが、こちら側にも人が通れるかまではまだ分かりませんが、外からの明かりが漏れていた事と、先生の右側(分かる?)に、さらに奥へと続く空間を発見しました。

先生はこの奥にも行こうとするので、ダメダメ!
今回前室だけで出るつもりで、ちゃんとした準備もしてきてないし軽い気持ちで行ってはダメです。
この先はキチンと準備して改めて出直して来ないと。

最後じっくり観察して貰い外に出ましたが、オイラもジックリ撮影出来て良かったです。帰りにはとても楽しかったと言って貰い、あんまり怖いという感覚は無かったようです。むしろドキドキしていたのは、オイラの方(笑)。

洞窟の崩落事故って実際どうなんでしょう? まず地震が考えられるけど、竿根田原洞窟で言うと2万7千年前の骨が見つかっていると言う事は、それだけ崩落せずに残っていた訳で、さらにその洞窟はもっと前に出来て当時の人達が利用した訳ですから、それくらい落盤する確率は低いと言う事になるのかな? あとは天候等気を付けていれば、最終的には運でしょうか? 通り抜け出来る洞窟と言うのは、いざと言う時に安心です。
いずれにしても洞窟の事故が増えているので、軽く考えて入らないで下さいね!

 

#石垣島 #リフトアップ #撮影  

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マヤプシキ、3段階

2024年08月11日 | 何でも

石垣島のマングローブ植物の中でマヤプシキ(標準和名ハマザクロ、ハマザクロ科、絶滅危惧種)というのがあります。八重山が北限の植物で、オイラが最後に確認した記憶では石垣島には多分4本あります。1本はこの画像のですが、残りの3本は何年も確認していなくて、仲間内でも「見に行かないといけないね」と話しています。そういう意味では石垣島のマヤプシキはIランク、「絶滅の危機に瀕している種」です。

見た目はサガリバナやフトモモみたいな花ですね。マヤプシキもフトモモ目だからに似てるのかな。下のはこれから咲きます状態。この時11月後半くらいでしたが、まだまだ蕾があるかと思えば実も見られました。インドネシアでは花の小ピークが3月くらいにもあるそうですが、石垣島のはどうだったかな?

実の形がマヤー(ネコ)のプシキ(ヘソ、尻尾、ヒルギ等)に見える?からマヤプシキと言われています(諸説あり)。子猫のお腹って見るとこんな感じですよね。だからオイラはヘソ派です(笑)。

この中に約300個くらいの種子が入っていて落ちて割けて散らばる、といった感じです。この場所では毎年のように健全にそれが繰り返されているのに、ぜんぜん新たな実生が見られません。オイラ自身ももっと条件が良さそうな所に置いて来た事がありますが、まったく育ってません。ニッパヤシの漂着種子も何個も条件が良さそうな所に置いたり植えたりしましたが、石垣島の自然界ではぜんぜん育ちません。ですが知り合いのガーデンではニッパヤシが育っているそうです。何で?!

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沢沿いトレッキング

2024年08月06日 | 山が好き!

ブログ書かなきゃぁ、と思いながら7月は1つも書いてなかった事に自分で驚きました。怠けすぎ! なので早速先日のお客様と行った時に撮影した画像を載せます。

石垣島は琉球列島の中でも高島(高い山が無い島は低島)で、山があって昔からの生活道が今でも山の中にそこそこ残っています(消えつつある、慣れてないと見えない)。代表的なのがクイツ(越道)ですが、沢沿いなんかはほぼあると言って良いでしょう。今回歩いたのもそんな中の一つです。

八重山では山でも海でも自然と遊ぶ時は長靴が基本なんですが、沢沿いを歩く時、都合良くずっと片側だけで行ける訳ではありません。場合によっては何度も川を渡ります。内地でもそうですが、山歩きや沢歩きを経験した事がない人がこういう場所に行くと、間違いなく道を見失います。そうでなくとも今年も石垣島、相変わらず遭難事故が既に何件か起きてます。内訳は観光客と島に来てまだ間もない移住者です。

さて難しい話はここまで、最初の画像ですがアイフィンガーガエル(アオガエル科)のオタマです。始めに言っておくと今回の画像、全てスマホのカメラです。アイフィンガーのようなウロの中の撮影をする時、上からカメラを構えると当然陰になります。普通のカメラならレンズとLEDライトを一緒に持ってとか、リングライトとか付けて、さらに脚立に乗ったりしながら撮影しないと光が上手く回らないなど、なかなか厳しい条件があったりします。ですがスマホならLEDライトとレンズの位置が近く、レンズが小さいのでその部分だけ穴に合わせ後は画面でピントさえ合わせればOK!。レンズが小さいのでピントも深く、今回はオタマの眼が光って格好良いです (笑)。

同じくスマホで撮影している、お客様のM先生。

先に進むとオレンジ色の丸っこいカニがいました。オカガニの放幼生の観察会をやって間もないので頭がオカガニって思ったんですが、よくよく見たらサワガニ最大種のヤエヤマヤマガニ(サワガニ科)です。このくらい間違うなよって話ですが、一応言い訳すると石垣島に住むオカガニ科の中でもオカガニは結構山奥までいたりします。

サワガニは幼生を海にまで放ちに行く事をやめたカニで、その代わりに大卵少産型と言われ、幼生時代を過ごさず始めから親と同じカニの形をして生まれてきます。そのぶん捕食される確率が低くなると言う訳です。ヨシノボリなど魚の仲間にも同じように大卵型がいて、他に中卵、小卵とか細分化されています。

こんな事をやっているとキリがないんですが、面白くて仕方がありません。

 

#リフトアップ石垣島 #沢歩き #沖縄のカニ #撮影

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ヒメアマ、お子さん集まってました。

2024年06月30日 | 生き物

いつも、「ふわ~ふわ~」と漂ってるヒメアマガエルのおたまが、凄い集まっていました。

もしかしたら、水に浸っていた葉っぱを食べに来ていたんでしょうか? 実はオタマジャクシ、草食だと思われがちですが、基本的になんでも食べます。水に落ちた昆虫や死んだお仲間も・・・、

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ダンゴムシさん、分解中

2024年06月12日 | 生き物

実家に帰省中、駐車場の落ち葉を掃除してたら、葉っぱの下でダンゴムシくん達が集合住宅件、お食事処になっていました。

チョッと時間はかかるけど、こうやって自然に帰って行くんですね。

 

#リフトアップ石垣島

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島の持続的発展を条約・法律から考えよう!

2024年05月31日 | 石垣島の問題

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まだ知らない石垣島2

2024年05月16日 | 地質好き
海岸段丘に沿って調査中、突然出て来た石灰岩の谷。かなり深くて(落差10m位)、「大丈夫かな?」と思いながらも崖下まで降りて行くと、そこは未知のジャングルでした。
 
 
この崖の上から降りて来たわけですが、こうやって見ると結構な高さですね。上の標高が約30mだったので、おそらく数十万年前の海の中で出来た石灰岩で、その頃からここは山からの水が流れ込んでいたんじゃないかと思います。地面を見ると全然植物が生えていない細かい砂が積もった所もあり、今でも雨が降ると水が流れているんだろうなと思います。
草を掻き分け上流側に進んで行くと、何やら穴のような物が見えます。そこに向かってゴツゴツした岩の間を無理やり進んで近付くと、やっぱり! 開口高さ1m位の穴が口を開いていました。

 
画像では大して奥行きがあるようには見えません、実際目の前まで近付いて見てもそう思いました。ですが中に入って見ると中にはそれなりに空間があり、向かって右側は天井2~3m位の小部屋が。左側は最初は暗くて良く見えなかったんですが、目が慣れてくると・・・、
 
 
ご覧の大空間が広がっていました! おそらく洞窟内の空間はこの場所が海水中にあった時に出来た物ではなく、陸に上がってから淡水で溶け出来たものでしょう。もうチョッと詳しく色々撮影したかったんですが、この時は三脚を持って行かなかったので止めておきました。この画像も岩肌に手を押し付け固定し、何とか撮影したものです。最新の手振れ補正なんて無いカメラとレンズですから、これだって頑張ったんですよ(笑)。
 
 
洞窟の中から外を見た様子。
「どこの国?!」、って言うくらいのジャングル感でしょ。
さすが亜熱帯・石垣島!
 
 
洞窟の側は苔生した岩が沢山あります。天から降り注いだ雨水が石灰岩の中に蓄えられ、その水分でこの子達は生きているのです。
 
今回はここまで。
そのうち、もうチョッとジックリ時間を掛けて他にも何か面白い物が無いか? 
洞窟の奥はどうなっているのか?、調査して見たいと思います。
 
 
#リフトアップ石垣島 #海岸段丘 #亜熱帯 #石灰岩 #ジャングル 
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