おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は2012年度中小企業白書 152ページの「後継者に不足している能力」をみましたが、今日は159ページの「後継者に不足している能力」をみます。
経営者が60歳以上の企業について、経常利益が減少傾向にある企業の割合を見ると、おおむね過半の企業が減益傾向にあり、経営において経営者に依存するところが大きいことが分かります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/2d/ddf2eed452978923c4ec6ff4b15c0aa3.jpg)
次に、事業承継時期が0~9年前の企業について、現経営者と先代経営者の関係を示したものを見ると、ほとんどの業種の企業で親族への事業承継の割合が高くなっていることが分かります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/b9/e44f5b06e8dd7ffcaa4b24ff274f1097.jpg)
この2つの図の相関関係は、特に、宿泊業、飲食サービス業や卸売業、小売業では、親族への事業承継の割合が高く、かつ、減益傾向の企業が6割前後と高くなっており、経営において経営者に依存するところが大きいと考えられます。
「父ちゃん・母ちゃん・婆ちゃん」や「爺ちゃん・婆ちゃん・母ちゃん」など家族で経営することを三ちゃん経営と呼ばれます。
経営者の老化は顧客の老化となり消費の減少が収益悪化を招いていると構造は単純ですが、これを改善するには本来は経営者交代の準備をしなくてはならないのですが、それは具体的にどのようなことでしょうか。明日、見ていきます!
昨日は2012年度中小企業白書 152ページの「後継者に不足している能力」をみましたが、今日は159ページの「後継者に不足している能力」をみます。
経営者が60歳以上の企業について、経常利益が減少傾向にある企業の割合を見ると、おおむね過半の企業が減益傾向にあり、経営において経営者に依存するところが大きいことが分かります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/2d/ddf2eed452978923c4ec6ff4b15c0aa3.jpg)
次に、事業承継時期が0~9年前の企業について、現経営者と先代経営者の関係を示したものを見ると、ほとんどの業種の企業で親族への事業承継の割合が高くなっていることが分かります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/b9/e44f5b06e8dd7ffcaa4b24ff274f1097.jpg)
この2つの図の相関関係は、特に、宿泊業、飲食サービス業や卸売業、小売業では、親族への事業承継の割合が高く、かつ、減益傾向の企業が6割前後と高くなっており、経営において経営者に依存するところが大きいと考えられます。
「父ちゃん・母ちゃん・婆ちゃん」や「爺ちゃん・婆ちゃん・母ちゃん」など家族で経営することを三ちゃん経営と呼ばれます。
経営者の老化は顧客の老化となり消費の減少が収益悪化を招いていると構造は単純ですが、これを改善するには本来は経営者交代の準備をしなくてはならないのですが、それは具体的にどのようなことでしょうか。明日、見ていきます!