だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

ドン・キホーテの旅は、続く…

2008-03-30 20:01:19 | 演劇
戦争映画「トブルク戦線」(66)、恋愛映画「ある愛の詩」(70)、コメディ・パニック映画「大陸横断超特急」(76)、ゲイ映画「メーキング・ラブ」(82)、伝記映画「夢を生きた男/ザ・ベーブ」(91)…といろいろなジャンルの映画を器用に演出する、アーサー・ヒラー監督。。96年から最新作はありませんが、楽しませてくれました。(1923年生まれ)

監督の代表作のひとつに、ミュージカル映画「ラ・マンチャの男」(72)があります。デール・ワッサーマンの脚本による舞台劇を映画化。主演は、ピーター・オトゥールのドン・キホーテ、ソフィア・ローレンのアルドンサ、ジェームズ・ココのサンチョ・パンザでした。

当時のオトゥールは40歳で主演作品が続き、乗りに乗っていました。オトゥール・ファンの私は演劇ファンでもありますので、大いに堪能しました。オリジナルの舞台公演は、1965年ブロードウェイで初演。5年6ヶ月ロングランを記録しています。作詞は、ジョオ・ダリオン、音楽ミッチ・リー。

1966年のトニー賞5部門受賞、ニューヨーク演劇批評家賞、トニー賞国際特別賞受賞という、輝かしい受賞歴を持つ名作です。日本での公演は、1969年帝国劇場での市川染五郎主演が初演。1970年にはNYブロードウェイでの公演も実現。1981年九代目松本幸四郎を襲名後も、繰り返し、繰り返し上演されています。

今年25回目の上演となる、『ラ・マンチャの男』。今までの何度となく見ていますが、またまた行きます。なんでも幸四郎さんが演じる、ドン・キホーテは累計1121回になるのだそう。す、すごい!初演の頃のアルドンサ役は、草笛光子さん、浜木綿子さん、西尾美栄子さん。

その後も上月晃さん(ゴンちゃん)、鳳蘭さん(ツレちゃん)と元宝塚スターが手堅く務めていました。2002年から次女松たか子さんがアントニア役から、アルドンサ役に。一時期、長女の松本紀保さんがアントニア役の時もありましたっけ。残念なのは、牢名主役の上条恒彦さんが病気休演。また次回公演で、名演を拝見したいです。

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2 コメント

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観ました! (かつらぎ もえ)
2008-04-01 17:28:56
ご無沙汰しております。

私も『ドン・キホーテ』をかなり前に観ました。
アルドンサ役は上月晃でしたね。

松 たか子は、本当にお嬢さん然とした人と思いきや、汚れ役をしっかり演じていて、すっかりはまり役になったようですね。

また、ぜひ、観にいきたいです!
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ぜひぜひ! (linlilin)
2008-04-01 21:01:36
もえさま!こんにちは。いつもお元気そうですね。
かなり前にご覧になったそうですが、私もゴンちゃん、ツレちゃん、松さんと何度か見ています。初めは、自分の娘と共演するなんて…と思ったりもしましたが。
幸四郎さんのミュージカルは、やはり素晴らしいです。ぜひ、見に行きましょう♪
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