2093年、衛星LV-223で何が？

ウェイランド社は、リドリー・スコット監督「エイリアン」（７９）で貨物船ノストロモ号を所有する巨大企業。異星人からのコンタクトで降り立ったのは、惑星ＬＶ－４２６でした。未知なるものとの遭遇…

リプリー（シガニー・ウィーバー）たち乗組員を恐怖のどん底に陥れたのが、ウェイランド社のアンドロイド：アッシュ（イアン・ホルム）でした。Ｈ・Ｒ・ギーガーの生み出したエイリアンは、想像を絶しました。

２作目のジェームズ・キャメロン監督「エイリアン２」（８６）では、リプリーは宇宙海兵隊の宇宙船スラコ号で植民地となったＬＶ－４２６へ。小隊の伍長ドウェイン・ヒックスは、マイケル・ビーン。

そしてアンドロイド：ビショップには、ランス・ヘンリクセン。３作目デヴィッド・フィンチャー監督「エイリアン３」（９２）にも登場するビショップ。宇宙の流刑惑星フィオリーナ１６１を舞台にしています。

ジャン＝ピエール・ジュネ監督「エイリアン４」（９７）では、ウェイランド社は経営破綻し登場しません。ポール・Ｗ・Ｓ・アンダーソン監督「エイリアンＶＳ. プレデター」（０４）では、ウェイランド社長が登場。

それがチャールズ・ビショップ・ウェイランド（ランス・ヘンリクセン）。そう！アンドロイド：ビショップのモデルですね。７９年の「エイリアン」を見た時の恐怖と衝撃。こ、怖かった…。そして魅了されました。

「エイリアン」で乗組員たちがＬＶ－４２６で見た、巨大な宇宙船と化石となった宇宙人。驚異でした。いったい何が…。３３年の時を経て、その疑問が解決されるかも。…と期待しているんですけど。

スコット監督が「エイリアン」の前日譚となる「プロメテウス」（１２）を発表！プロメテウスとは、ギリシア神話ティタン（巨人神）族の１人。２０８９年、古代文明に共通する星図を発見したのは…

考古学者エリザベス·ショウ（ノオミ・ラパス）とチャーリー·ホロウェイ（ローガン・マーシャル＝グリーン）。宇宙船プロメテウス号の調査チームは、ウェイランド・コーポレーション選抜の科学者たち。

船の監督官メレディス・ヴィッカーズ（シャーリーズ・セロン）、アンドロイド：デヴィッド（マイケル・ファスベンダー）、キャプテン・ジャネク（イドリス・エルバ）、ピーター・ウェイランド（ガイ・ピアース）。待ちきれません！