だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

空飛ぶ、フランコ♪

2007-10-23 21:55:17 | 映画
ニコラス・ケイジが初監督した「SONNY ソニー」(02)は、04年の公開まで2年かかりました。初監督というだけでは、さすがの人気スターでも難しいといういい例です。主演のジェームズ・フランコは、それまでもTVやTVMで活躍していたのですが、やっぱりロバート・デ・ニーロの息子を演じた「容疑者」(02)が、転機。

この映画で事件の容疑者として、苦悩する青年を美しく演じて、私に強く印象付けました。実は彼は同じ年の「スパイダーマン」(02)の方が公開が先で、日本の映画ファンには、“グリーン・ゴブリン”の息子ハリー・オズボーンとして知名度を上げました。

でも「容疑者」「ソニー」と出演作が公開され、『アメコミよりイイ!』と納得。(マグワイアもだけど、演技派なんだからアメコミはやめようよ)ロバート・アルトマン監督の「バレエ・カンパニー」(03)にも出演。ロマンチックな顔を活かして、「トリスタンとイゾルデ」(06)にも主演。良かった♪

なんとなくクラシックな顔だなぁ~と思っていたら、ぴったりの映画がやってきました!「FLYBOYS フライボーイズ」(06)です。監督は、かつて俳優、「マイ・ボディガード」(80)で初監督、「母の贈りもの」や「忘れられない人」(93)など私のお気に入り映画も監督した、トニー・ビル。

1916年、第一次世界大戦。まだアメリカが、ヨーロッパの連合軍に加わっていない時の物語。海を越え、フランス空軍に志願兵として参加したアメリカ人の若者たち。彼らが結成した“ラファイエット戦闘機隊”は、アメリカ人として史上初の戦闘機パイロットだったのです。映画の見どころは、複葉機で空中を縦横無尽に飛び交うシーン。

当時の空軍は、こんな闘い方をしたんだぁ~と見る者を興奮、感嘆させること請け合い!この迫力満点の戦闘シーンを見ると、古くは「空軍大戦略」(69)や最近では「アビエイター」(04)なんかを思い出します。もっとあるけど…。映画では現存する機を博物館から運び、レプリカを作ったそうな。

司令官セノール大佐に、ジャン・レノ。フランス人女性ルシエンヌには、ジェニファー・デッカー。クラシックなジェームズ・フランコの美青年ぶりを堪能できそう~♪わくわく。

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