だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

湖水地方のうさぎさん

2007-08-02 21:45:05 | 映画
私の友人に“ピーター・ラビット”の大ファンがいまして、福音館書店の絵本はもちろん、ピーター・ラビット関係のものなら、何でも買ってしまう人です。そんな人はたくさんいますよね~。私も猫好きなので、猫グッズには弱いですもん。ニャォ~ン!

“ピーター・ラビット”の作者、ビアトリクス・ポター。彼女の物語が映画になりました。「ミス・ポター」(06)。監督は、大ヒットしたオーストリア映画「べイブ」(95)のクリス・ヌーナン。かわいい子ブタの次は、かわいいうさぎのお話。これが劇場用映画2作目になります。

時は、20世紀になったばかりの1902年。自然に恵まれ、美しい景色に彩られたイギリスの湖水地方が舞台。世紀は変わっても、上流階級の女性が仕事を持つなど許されない、ヴィクトリア朝時代のまま。ビアトリクス(レニー・ゼルウィガー)は、幼い頃から作家になることを夢見てきました。

親からの縁談を断り、32歳になっていまだに独身。いつか大好きな動物たちの絵と物語を綴る…。そんな夢がついに叶うことになるのです。作品を持ち込んだウォーン社のノーマン(ユアン・マクレガー)が、ビアトリクスの才能を認め、絵本の出版を決めたのでした。

ビアトリクスとノーマンは、ごく自然に恋に落ちます。ノーマンの母親と知り合い、独身で個性的な姉ミリー(エミリー・ワトソン)と親友となり、何より自分の良き理解者であるノーマンのおかげで、幸せいっぱい。青い上着をはおったうさぎのピーターの物語は、たちまちベストセラーに!

“ピーター・ラビット”の誕生と作者のビアトリクスの人生。いままで詳しくは知らなかった物語を、レニーとユアンの魅力的な俳優と、アニメで登場のピーターやいとこのベンジャミンバニー、子猫のトム、あひるのジマイマ、リスのナトキンたちが、教えてくれます。湖水地方でのロケも楽しみですね~。見ましょう!

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