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製作・脚本・監督ジョン・ウー。「ウインドトーカーズ」(02)「ペイチェック 消された記憶」(03)以来、久々の監督作品で、しかもアメリカ・中国・日本・台湾・韓国の合作。145分の歴史劇。舞台は“三国志”の中の物語“赤壁”。
「レッドクリフ」(08)は、中国が国家プロジェクトして取り組み、監督自身が10億もの私財を注ぎ込んで追加撮影までしたという超大作。18年来、この映画への構想を練って来たという監督の情熱溢れる映画です。
三国志はとても壮大な物語で、未読の私には全容を語ることはできませんが、川本喜八郎創作のNHK人形劇『三国志』(1982~84年)や、横山光輝作のまんが『三国志』などで少しは親しんでいました。小説には、吉川英治、柴田錬三郎、陳舜臣、北方謙三作品など多数あり。
西暦208年。丞相(じょうしょう:現在の首相)の位についた曹操(チャン・フォンイー)は、巨大な帝国の支配者。西への勢力を伸ばすため、数々の戦いを制してきました。戦艦2000隻、兵士80万人。圧倒的な兵力にも関わらず、降伏を拒むのは劉備(ユウ・ヨン)と孫権(チャン・チェン)。
連合軍を組む2人には、それぞれ優秀な人材がいました。孫権軍には、人徳の司令官・周瑜(トニー・レオン)が。劉備軍には、知略の軍師・諸葛孔明(金城武)が。両軍の総力は、兵士わずか5万人。いかにして80万の曹操軍と戦うのか?
予告編で見ても分かるように、その凄まじい“赤壁の戦い”のシーンには思わず絶句…。すごい。製作費100億円の威力!?それにしても、ジョン・ウーらしいキャスティングにうれしくなってしまいます。
トニー・レオンは、「ワイルド・ブリット」(90)「ハード・ボイルド/新・男たちの挽歌」(92)に続く3作目のジョン・ウー作品主演。金城武とは、「傷だらけの男たち」(06)に続く共演。チャン・フォンイーは、「さらば、わが愛/覇王別姫」(93)や「始皇帝暗殺」(98)に出演。
他に周瑜の臣下:甘興(かんこう)に日本から、 中村獅童。周瑜の妻:小喬(しょうきょう)に、台湾のリン・チーリン。また孫権の妹:尚香(しょうこう)に、中国のヴィッキー・チャオ。劉備軍の名将:関羽に、モンゴルのバーサンジャプ。そして豪傑:張飛に、中国のザン・ジンシェン。
ハリウッド映画ではない、ジョン・ウー作品。期待は高まります!
「レッドクリフ」(08)は、中国が国家プロジェクトして取り組み、監督自身が10億もの私財を注ぎ込んで追加撮影までしたという超大作。18年来、この映画への構想を練って来たという監督の情熱溢れる映画です。
三国志はとても壮大な物語で、未読の私には全容を語ることはできませんが、川本喜八郎創作のNHK人形劇『三国志』(1982~84年)や、横山光輝作のまんが『三国志』などで少しは親しんでいました。小説には、吉川英治、柴田錬三郎、陳舜臣、北方謙三作品など多数あり。
西暦208年。丞相(じょうしょう:現在の首相)の位についた曹操(チャン・フォンイー)は、巨大な帝国の支配者。西への勢力を伸ばすため、数々の戦いを制してきました。戦艦2000隻、兵士80万人。圧倒的な兵力にも関わらず、降伏を拒むのは劉備(ユウ・ヨン)と孫権(チャン・チェン)。
連合軍を組む2人には、それぞれ優秀な人材がいました。孫権軍には、人徳の司令官・周瑜(トニー・レオン)が。劉備軍には、知略の軍師・諸葛孔明(金城武)が。両軍の総力は、兵士わずか5万人。いかにして80万の曹操軍と戦うのか?
予告編で見ても分かるように、その凄まじい“赤壁の戦い”のシーンには思わず絶句…。すごい。製作費100億円の威力!?それにしても、ジョン・ウーらしいキャスティングにうれしくなってしまいます。
トニー・レオンは、「ワイルド・ブリット」(90)「ハード・ボイルド/新・男たちの挽歌」(92)に続く3作目のジョン・ウー作品主演。金城武とは、「傷だらけの男たち」(06)に続く共演。チャン・フォンイーは、「さらば、わが愛/覇王別姫」(93)や「始皇帝暗殺」(98)に出演。
他に周瑜の臣下:甘興(かんこう)に日本から、 中村獅童。周瑜の妻:小喬(しょうきょう)に、台湾のリン・チーリン。また孫権の妹:尚香(しょうこう)に、中国のヴィッキー・チャオ。劉備軍の名将:関羽に、モンゴルのバーサンジャプ。そして豪傑:張飛に、中国のザン・ジンシェン。
ハリウッド映画ではない、ジョン・ウー作品。期待は高まります!
本で読んだのですが、あまりに壮大な内容で、一回読んだくらいでは登場人物すら覚えられませんでした・・・
『赤壁の戦い』を取り上げたこの作品、中国人の監督さんの視点で描かれているところがミソですね。
しかも日本人を起用してもらって、なんだかうれしいです!
いまから楽しみにしています
トニー・レオンは、すごく素敵な俳優さん。金城さんも日本でも人気だし、この映画はお勧めです。
原作で見るか、俳優で見るか、監督で見るか、映像で見るか…。楽しみですね~!