だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

シンチー、初のSF超大作?

2008-06-03 20:58:32 | 映画
かつて、本気で広東語を勉強しようかと思ったことがあります。大昔。香港映画の魅力に虜になった時です。でも、語学にセンスのないことを知っているので、やめました。ジャッキー・チェンやチョウ・ユンファ、レスリー・チョン、ダニー・リー、トニー・レオン、アンディ・ラウ…。

広東語独特の響きが、心地良いんですよね~。北京語とはやはり一味、違います。最近ではチャウ・シンチーの映画で楽しんでいます。シンチー映画は、ホントおもしろい!「食神」(96)「喜劇王」(99)「少林サッカー」(01)「カンフーハッスル」(04)などなど。

最新作がやって来ます!「ミラクル7号」(08)です。監督・脚本・主演はもちろん、チャウ・シンチー。今度のお話は、SF!シンチー版「E.T.」?そうなんです、シンチーは実はスティーヴン・スピルバーグをリスペクトしているんですって。(そうなんだ…)

工事現場で働くチィー(シンチー)と小学生のディッキー(シュー・チャオ)。早くに母親を亡くし、今時珍しいほどの超ビンボーな父子なんです。ディッキーは、あまりのビンボーぶりに同級生にいじめらる毎日…。

学のないチィーは、せめて息子には名門校に通わせようと必死で働いています。ある日、いつものようにゴミ捨て場にやって来たチィーは、不思議な物体を発見!ホントは息子のために、穴の空いてないスニーカーが欲しかったんですが…。

その物体は、宇宙からやって来た“地球外生命体”!?“ミラクル7号”(呼び名はナナちゃん)と名付けた緑色の物体は、いったいナニ?地球にナニしに来たの?超ビンボー親子はどうなるの?

料理界から追放された料理人、エキストラにもなれない売れない役者、カンフーするサッカー選手、カンフーするチンピラといつも負け犬を演じてきたシンチー。でも笑いとブラックなユーモアとしんみりは、お約束。

息子のディッキーを演じるのは、実は女の子。1万人の中から選んだシンチーは、彼女を『チャウ・シンチーの後継者』と呼んでるそうな。主役は彼女かも。そうそう、シンチーは彼女を養女にしたんですって!ホントの話。

ナナちゃんもかわいいから、見に行かなくっちゃ!

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ロシアの前衛美術 | トップ | フリードキンのBUG »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

映画」カテゴリの最新記事