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「ぼくの大切なともだち」(06)で、映画ファンを笑いと涙とで楽しませてくれたダニエル・オートゥイユ。このブログでご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、私はフランス映画をほとんど見ていない時が、かなりありました。最近ですね、気になる作品を見始めたのは…。
かつてアラン・ドロンやジャン・ポール・ベルモンドの時代、見ていたんですけど…。オートゥイユの最新作も気になっています。「画家と庭師とカンパーニュ」(07)は、画家で、写真家で、大学教授で、エッセイストで、小説家のアンリ・クエコ著『私の庭師との対話』を映画化。自伝的小説ですね。
画家(ダニエル・オートゥイユ)は、都会の生活や家族との関係に疲れ、自分を取り戻すために生まれ故郷のカンパーニュに帰って来ます。何年も放置され、荒れ果てた庭を手入れするためにやって来たのは、小学校時代の幼なじみの庭師(ジャン=ピエール・ダルッサン)でした。
偶然の再会。悪ふざけをして遊んだ友人は、地元を離れることなく、国鉄に勤務し退職後、庭師の仕事に就いたのでした。花や野菜、果物を育て、妻との自給自足の暮らしを送っています。
美しい自然の中。それはまばゆい新緑、さわやかなそよ風、小鳥のさえずり、夕立後の土のにおい、立ちこめる霧、色鮮やかな野菜の色…など、2人はお互いを懐かしみ、慈しみ、お互いの人生を語り合うのでした。
お互いを“キャンバス”(画家)、“ジャルダン”(庭師)と呼び合い、日々を過ごしていく2人。しかし、別れの時は近づいてきます…。監督は、「クリクリのいた夏」(99)や「ピエロの赤い鼻」(03)のジャン・ベッケル。
スローライフ(自分の価値を発揮し充実感の高いライフスタイル)や、ロハス(健康で持続可能な社会を志向するライフスタイル)という言葉はよく聞きますが、この映画はそれだけではない、豊かな人生の価値観を教えてくれます。
自分の人生の最後の時をどうやって過ごすか…、本当の幸せとはなんなのか…、きっと劇場を出た時に、そんなことを考えさせてくれる映画です。カンパーニュとは、田舎のこと。都会では実感できないのかしらんと、思ってしまう私です。
かつてアラン・ドロンやジャン・ポール・ベルモンドの時代、見ていたんですけど…。オートゥイユの最新作も気になっています。「画家と庭師とカンパーニュ」(07)は、画家で、写真家で、大学教授で、エッセイストで、小説家のアンリ・クエコ著『私の庭師との対話』を映画化。自伝的小説ですね。
画家(ダニエル・オートゥイユ)は、都会の生活や家族との関係に疲れ、自分を取り戻すために生まれ故郷のカンパーニュに帰って来ます。何年も放置され、荒れ果てた庭を手入れするためにやって来たのは、小学校時代の幼なじみの庭師(ジャン=ピエール・ダルッサン)でした。
偶然の再会。悪ふざけをして遊んだ友人は、地元を離れることなく、国鉄に勤務し退職後、庭師の仕事に就いたのでした。花や野菜、果物を育て、妻との自給自足の暮らしを送っています。
美しい自然の中。それはまばゆい新緑、さわやかなそよ風、小鳥のさえずり、夕立後の土のにおい、立ちこめる霧、色鮮やかな野菜の色…など、2人はお互いを懐かしみ、慈しみ、お互いの人生を語り合うのでした。
お互いを“キャンバス”(画家)、“ジャルダン”(庭師)と呼び合い、日々を過ごしていく2人。しかし、別れの時は近づいてきます…。監督は、「クリクリのいた夏」(99)や「ピエロの赤い鼻」(03)のジャン・ベッケル。
スローライフ(自分の価値を発揮し充実感の高いライフスタイル)や、ロハス(健康で持続可能な社会を志向するライフスタイル)という言葉はよく聞きますが、この映画はそれだけではない、豊かな人生の価値観を教えてくれます。
自分の人生の最後の時をどうやって過ごすか…、本当の幸せとはなんなのか…、きっと劇場を出た時に、そんなことを考えさせてくれる映画です。カンパーニュとは、田舎のこと。都会では実感できないのかしらんと、思ってしまう私です。
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