だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

見たことのある映画?

2007-02-16 21:20:13 | 映画
“デジャヴ”とは、一般的に“既視感”(きしかん)と言われています。そう、『確かどこかで…、過去に体験したような…、ここに来たことがある…、見たことがある…』などの実際には未体験なのにも関わらず、記憶しているように感じてしまう現象ですね。

“デジャヴ”というと、大好きなテリー・ギリアム監督の「12モンキーズ」(95)を思い出します。この映画は、フランスのクリス・マルケル監督の短編映画、「ラ・ジュテ」(62)を元に製作された作品で、日本でも大ヒット。私のお気に入りです。

主演のコール(ブルース・ウイリス)が何度も繰り返し見る“夢”が、デジャヴとして物語の鍵となっていました。本編の謎がジグソー・パズルのピースのようで、ラストシーンでピタッとはまる心地良さ!『そうだったのか!』という思わせる、監督の演出のうまさにホレボレ♪

さて、まさに「デジャヴ」というタイトルの映画が、やって来ます。監督は、トニー・スコット!製作は、ジェリー・ブラッカイマー。これはすごい組み合わせ。なかなか。出演者もなかなか。デンゼル・ワシントン、ヴァル・キルマー、ジム・カヴィーゼル、アダム・ゴールドバーグ、ブルース・グリーンウッド。おっ、久々にマット・クレイヴンも。

女優陣は、「最後の恋のはじめ方」(05)のポーラ・パットン。「バベル」(06)にも出てる、ダコタの妹エル・ファニング。←最近、よく名前を目にします。姉妹で名子役なのね。

特別捜査官のダグ・カーリン(ワシントン)は、543名の犠牲者を出したフェリー爆破事件を担当。事件の手がかりを握っていると見られる、1人の女性クレア・クチヴァー(パットン)の遺体を発見。その瞬間、『私は彼女を知っている…』という“デジャヴ”に襲われます。

政府が極秘裏に開発した“タイム・ウィンドウ”と呼ばれる映像装置。ダグはその装置で、[4日と6時間前]のクレアを見たのです。やがてクレアに惹かれていき、なんとか彼女を助けたいと願うようになるのでした。果たして?

どうやら、心理的な“デジャヴ”というより機械的な“デジャヴ”の感あり、ですね?それって“タイムマシン”?どうなってるの?知りたい。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 夜の博物館に行こう! | トップ | 孔雀が羽根を広げる時… »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

映画」カテゴリの最新記事