だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

パールとカメリア

2009-08-05 21:57:48 | 映画
ブロードウェイミュージカル「COCO」。ル・テアトル銀座で7月6日~20日まで、鳳蘭主演で上演されました。この作品、1969年キャサリン・ヘップバーンがココを演じ、トニー賞2部門を受賞しましたがあまりに印象が強く、以来40年間再演されなかったそうです。

鳳蘭は、元宝塚星組のトップスター。後輩で月組のトップスターだった大地真央が、新橋演舞場で7月3日から27日まで上演したのが、「ガブリエル・シャネル」。奇しくも同時期に上演されたシャネルの人生の舞台。

シャーリー・マクレーン主演の「ココ・シャネル」(09)も、もうすぐ公開。楽しみです。そしてもう1本、シャネルの映画が公開されます。「アメリ」(01)「ダ・ヴィンチ・コード」(06)のオドレィ・トトゥ主演の「ココ・アヴァン・シャネル」(09)です。

ちなみに“アヴァン”は、“アヴァンギャルド”と同意で、フランス語の前衛部隊のことで転じて前衛芸術、または前衛美術のこと。最先端の芸術家のことですね。シャネルの本名は、ガブリエル。ココは愛称。かわいいですね。

映画の原作は、エドモンド・シャルル=ルー著『シャネル ザ・ファッション』。監督・脚本は、「ドライ・クリーニング」(97)「恍惚」(03)のアンヌ・フォンテーヌ。物語は伝記なので「ココ・シャネル」とあまり変わらないはずですが、ここではシャネルの生み出したファッションについて。

生涯の恋人、イギリス人青年実業家アーサー・“ボーイ”・カペルからは、彼のスラックスやパジャマ、麦わらのカンカン帽、ジャケットなどを借りていたそう。シャネルのファッションの原点ですね。1919年、カペルは事故死。

ロシアのドミトリー・パヴロヴィチ大公からは、ロシアの刺繍やビーズ飾りのついたチュニック風伝統的民族衣装“ルバシカ”やファー付きのコートなどを。イギリスのウェストミンスター公爵からは、セーリング用のジャンパーや金ボタン、白いカフス、ツィードのジャケットなどを、

シャネルと言えば、パールのネックレスやカメリア(椿)のコサージュ。映画の中でも、ファッションに釘付けになりそう~。

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