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神田神保町にある“岩波ホール”は、今年開館40周年(1968年2月9日)を迎えました。今ではよく見かける“ミニシアター”の先駆けとして、日本で初めて各回完全入れ替え制/定員制を実施、 予告編上映の際に企業コマーシャルを流さない、予告された上映期間の途中打ち切りを行わないと、独自のルールを決めています。
“エキプ・ド・シネマの会”という会員制度もあり、会員の方もいらっしゃるでしょう。残念なことに、私はほんの数回しか行ったことがありません。でも上映される映画のラインナップは、いつも気にしています。この映画のポスターを見た時も、ドキッとしました。きれいですね~。
「ランジェ公爵夫人」(07)は、19世紀(1799~1850)フランスの小説家オノレ・ド・バルザックの作品を映画化しています。私の知っているバルザックの作品で映画化されたのは、「従妹ベット」(98)だけ。しかも今はじめて、バルザックだったと思い出した次第。有名な作家なんですけど…。
「従妹ベット」は、後に「クイルズ」(00)を製作総指揮したデス・マッカナフ初監督作品で、ジェシカ・ラング、エリザベス・シュー、ボブ・ホスキンス主演の復讐劇でした。そして「ランジェ公爵夫人」も、やはり人の心をもてあそぶ人間ドラマなのです。
19世紀初頭のパリ貴族社会。社交界の華、気高きアントワネット・ド・ランジェ公爵夫人(ジャンヌ・バリバール)は、舞踏会でナポレオン軍の英雄アルマン・モンリヴォー将軍(ギョーム・ドパルデュー)と出会います。モンリヴォー将軍に興味を抱いた公爵夫人は、彼を自宅に招きもてなします。
侯爵夫人に激しい恋心を抱くモンリヴォー。しかし、公爵夫人は思わせぶりに彼を翻弄…。こうして2人の恋の駆け引きが始まることになるのです。貴族社会の華やかな衣装や美術、蝋燭の灯の自然光での撮影…と当時を忠実に再現。ちなみに監督は、「美しき諍い女」(91)のジャック・リヴェット。←これもバルザック原作でした。
ギョーム・ドパルデューはご存知のように、ジェラール・ドパルデューの息子。1996年バイク事故で右足を負傷。この際細菌に感染し、03年5月右足を切断。この作品で見事復帰を果たしたのでした。知りませんでした。素晴らしいですね。
“エキプ・ド・シネマの会”という会員制度もあり、会員の方もいらっしゃるでしょう。残念なことに、私はほんの数回しか行ったことがありません。でも上映される映画のラインナップは、いつも気にしています。この映画のポスターを見た時も、ドキッとしました。きれいですね~。
「ランジェ公爵夫人」(07)は、19世紀(1799~1850)フランスの小説家オノレ・ド・バルザックの作品を映画化しています。私の知っているバルザックの作品で映画化されたのは、「従妹ベット」(98)だけ。しかも今はじめて、バルザックだったと思い出した次第。有名な作家なんですけど…。
「従妹ベット」は、後に「クイルズ」(00)を製作総指揮したデス・マッカナフ初監督作品で、ジェシカ・ラング、エリザベス・シュー、ボブ・ホスキンス主演の復讐劇でした。そして「ランジェ公爵夫人」も、やはり人の心をもてあそぶ人間ドラマなのです。
19世紀初頭のパリ貴族社会。社交界の華、気高きアントワネット・ド・ランジェ公爵夫人(ジャンヌ・バリバール)は、舞踏会でナポレオン軍の英雄アルマン・モンリヴォー将軍(ギョーム・ドパルデュー)と出会います。モンリヴォー将軍に興味を抱いた公爵夫人は、彼を自宅に招きもてなします。
侯爵夫人に激しい恋心を抱くモンリヴォー。しかし、公爵夫人は思わせぶりに彼を翻弄…。こうして2人の恋の駆け引きが始まることになるのです。貴族社会の華やかな衣装や美術、蝋燭の灯の自然光での撮影…と当時を忠実に再現。ちなみに監督は、「美しき諍い女」(91)のジャック・リヴェット。←これもバルザック原作でした。
ギョーム・ドパルデューはご存知のように、ジェラール・ドパルデューの息子。1996年バイク事故で右足を負傷。この際細菌に感染し、03年5月右足を切断。この作品で見事復帰を果たしたのでした。知りませんでした。素晴らしいですね。
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