だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

100万年より、1万年?

2008-03-22 20:44:14 | 映画
1966年。映画大好きの私は、片っ端から見まくっていました。レイ・ハリーハウゼン製作&特撮の「アルゴ探検隊の大冒険」(63)のドン・チャフィ監督作品に「恐竜100万年」(66)があります。「ミクロの決死圏」(66)で輝いていた、ラクエル・ウェルチ主演の映画でした。

超グラマラスなボディに男性ファンがクラクラするのは、よくわかりますが生憎私は、特撮のレイ・ハリーハウゼンの方にときめいていました。プテラノドン、トリケラトプス、ケラトサウルス、アルケロン、ブロントザウルス、アロサウルス、ティラノサウルスなどなど。恐竜好きにも、たまりませ~ん。

しかし、スティーヴン・スピルバーグの「ジュラシック・パーク」(93)の登場で、ハリーハウゼンの“ストップモーション・アニメーション”は進化を続ける“CG”に取って代わられた感があります。ハリーハウゼンの創り出したユニークさは、リアルさに変わりました。(もちろん、これも良し!です)

紀元前1万年」(08)は、「インデペンデンス・デイ」(96)「GODZILLA」(98)「デイ・アフター・トゥモロー」(04)のローランド・エメリッヒ監督最新作。これらの作品からも、わかるように今度の映画も、大規模な映画に仕上がっています。どんなにすごいかというと、構想15年、過去のピラミッドを再現した映画史上最大規模のセットに現れています。

そして、マンモスの毛筋1本1本を表現するCG技術。プロダクションデザインは、「ロード・オブ・ウォー」(05)のジャン=ヴァンサン・プゾス。時は紀元前1万年、人間も野獣も自然のままに暮らす時代。マンモスが闊歩し、獰猛な肉食動物と闘いながら旅をする青年(スティーヴン・ストレイト)。

彼の目的は、悪な帝王によって捕われの身となっている愛する人(カミーラ・ベル)を救うこと、失われた文明を探すこと。共演者に、オマー・シャリフの名前が!ニュージーランド、南アフリカ、ナミビアの三ヶ国で撮影を行ったという、見たこともない“過去”へ行ってみませんか?

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