だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

グレッチェンにゾッコン!

2007-12-20 21:06:04 | 映画
お正月映画が次々に公開され、見たい映画がいっ~ぱい♪スケジュールをにらみながら、いつ何を見ようかなと決めるのはうれしもの。とはいえ、たくさんありすぎて結構困ったりして…。この映画も絶対見る(!)1本です。

ベティ・ペイジ」(05)。公開に時間がかかったのは、なぜかしらん。こんなに魅力的な映画なのに。タイトルのベティ・ペイジとは、50年代アメリカで永遠のピンナップ・ガールとなった女性のこと。1923年4月22日テネシー州ナッシュビル生まれのベティ(グレッチェン・モル)は、敬虔なクリスチャンの家で育ちました。

やがて目指していた大学進学を断念し、恋人のビリー・ニール(ノーマン・リーダス)との結婚にも失敗。気分を変えようとニューヨークに出てきます。マンハッタンで暮らし始めたベティは、コニーアイランドのビーチを散歩中、警官でカメラマンのジェリー・ティブス(ケヴィン・キャロル)と出会います。彼に写真を撮ってもらうことで、彼女の人生は一変するのでした。

彼の勧めで、有名なあのヘアスタイルやボンテージのスタイルを決めていきます。ステキ!女性の目から見てもかわいいし、魅力的♪しかし、当時は今とは違い、性にはまだまだ保守的な時代。下着姿でセクシーなポーズを取る、ベティの人気はどんどん高まっても、それを快く思わない人も。

映画の冒頭は、1955年、テネシー州上院議員エステス・キーフォーバー(デヴィッド・ストラザーン)による青少年に対するわいせつ物の調査を目的にした、公聴会が開かれています。ベティのピンナップが掲載されている雑誌を調べていたのです。

これを機にべティの仕事は減り、モデルとしての頂点から消えていくことになります。1957年NYを去り、その後の消息は不明に…。わずか7年の出来事でした。今もポップカルチャーのアイコンとして、賞賛されているベティ・ぺイジ。映画で彼女の生き方、在り方を見てみたいです!

監督は、「I SHOT ANDY WARHOL」(95)や「アメリカン・サイコ」(00)のメアリー・ハロン。脚本も。共演は、ジャレッド・ハリス、サラ・ポールソン、リリ・テイラー、カーラ・セイモア。早く見に行こうっと。

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