だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

叫ぶ?

2007-09-28 22:50:32 | 展覧会
エドヴァルド・ムンクは、1863年12月12日ノルウェー生まれ(1944年1月23日没)の画家。ムンクが世界的に有名なのは、なんといっても代表作『叫び』。この作品は4作の連作なんだそうです。その内2点は、ムンク美術館に所蔵。もう1点は、オスロ国立美術館所蔵。残る1点は、個人所蔵とか。

記憶に新しいのは、2004年8月22日、オスロ国立美術館にあった『叫び』と『マドンナ』の2点が、盗難にあったこと。もう、びっくり!どうして?誰が?と、映画好きの私は、絵画泥棒や窃盗団を思い浮かべてしまいましたっけ。もっと驚いたのは、2006年8月31日、オスロ市内で発見されたこと。

またしても、なぜ?どうして?誰が?と、個人的に大騒ぎ。まっ、ネットでその辺の事情も調べれば分かるんでしょうが、ホントに人騒がせな!そんなこともあって、ムンクと聞くと“叫び”と“盗難”の2文字が浮んでしまいます。

そのムンクの作品が、上野に集合します。国立西洋美術館で開催の、「ムンク展」です。ムンクの画風の“生命のフリーズ”をテーマに、なんと110点もの作品が展示されます。すごい!

“生命のフリーズ”とは、『全体として生命のありさまを示すような一連の装飾的な絵画として考えられるものである』(彼自身の文章から)なんだそう。うう、これは難問。まっ、絵は感じるものだから理屈は抜きで、鑑賞しましょうか。

主な作品には、『不安』(1894)、『マドンナ』(1895)、『生命のダンス』(1925~29)、『浜辺の人魚』(1893)、『赤い蔦』(1898~1900)、『絶望』(1893~94)、『声/夏の夜』(1893)、『森へ向かう子供たち』(1921)などなど。この秋は、ムンクの絵をまとめて見るチャンス!上野にお出かけしましょう。

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