だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

テラビシアを探して…

2008-01-03 19:58:10 | 映画
近年のファンタジー映画ブームは、今年もまだまだ続きます。今年最初に公開されるのが、「テラビシアにかける橋」(07)です。監督はこれが初監督となる、ガボア・クスポ。変わった名前ですよね。ハンガリーのブタペスト出身で、78年アメリカに渡ってハンナ・バーベラ・プロダクション(なつかし~♪)でアニメーターとして活躍後、81年自分のスタジオを設立。

「ザ・シンプソンズ」や「ラグラッツ」の製作を手がけた人物。うむ。この「テラビシアにかける橋」は、作家キャサリン・パターソンが1978年に発表し全世界で500万部以上のベストセラーが原作。なんでも実際に自分の息子に起きた出来事をベースにしているそうです。

田舎町の小学生5年生、11歳のジェス(ジョシュ・ハッチャーソン)はいじめられっ子。友だちもいないジェスの唯一のなぐさめは、スケッチブックに架空のストーリーや生き物を描くこと。そんなジェスの隣家に、都会からレスリー(アナソフィア・ロブ)という女の子がやって来ます。

レスリーは個性的で、しかも美少女。たちまちジェスの心を捕え、想像力のたくましい2人はあっという間に友だちになります。小川の向こう側に“テラビシア”という想像上の王国を作り上げ、2人は王と女王となります。そこは素晴らしい自然に恵まれ、2人の考えた生き物が住んでいました。

そんな2人だけの世界を通じて、孤独だったジェスは閉ざしていた心を開いていくのです。ところが不幸は突然やって来ます…。ジェス役のジョシュ・ハッチャーソンは「ザスーラ」(05)に出演、レスリー役のアナソフィア・ロブは「チャーリーとチョコレート工場」(05)のバイオレット役。

ジェスのパパ、ジャック役はロバート・パトリック。エドマンズ先生役のズーイー・デシャネルは、「サーフズ・アップ」(07)のラニの声をやっていました。アナソフィアの笑顔は、ちょっとキーラ・ナイトレイ似。誰もが一度は思い描いた“架空の国”。映画を見てそんなことを思い出すかも…。

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