【試行錯誤の家庭菜園】

無農薬有機栽培をしていますが、「自然農法」に憧れています。

ぶどう塾

2010年09月12日 | ピオーネ
■ぶどう塾 2010年9月12日



今日は、参加しているぶどう塾の収穫の日だった。

勉強にお借りしているぶどうの圃場は、井原市青野にあり、

岡山でも有数のぶどうの生産地である。



標高の高いところにある圃場なので、ピオーネの色づき具合も

我が家のとは雲泥の差。もちろん粒の大きさも並べるのも恥ずかしい。(-_-;)



一人当たり 10個ほどの房を担当し、花が咲く前から見てきた。



残念ながら、前回の袋かけの日には、大雨で実際の作業は行なえなかったが、

摘穂、誘引、ねん枝、花穂整形、ジベレリン処理、果房整形、粒間引き、

新梢管理、最終摘房、仕上げ摘粒、そして今日の収穫まで、

6回に分けて解り易い丁寧な説明とその後の実技で、とても勉強になった。



ところが、園に入ると自分の担当の葡萄が2~3しか着いていない。

お隣のおばちゃまは、『 大きな収穫篭を持ってきたのに 減っているワ 』 と、

冗談まじりの、半分マジで残念がっていた。(笑)



園の持ち主の方が、熟した物から順に出荷されたらしい。

そりゃ、アタリマエダノクラッカー!(古っ(-_-;))



高価な葡萄をタダでくださるというのに、マサカ10房なわけないか。



熟し過ぎ 酸が抜けた房は、【 晩腐病 】 (写真右)になりやすいので、

採るタイミング、見極めが大事。


我が家のピオーネも、毎年この時期以降には よくこの状態になるのだが、

黒くなるのを期待して待っても、ある時期を過ぎると、いくら待っても色づかないらしい。


それで、毎年半分は色づかないまんま?晩腐病?



今年は、そうなる前に採ってしまおうね!ゴリ。



ピオーネの収穫 2010年9月12日 晩腐病の房 2010年9月12日

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軸を長くつけて切り、葡萄にさわらない様に収穫する。

ブルーム(果粉)が取れると価値が下がるので…。



採った2房ずつを、嬉しそうにぶら下げて選果場に移動し、

箱詰めの練習。


中には、張りのない粒や腐った粒が混じっているので、先の尖った摘果鋏で切り落とし、

果柄(玉に繋がった軸のこと)も丁寧に切り落とす。



ぶどう塾 2010年9月12日 選果場にて 2010年9月12日

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この2個入り箱に詰める房は、1房750g以上という規格があり、

房を上手に選んだ人のは、こんな感じでピッタリ!(写真左)


私のは、650gと500gで、4箱詰め用の規格サイズなので、

この箱にはグサグサゆるゆる。(写真右)


それでも、我が家のと比べ物にならないくらい 立派なピオーネ。



大きな房 2010年9月12日 箱詰め 2010年9月12日

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↓ 今日の資料です。


写真をクリックして、大画像で読んでくださいね!



ぶどう塾の資料 2010年9月12日 ぶどう塾の資料 2010年9月12日 ぶどう塾の資料 2010年9月12日

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