本日のスタート地点はここ。
え?蕨駅じゃないのかって?
寝惚けて、駅の看板を撮り忘れてしまったのだ。
JR東日本の緑と比べて、JR東海のはオレンジ色ですな。
列車は東海道新幹線705A、つまり“こだま”705号、名古屋行きです。
このホームから出た1本前の列車、“のぞみ”号、新大阪行きでしたが、そちらがほぼ満席状態で出発していったのに対し、私が乗った“こだま”はガラガラでした。
さすがにこれで新大阪まで行くのはキツいかもですが、名古屋くらいまでなら、空いている列車でラクラク行くのもアリかなと思ったりする。
初めて乗ったN700S。
Sとは、シュプリームのことである。
前世代のN700Aとの違いは、まずデッキへの出入口扉上の表示板。
フルカラーLEDなだけでなく、もっと決め細やかな表示方法になりました。
座席はこんな感じ。
見た目はN700Aと変わらないようだが、実は肘掛けの下にコンセントが付いているのがポイント。
高速バスのようなUSBタイプではなく、普通のコンセントでした。
で、しかも天井の照明が違う。
こちらは写真に撮っても分からないので文字で説明するが、走行中に明るさが変わる。
具体的には、昼間、外を走っている分には照度が下がり、トンネルに入ると明るくなるというもの。
夜間走行中は、最も明るくなるのだろう。
これはN700S以前には無かった機能だ。
これはグリーン車ではなく、普通車の話である。
グリーン車はどうだか知らないが、恐らく同じようなものだろう。
本日の朝食は、JRCPより“深川めし”(1000円)であります。
精進潔斎の為、朝食は肉食を控えるという我見によるものであります。
はい、もちろん、日蓮正宗の教えに『精進潔斎』とかはありませんので、肉系統の駅弁を食べても大丈夫です。
あ、酒はさすがにやめた方がよろしいかと……。
御造酒として御供養されるなら、ともかく。
JR東日本系からも同じような名前の駅弁が出ているが、私個人の意見としては、こちらの方が食べやすくて良いかと思う。
いずれ、私の作品の中にも出してあげたいくらいだ。
新富士駅、無事に到着です。
新富士駅では大抵、通過列車待ちの為に5~6分は停車するので、発車時刻しか書かれていない時刻表上では早着するように思われるかもしれない。
だが、時刻表に書かれているのは発車時刻であって、到着時刻ではないので念の為。
富士駅方面に向かうバス停。
新富士駅富士山口を出て、1番乗り場にあります。
富士駅行きの時刻表。
多分、前回乗った時と変わらない。
やってきたのは、ごく普通の中型ノンステップバス(Jバスコーチ製ボディ)だったところも同じ。
運賃も170円と、これも変わっていない。
尚、富士急静岡バスはSuicaとPasmoが使える。
富士駅・身延線ホームにある看板。
車両は313系の2両編成ワンマン列車と、これも前回乗った時と同じか。
ドア付近は横向きのロングシート、それ以外はボックスシートという構造も同じ。
ただ、このボックスシート、あんまり座り心地は良くない。
私が乗ったのは甲府行きだったが、これで甲府まで行くのはキツいと思う。
シートピッチはJR東日本のE233系と同じくらいだろう。
仙台支社のE721系というシートピッチの広いボックスシートに乗り慣れた身としては、あまりオススメできない。
まあ、富士~西富士宮間を乗るくらいなら良いのだが。
いや、窓側に座ると、窓の桟が削られていないせいか、二の腕に桟が当たって痛いし、肘掛けが低過ぎて腕が遊ぶしで……。
私の体型(身長163cm、体重62キロ)のせい???
JR東日本の車両だと、二の腕が当たる部分の桟は削られているので、当たらなくて済むのたが……。
稲生勇太とマリアを、“ふじかわ”に乗せて正解だったようだ。
西富士宮駅に到着。
運転士はワンマン列車の為、車掌の仕事もしなければならないのだが、作業動作をいちいち歓呼して行う様は安全意識の高さが窺える。
『ゼロ災で行こう、ヨシ!』は伊達ではない。
西富士宮駅からはタクシーで大石寺三門まで。
しかし、地方の駅のタクシー乗り場の哀しさで、たまにタクシーが待機していない場合がある。
そういう時は、少し待ってみて、それでも来ないようならタクシー会社に電話しよう。
幸い、西富士宮駅の場合、タクシー会社の連絡先が記載されている。
三門まで2130円也。
尚、これは別のタクシー会社の運転手から言われたことなのだが、他の町はいざ知らず、富士市や富士宮市では、専用のタクシー乗り場にタクシーを呼んだ場合、迎車料金を徴収しないという決まりになっているそうだ(ので、必ず迎車料金を徴収するタクシーアプリでは、タクシー乗り場にタクシーを呼べないという欠点がある)。
これは大石寺のタクシー乗り場も含まれる。
にも関わらず、こっそり迎車料金を徴収する運転手がいるから気をつけて……ということだった。
幸い、今のところ、私はそのような悪質運転手に会ったことはない。
今回の場合もそうだった。
ちゃんと、正規のメーター料金だけ請求されたよ。
ちょうど財布にも、お釣りの無いような小銭も入っていたしね。
裕福な信徒さんは、この際、運転手にチップも弾むようだ。
その様子を実際に目撃したことがある。
私も、早くそういう真似ができるといいな。
報恩坊は今回、休憩坊に指定されていたこともあり、他の支部の信徒さんも休んでいる。
今回の秋季彼岸会の参加者は私だけかなと思っていたのだが、幸い同じ支部の方が1人いて助かった。
前回は御焼香のタイミングなどでテンパってしまったが、今回は大日蓮出版から出ている冊子を購入して勉強してきたので、まあ、前回よりは上手くできた気になっている。
前回と違い、今回は大ベテランの信徒さんも一緒だったしね。
婚活は相も変わらず鳴かず飛ばずで、恐らく私は法統相続は難しいだろうから、せめて先祖供養くらいちゃんとしてやらないとという気持ちだ。
昼食は“なかみせ”で、豚汁定食(700円税込み)。
原点回帰してみた。
こういう素朴で家庭的な味もまた良い。
私の行きつけである。
因みに御開扉の帰りには、藤巻商店に立ち寄り、自分用のお土産を購入。
写真には撮らなかったが、茶飴と緑茶のティーバッグ(2つ合わせて918円也)
静岡のお土産といったら、お茶関係だと思うので。
尚、本日、蕨駅では狭山茶の出張販売が行われていた。
御開扉の前に、奉安堂の外観を見てみて思った。
エレーナのヤツ、こんな頑丈な建物、爆破しようとしたのかよと。
全く、とんでもないヤツだ。(←こいつ、原作者です)
帰りは大石寺第2ターミナルから、15時ちょうど発の特急バスで。
ワンステップバスのワンロマ仕様。
2人席が多めに配置されており、座席にはシートベルトが付いている。
西富士道路走行中に着用する為だが、【お察しください】。
新富士駅まで片道940円で、臨時便ながら、こちらもSuica・Pasmoが使える。
前回までは前乗り・後ろ降り、運賃前払い方式だったのだが、今回は普通の路線バスの如く、後ろ乗り・前降りで、運賃後払いタイプであった。
もちろん、相変わらずICカードは使えるのだが。
いつから、乗車方法が変わったのだろうか。
尚、乗車券が売られていて、往復乗車券購入で往復割引が適用されるという点も変わっていない。
私みたいな片道利用者は、ICカードの方が楽だという話だ。
道路はガラガラでもなく、かといって渋滞するほどでもなかった。
運転手氏の運転が上手いのか、上手く走行してくれたというのもあるだろう。
おかげで、予定していた新幹線には余裕で間に合った。
……のだが、ここでトラブル発生。
特急券と乗車券を自動改札機に投入したら、『キップ詰まり』のエラーを起こしてしまった。
もちろん、これは私の責任ではない。
駅員氏に機械の中からキップを取り出してもらい、有人改札口で入鋏スタンプを押してもらう。
特急券は自動改札機を通過できた扱いだが、乗車券が改札機を通過できかったという、何とも中途半端な状態の為、当然このままでは東京駅での自動改札機も通れなくなるので、向こうでも有人改札口を利用するように言われた。
乗車列車は730A、つまり“こだま”730号。
名古屋始発の“こだま”ということもあり、この列車も空いていた。
本当に新幹線なら、速くてダイヤ通りだ。
その分、料金が高いのが難点だけどね。
因みに車両は、N700Aであった。
このAとは、AdvanceのAである。
東京駅の乗り換え改札口で駅員氏に事情を話すと、了承して乗車券だけを返してくれた。
本来なら、ここから定期券で乗るつもりなので、乗車券は不要なのだが、規則上は『東京山手線内』である為、この乗車券は(私のこれからの経路なら)田端駅まで有効なので、このまま持たされた。
東京駅から京浜東北線の各駅停車、南浦和行きに乗る。
後ろから2両目に乗車して着席できたが、混雑具合は同じ時間帯の平日と大して変わらないような気がした。
蕨駅に到着。
ここで有人改札口に行き、駅員氏に乗車券と定期券を見せて事情を話す。
すると、乗車券だけ回収されてすんなりと改札を出ることができた。
なので、私は不正乗車などしていませんぞ。
まあ、こういうトラブルも後で話すと面白い。
交通機関の発達した現代でさえ、こういうトラブルはあるのだから、新幹線はおろか、鉄道が無かった頃の御登山のトラブルは如何ばかりか……。
そういえば、そういう時の話、あまり聞かないね。
鉄道が開通した後、明治時代以降、大石寺参りはどうなったのかという話を今後は伺ってみたいものだ。
明日は今日よりも台風の影響が強くなる。
明日御登山の方にあっては注意して頂きたいと共に、無事を願うばかりである。
早めに新幹線に乗っといて良かった。
明日は大丈夫なのだろうか?