二宮尊徳は農聖と呼ばれ、江戸時代、疲弊する農村の復興に尽力した人物です。現代風に言えば経営コンサルタントですが、現代のコンサルタントの中で二宮に匹敵する人物は見当たらない。24時間、自分の全財産を投入してのコンサルタントですから。デビューは、小田原藩家老職 服部家の財政再建です。 二宮の教えの中に「たらいの水の教え」があります。たらいの水は手元に引けばスルリと逃げるが、押してやると手元に集まると言うものです。 ある時、通りかけた一膳飯屋の亭主に「どうだ売れるか?値段を半額にしては?損が出るようなら、わしが帰りに補填しよう。」と持ち掛けます。帰りに寄って見ると、大繁盛であった。 その後、利益計算する様になって廃れてしまったとの事です。 我々は自分の力に応じて「押してやる」事が如何に大事かと言うことですね。
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