マーリンの美味しい生活

ストレス解消は観劇と食べ歩き。

酒と涙とジキルとハイド

2014年04月16日 | 舞台・映画
「酒と涙とジキルとハイド」を観てきました。



面白かったです

場所は池袋の東京芸術劇場プレイハウス。

1階M列通路際の席でとても見やすかった。

三谷幸喜脚本 出演者は片岡愛之助・優香・藤井隆・迫田孝也

休憩なしの1時間45分 笑いっぱなし

三谷さんらしいシチュエーションコメディ。舞台はジキル博士の部屋。

金髪ロンゲの博士の助手迫田さんは舞台に出ずっぱり。この人の存在がとても可笑しい。

ジキルは、人間の中の善と悪を分離する薬を発明し明日発表する事になっているのだが、実はその薬は失敗作だった・・・「200回も成功したのに!!」の時事ネタに場内大爆笑。

窮地に陥ったジキルは、俳優のビクターをジキルの悪の化身ハイドの身代わりにでっち上げようとする。

二人が、明日の実験発表のために練習しているところに、婚約者のイヴが現れ・・・

もう爆笑につぐ爆笑

特に藤井隆さんのワイルドを通り越した暴力的なハイドと、薬を飲んで可憐なイヴから欲望をむき出しにした妖艶なハイジへと変貌していく優香さんの体当たりの演技が凄く笑えます。
可愛らしいだけじゃなくよく通る声、言葉も明瞭で確かな演技、素晴らしいコメディエンヌぶりにビックリ

最後にはハイジになる薬?を飲んだ愛之助さんのオネエぶりも。

これは観て絶対に損しない舞台です。