帝劇に行ってきました。
「エリザベート」「モーツアルト!」でお馴染みのクンツェ×リーバイコンビに依る日本初演のミュージカル「レディべス」を観に。
本日の席は1階I列40番台でとっても観やすいお席。
舞台の上には大きな天球儀と星座盤。開演前には、星がキラキラ瞬いていてとっても美しい。期待が高まります。
本日のキャスト
レディべス:平野綾
キャット・アシュリー:涼風真世
ロジャー・アスカム:山口祐一郎
ロビン:加藤和樹
アン・ブーリン:和音美桜
メアリー:未来優希
ガーディナー:石川禅
フェリペ:平方元基
シモン:吉野圭吾
ヘンリー8世亡き後、女王の座についたメアリー・チューダーはカトリックを保護し、プロテスタント教徒を弾圧粛清しブラディーメアリー(血みどろのメアリー)と呼ばれていた。
エリザベスは、家庭教師アスカムや教育係アシュリーとともにハットフィールドで静かに暮らしている。家庭教師のアスカムは、占星術によってベスは女王になる星の元に生まれたということを信じていた。
ベスはメアリーに忠誠を誓っているにもかかわらず、メアリーはベスを自分の母親の敵の子だと憎んで、事あるごとに言い掛かりをつけベスを窮地に陥らせるのだった。しかもベスはヘンリー8世の子ではなくアン・ブーリンとバイオリン弾きの間に出来た不義の子だと罵る。
ショックを受けたベスは、亡き母親に憎しみを抱く。
ベスは、森でであったロビンという吟遊詩人と知り合い恋に落ちる。
弾圧されている民衆は、ベスを女王に!と反乱を起こそうとしていた。
そんな風潮に危機感を抱くメアリーやガーディナー達は、ベスを幽閉し亡き者にしようとする。
ありもしない事をでっち上げられ濡れ衣を着せられて処刑されそうになった時、初めて母アン・ブーリンもそうだったのかもしれないとベスは気づくのでした。
ベスを処刑したら反乱軍が黙っていないだろうと危惧するフェリペ(メアリーの夫・スペイン王子)のとりなしでベスは難を逃れる。
メアリーは結婚したものの世継ぎを成すことができず、フェリペも去ってゆく。病に冒されたメアリーはベスと和解する。
やっと自由を手に入れたベスはロビンとの愛に生きようとするが、アスカムに「女王となる運命の元に生まれたからにはその責任を果たさなければいけない。」と一括される。
やがてベスのもとにメアリーが亡くなったとの報せが届き、ベスが女王に即位する。
ざっくり言うとこんな感じの物語。
すでに観ている友人に「どうだった?」と聞いたら「う~ん、なんて言うか・・・微妙」という答えが返ってきたんだけど、劇場に入って豪華な舞台装置を見た限りでは、「期待できそうじゃない!」と思ったのですが・・・
装置も衣装もキャストもみ~んな超豪華で素敵です。
ベスの平野綾さんは可愛らしくて歌もとってもお上手だし1幕最後のソロなど感動エリザの「私だけに」に似ています。
相手役の加藤和樹さんとの息もピッタリ。加藤さんはクールでカッコイイです。
ベスを敵視する女王メアリーはロミジュリで乳母を好演していた未来さん。素晴らしい迫力やっぱり上手いですね~
ベスを亡き者にしようと画策する、メアリー側の石川禅さんとスペイン大使の吉野圭吾さんの濃いコンビが面白いです。吉野さんはこういう役がほんとによく似合う。
フェリペの平方元基さんは、とても可愛い。やんちゃ坊主な感じです。
山口祐一郎さんと涼風真世さんがベスのや家庭教師と養育係として、抑えめながらも包容力ある演技で好感が持てました。主演級の二人が脇を固めるなんて、なんて豪華なの!
素晴らしかったのは、所々でベスの夢の中に出てくる、亡き母アン・ブーリン役の和音美桜さん。美しい姿と歌声に魅了されました。ドレスもとても綺麗でした。
装置も衣装も超豪華、キャストも実力派揃いで歌もビジュアルも素敵 アン・ブーリン、ベス、メアリーの歌なんて感動モノ なのに今ひとつ盛り上がれないこの気持。なんで
一人一人は素晴らしく、曲もいいのですが、歌詞が説明的すぎたり言葉が多すぎるので、スーッと心に入ってこないのです。
「エリザベート」や「モーツアルト!」は、衝撃的でした。聴いた瞬間虜になるような曲が沢山あり、観終わった後すぐにまた観たくなったのに。
それほどの衝撃はなく、かといって某ミュージカルの様にダメダメというわけでもなく、ホントに微妙。
もったいない感じなのです。
・・・といいながらも、キャストを替えて次回は花總ベスと石丸アスカム、古川ロビンで観劇の予定。
先日見た堀北真希の「9Days QUEEN」のジェーン・グレーが処刑された後女王になったのがメアリーですから、英国の歴史のお勉強にはなりますね。この時代の英国の歴史は、映画や演劇でよく取り上げられているのでよくわかればもっと楽しめるのかもしれません。
明日26日には「9Days QUEEN」のテレビ放映もあるようなのでもう一度観直してみようと思います。
「エリザベート」「モーツアルト!」でお馴染みのクンツェ×リーバイコンビに依る日本初演のミュージカル「レディべス」を観に。
本日の席は1階I列40番台でとっても観やすいお席。
舞台の上には大きな天球儀と星座盤。開演前には、星がキラキラ瞬いていてとっても美しい。期待が高まります。
本日のキャスト
レディべス:平野綾
キャット・アシュリー:涼風真世
ロジャー・アスカム:山口祐一郎
ロビン:加藤和樹
アン・ブーリン:和音美桜
メアリー:未来優希
ガーディナー:石川禅
フェリペ:平方元基
シモン:吉野圭吾
ヘンリー8世亡き後、女王の座についたメアリー・チューダーはカトリックを保護し、プロテスタント教徒を弾圧粛清しブラディーメアリー(血みどろのメアリー)と呼ばれていた。
エリザベスは、家庭教師アスカムや教育係アシュリーとともにハットフィールドで静かに暮らしている。家庭教師のアスカムは、占星術によってベスは女王になる星の元に生まれたということを信じていた。
ベスはメアリーに忠誠を誓っているにもかかわらず、メアリーはベスを自分の母親の敵の子だと憎んで、事あるごとに言い掛かりをつけベスを窮地に陥らせるのだった。しかもベスはヘンリー8世の子ではなくアン・ブーリンとバイオリン弾きの間に出来た不義の子だと罵る。
ショックを受けたベスは、亡き母親に憎しみを抱く。
ベスは、森でであったロビンという吟遊詩人と知り合い恋に落ちる。
弾圧されている民衆は、ベスを女王に!と反乱を起こそうとしていた。
そんな風潮に危機感を抱くメアリーやガーディナー達は、ベスを幽閉し亡き者にしようとする。
ありもしない事をでっち上げられ濡れ衣を着せられて処刑されそうになった時、初めて母アン・ブーリンもそうだったのかもしれないとベスは気づくのでした。
ベスを処刑したら反乱軍が黙っていないだろうと危惧するフェリペ(メアリーの夫・スペイン王子)のとりなしでベスは難を逃れる。
メアリーは結婚したものの世継ぎを成すことができず、フェリペも去ってゆく。病に冒されたメアリーはベスと和解する。
やっと自由を手に入れたベスはロビンとの愛に生きようとするが、アスカムに「女王となる運命の元に生まれたからにはその責任を果たさなければいけない。」と一括される。
やがてベスのもとにメアリーが亡くなったとの報せが届き、ベスが女王に即位する。
ざっくり言うとこんな感じの物語。
すでに観ている友人に「どうだった?」と聞いたら「う~ん、なんて言うか・・・微妙」という答えが返ってきたんだけど、劇場に入って豪華な舞台装置を見た限りでは、「期待できそうじゃない!」と思ったのですが・・・
装置も衣装もキャストもみ~んな超豪華で素敵です。
ベスの平野綾さんは可愛らしくて歌もとってもお上手だし1幕最後のソロなど感動エリザの「私だけに」に似ています。
相手役の加藤和樹さんとの息もピッタリ。加藤さんはクールでカッコイイです。
ベスを敵視する女王メアリーはロミジュリで乳母を好演していた未来さん。素晴らしい迫力やっぱり上手いですね~
ベスを亡き者にしようと画策する、メアリー側の石川禅さんとスペイン大使の吉野圭吾さんの濃いコンビが面白いです。吉野さんはこういう役がほんとによく似合う。
フェリペの平方元基さんは、とても可愛い。やんちゃ坊主な感じです。
山口祐一郎さんと涼風真世さんがベスのや家庭教師と養育係として、抑えめながらも包容力ある演技で好感が持てました。主演級の二人が脇を固めるなんて、なんて豪華なの!
素晴らしかったのは、所々でベスの夢の中に出てくる、亡き母アン・ブーリン役の和音美桜さん。美しい姿と歌声に魅了されました。ドレスもとても綺麗でした。
装置も衣装も超豪華、キャストも実力派揃いで歌もビジュアルも素敵 アン・ブーリン、ベス、メアリーの歌なんて感動モノ なのに今ひとつ盛り上がれないこの気持。なんで
一人一人は素晴らしく、曲もいいのですが、歌詞が説明的すぎたり言葉が多すぎるので、スーッと心に入ってこないのです。
「エリザベート」や「モーツアルト!」は、衝撃的でした。聴いた瞬間虜になるような曲が沢山あり、観終わった後すぐにまた観たくなったのに。
それほどの衝撃はなく、かといって某ミュージカルの様にダメダメというわけでもなく、ホントに微妙。
もったいない感じなのです。
・・・といいながらも、キャストを替えて次回は花總ベスと石丸アスカム、古川ロビンで観劇の予定。
先日見た堀北真希の「9Days QUEEN」のジェーン・グレーが処刑された後女王になったのがメアリーですから、英国の歴史のお勉強にはなりますね。この時代の英国の歴史は、映画や演劇でよく取り上げられているのでよくわかればもっと楽しめるのかもしれません。
明日26日には「9Days QUEEN」のテレビ放映もあるようなのでもう一度観直してみようと思います。