たにしのアブク 風綴り

87歳になります。独り徘徊と追慕の日々は永く切ない。

悩ましきかな、82歳の誕生日の感懐

2020-04-20 09:58:36 | Weblog

たにしの爺、今日は82歳になる誕生日です。
誰も何も言ってくれる人は居ません。
何時ものことで、別にそれでいいのです。

新型コロナウィルス肺炎になると、
重篤から死に至る世代です。
コロナ菌に接触しない日々に気を配っています。



ところが本日は、加齢黄斑変性の診療で、
硝子体注射の予定日になっていて、
病院に行かなければなりません。
スルーしてしまっても、別に命に係わる病ではありません。

病院に行くためには電車に乗ったリ、
送迎マイクロバスに乗ったりします。
コロナウィルス感染のリスクが高まります。

加齢黄斑変性の進行より、ウィルス感染の方が怖いです。
どうすべきか悩ましいことです。



それともう一つ、一回の注射で15,000円也。
緩やかに進行してやがて失明すると、
主治医のきれいな女医先生がおっしゃいます。

注射一本、15,000円より、
クラッシックコンサート15,000円の方が、
残されている人生には有意義ではないかと思っても見たり、
女医先生に言ってみたい気なったりします。



完治することはないが、治療(硝子体注射)を続けることです。
と、女医先生はおっしゃるでしょう。
医師としては当然の方向性ですよね。

私としては片目になる不自由さより、
15,000円の使い道を「クラシックコンサート」に、
と言う思いに傾く82歳の現実です。

命にかかわりの薄い治療費か、
心を酔わせる「クラシックコンサート」か、
悩ましい限りです。



図らずも「10万円」手に入ることになったので、
当分コンサートもないことですし、
注射に行って来ることにしようか……雨だしな~


「手賀の丘公園」ソーシャル ディスタンスを体感

2020-04-10 20:10:10 | Weblog

「山林に自由存す」と言う。
人との間隔は山林に存す?(@_@;)



本日は「手賀の丘公園」に行ってきました。
来ている人はそれほど見かけませんでした。
老年ぺアが何組かそぞろ歩きしていました。
例によって、ベンチ弁当で一刻を過ごして、
花散る森から、手賀沼の対岸を眺めました。



対岸は我孫子市です。山階鳥類研究所の「鳥の博物館」や、
手賀沼親水広場・水の館、白樺派の文学史館などあります。



この辺のことは、
たにしの爺が畏敬をもってお付き合いしている、
84歳になるブログ仲間「雨曇子さん」が詳しく、
北湖畔ロードの「花便り」をアップされました。



たにしの爺は南岸の「手賀の丘公園」からエールを送ります。



もう4月10日になった。早かったな~。
新型コロナウィルスの禍々しい日常から早く抜け出したい、
凶々しさを忌避したい心理が時間を早めているのでしょう。



たにしの爺も、緊急事態宣言発令下に居るので、
守らなければならない「要請事項」があります。
無職高齢者には「不要不急の外出自粛」ですね。



昨日9日は、予約診察日で市の総合病院に出かけました。
通院は「不要不急」の範疇に入っていませんね。
入口に二人の看護師さんが立っていて、
まず両手に消毒剤を掛けてくれました。
もう一人は額に体温計を合わせて検温です。
チェック項目のボードを示されQ&Aです。



会計カウンターもお薬窓口も並ぶ人は距離を取っています。
人と人の間を離す「ソーシャル ディスタンス」の実践ですね。
マスク無しの人は見かけませんでした。



「緊急事態宣言」の最大目的は「不要不急の外出自粛」で、
「3密」を避けて、人との接触を減らすことが第一です。
人々の接触を各々で80%減らせば、感染の拡大を減らせる。
まさにその通りです。人と接しなければコロナ菌は移らない。
よって、家から出ないで「外出自粛」が要請されています。



仕事をしていないリタイヤ高齢者は日常的に、
それほど多人数と付き合っていません。
公民館サークルに参加している人も、
休館で集まりがありません。よって、
人との接触を減らしようもありません。



それで、「自宅お籠り」はほどほどにして、
公園の野原を徘徊している限り「3密」にならないし、
高齢者の心身ケアになるし、一石二鳥ではないですか。



それに、コロナウィルスは紫外線に弱いという説が、
最近の週刊新潮に載っていました。紫外線を浴びる、
太陽と青空がコロナ肺炎を防ぐ「シェルター」です。



それこそ、たにしの爺の日常である徘徊が「良策」
ナシ畑の道を歩き、自然公園に出かけてベンチで、
おにぎりランチの日中を過ごすことにしています。



時には、同居人と花見がてら遠くの公園に出かけ、
一日中、青空をシェルターにして過ごしてきます。
「家籠り」はイライラ疲れます。
ずいぶん長くなってしまいました。
お疲れさんでした。

令和2年の4月スタート、コロナ禍、雨曇り陰鬱です

2020-04-01 15:21:39 | Weblog
花の4月、陽光の4月、出会いの4月、のはずですが、
今年は何と、陰鬱で楽しくない、新年度の始まりでしょうか。

朝から雨模様で、どんより曇って、小雨が降り続いている。
どうしようもない気分ですね。



「頭の体操」でボケかけた脳味噌を刺激しようと、
漢字パズルで気を紛らせています。
単漢字から想像力を働かせて、
繋がる漢字単語を繋げていくわけです。



脳内に集積された語彙量を総動員して、
行き詰まったら、そこでやめておきます。
徘徊中に続きを反芻しながら歩きます。
すると不思議に漢字が浮かんできます。



同じ数字枠には、同じ漢字が入ります。
それがヒントです。
コロナ自粛の期間中は脳の活性化にパズルは如何でしょうか。
「数独」よりロマン性がありませんでしょうか。
掲題の回答は後日、紹介します。

ブログ読者から、マスクの差し入れ「ありがとう」

2020-03-18 09:37:28 | Weblog
goo blog「#ありがとう」キャンペーン――
2回目の投稿記事です。

「一枚のガーゼマスクしかない」……
街にはマスクしている人が沢山居るのに、
たにしの爺には買うことが出来ない……と、
ブログに書いて投稿しました。


私が使っている一枚だけのガーゼマスク

ありがたいことに、
二人の読者から「マスクが届けられました」
市内のご婦人が自転車で駆けつけてくれました。
都内の女性からは「郵送」で届きました。



感謝(*'▽'*)感謝(*'▽'*)です。
合わせても10枚足らずでしたが、
人混みに出るときは安全になる。

「goo blog #ありがとう」「#マスクありがとう」



じわじわ拡散する、新型コロナウィルス肺炎――
現況で一番厄介なことは、

「発病未満のウィルス感染者」が大勢いることです。
感染していることを「知らない保菌者」です。

そういう人たちが元気に動き回って、
ウィルスを公共物に付着してしまう。
そこから、
高齢者や基礎疾患のある「身体的弱者」が、
感染すると発病、重篤化する。

抗体を持つようになった元気な保菌者。
コロナウィルス潜在的保菌者が増えて、
全国に急速に感染発病者が顕在化する。

いま採るべきウィルス感染防止策は、
クラスターの徹底的追跡と防疫措置、
水際防疫の強化策を進めるべきです。

東京五輪は延期なり中止なり、
早く決める方が最良の策です。


「たにしのgoo blog」も今年は16周年です。

2020-03-12 09:16:11 | Weblog


goo blog 16周年記念「#ありがとう」キャンペーン参加記事です。
2005年9月にスタートした「たにしのブログ」
「私的媒体」として、なにやらからや、
アブクを噴いてきました。

「風綴り」なんて銘うっていますが、
風向きとか、風の便り、風を読む、なんて、
面倒くさい事は何も言いません。

日々の徘徊途中に見たり感じたりしたこと、
好奇高齢者がボケ予防のための綴り方です。

「goo blog」のお陰でしょうか????
今のところボケ老人になっていません。
#goo blogありがとう。
4月20日で82歳になります。

お題投稿に募集してみました。

NHKBS時代劇「鳴門秘帖」が実に面白い

2020-03-09 19:45:57 | Weblog
春だというのに。サクラの開花も近いというのに。
世の中には「春めく」気配が全く感じられません。

時代小説と時代劇が好きな「たにしの爺」です。
今ハマっているのが、NHKBS時代劇「鳴門秘帖」です。
吉川英治原作の名作時代劇2018年版をアンコール放送です。



「NHKBS時代劇 鳴門秘帖」公式サイト
放送予定と劇ストリーを知ることが出来ます。

なんと、同じ回を2回見ることが出来ます。
金曜の夜8時からBSプレミアムで放送して、
日曜の夕6時45分から同一作品を放送します。

日曜日は6時のBS「麒麟がくる」から、
「鳴門秘帖」へ、大型時代劇が続きます。
しばらくは「大相撲」「麒麟」「鳴門」、
テレビの前から離れられません。

ご存知、吉川英治の傑作時代小説「鳴門秘帖」
とは言っても、爺は原作小説を読んでいません。
原作小説「鳴門秘帖」の存在は存じていました。

テレビ映画化のNHKBS時代劇「鳴門秘帖」
エンターテインメント性も十分盛り込まれて、
スピーディーな物語の展開など、実に面白い。

それに、神田松之丞の語りが最高ですよ。
神田松之丞は名跡六代目神田伯山を襲名し、
人気薄だった講談界の関心を高めています。

同番組のNHKの「番宣」を引用します。

剣を極める修行の果て、家を捨て、
さすらう虚無僧となった法月弦之丞は、
十年ぶりに舞い戻った江戸で、
幕府転覆の密約を記した血判状
『鳴門秘帖』を巡る争いへと巻き込まれていく。
弦之丞を慕う女スリの見返りお綱。
かつていいなずけだった甲賀の娘・千絵との間で、
波乱のラブストーリーが展開される。
鳴門秘帖の行方を追って、舞台は江戸から中山道、
そして大坂、阿波徳島へ。次々と襲いかかる刺客たち。
ロードムービー感覚のスパイアクション!

キャストは法月弦之丞(山本耕史)主人公。
見返りお綱(野々すみ花)江戸のスリ、弦之丞に寄り添う。
千絵(早見あかり)世阿弥の娘。弦之丞に想いを寄せる。
甲賀世阿弥(中村嘉葎雄)隠密組宗家。阿波に捕らわれている。
お十夜孫兵衛・関谷孫兵衛(袴田吉彦)辻斬り。
旅川周馬(武田真治)千絵に横恋慕しており、江戸の屋敷に監禁する。
天堂一角(渡辺大)阿波の原士。

全10回放送です。まだ間に合います。
13日、15日の第3回は、江戸から阿波へ向かう、
弦之丞一行へ行く手を阻む刺客との戦いです。
たにしの爺は「麒麟がくる」より楽しんでいます。

「NHKDVDの予告編」

「麒麟がくる」童顔の織田信長が浜辺で魚を切る。
光秀ともども、武将のイメージが無さすぎます。
信長を討ちたくなる光秀の「どす黒い」怨念形成こそ、
中心テーマになってくれないかな。
今のところ、何をやっているのか「前奏」が意味不明です。

「麒麟」の45分は退屈で長い。
「秘帖」の45分は緊迫で短い。

4月は80歳の誕生月でした

2018-04-29 13:25:21 | Weblog

あと一日で2018年の4月が終わります。
1938年4月・昭和13年4月に生まれて、
「たにしの爺」は80年の歳月に到達しました。



男の健康寿命が72歳という統計があります。
それより8年も健康に生きていることになります。
これといった大病もなく、
身体の何処にもメスが入っていません。



健康に生んでくれた両親に感謝しています。
両親も長生きでした。
その歳まで未だ届いていません。



「お前は96歳まで生きる」という声を聞いた記憶が、
夢だったのか、白日夢だったのか、何かのお告げだったのか、
脳内に刷り込まれています。
以来、「お告げ」を信じて、
そのための努力をすることにしています。



テレビ体操、筋トレ、ストレッチなど45分。
暴飲暴食、間食はしない。
徘徊ウォーク90分、5~6キロ。
「寝たきり」「介護期間」ゼロを目指します。



「好奇高齢者」を自称してWeb検索で読み流しています。
体力、知力はまあ、それなりにと思っていますが、
気力の方はイマイチです。

目標をなくした高齢者の陥る典型の姿ですな。
「96歳まで健康」を目標に気力を涵養したいと思っています。
ブログネタ探しと更新が「好奇心」の涵養に役立ちますね。

写真は上野の世界遺産「国立西洋美術館」の前庭のロダンと噴水広場です。

こいつは春から、ランキング4位を記録

2018-01-04 12:27:21 | Weblog

たにしのブログ、初春にいい気分。
暮れから新年にかけて、
参加しているブログランキングで4位を記録しました。

常日頃はランキングはどうでもいい、
なぞと考えていますが、では、なぜ、
ランキングなどに参加しているのか、
なんて、言われそうですね。



まあ、人間、何かより所がないと、
継続の気持ちが萎えてしまいます。

たにしの爺の「あぶく」ごとき「つぶやき」をちょい見して、
Webを通して、どれくらいの方が通り過ぎていくのか……。

参加しているブログカテゴリーが「旅もの」なのも、
「あぶく」にはマッチしていないので、気が引けています。

まあ、爺としては「旅情報」を知るのが楽しみの一つで、
外国の街歩きや航空会社の評判記など、
また、国内温泉の穴場情報など楽しめる。
それにしても世界中、旅する人が多いことか。



たにしの爺は「徘徊」を日課にしているので、
「徘徊」も夢の旅路に似ているので、
このカテゴリーにお邪魔しています。

今年も「徘徊のあぶく記」でwebに出張ります。
通りすがりの皆様の。お目を汚します。
新年ブログ初めのご挨拶とします。

徘徊の道すがら一番、お世話になっている神社の参道です。

gooブログ開設から4000日になりました。

2016-11-15 13:53:25 | Weblog

本日、2016年11月15日でgooブログ開設から4,000日という表示がでました。(*^_^*)(*^_^*)



第1日目のアップは2005年9月26日ですから、日数でいえば、
4000日というのは合わない気がします。
gooブログに移行する前には、アサブロにいたので日数が合わないのかな。(@_@)(@_@)



4000日といっても単なる通過点でしかありません。
それはそれとして、徘徊が日課の「たにしの爺」としては、
ともかく記念日ということで記録を整理してみました。
カテゴリー毎の記録数字を合わせると712本になりました。
6日以内に一本の記事をアップしている勘定です。
毎日アップしているブロガーさん、
隔日くらいの頻度でアップされている方に比べたら、
「たにしの爺」はかなり怠け者です。

それでいいのです。無理をすると行詰ります。
ネタ探しのために出かけたり、写真を撮ったりする、
それがストレスになったら、楽しくありません。

四季の日々、道野辺の道を徘徊しながら感じること。
カメラは安物なので、写真を主にした記事は書きません。
あくまでも息抜きで、写真は記事の行間を繋ぐブリッジです。
また、知人や家族、人を中心にした記事には触れません。

目が衰えてきていますので、改行のない長文は綴りません。
従って、そういう綴りの細字のブログは読みません。
きっと、すばらしいことが書かれているのでしょうが、残念です。
たにしの爺は、短節、短文で行を替えるので、
文章に情緒がないのが悩みです。
本当は名文家(迷文家??)で鳴らした時期もありました。

カテゴリーはそのとき思いつきで立てるので雑駁です。
一番多い本数はLyricismの149本です。
これは、明確なカテゴリーにならない想いの雑文を集めたからです。
一番、力を入れたカテゴリーは、「須賀敦子の著作」の16本でした。
この方の、思惟の高さと、文章の明快さに感動したものです。
図書・読書も、もっと書きたいのですが、
そのためにはエネルギーと根気が必要ですね



次に多いのが、journalismとNationalismとなっています。
たにしの爺のホームグラウンドの分野です。
社会の今日的な事象、エスタブリッシュメントへの一言など。
もっと、厳しく言いたいのですが、アジテーターではありませんので控えめです。



あと劇場映画のカテゴリーは多くはありませんが、自分でも楽しみです。
最近は、映画に行っていませんが、寒くなったら、近くのシネコンに行って見ます。
現役終了後は、図書館、映画館、美術館・博物館の、三館めぐりを宣言していますが、
時間はあっても、経費が掛かりますね。



現在使っている「黒のテンプレート」は気に入っていて、かなり長く使っています。
黒地に白文字、視やすい事と品格が醸しだされていいです。
当分替えるつもりはありません。



5000日目をめざしてポツリ、ポツリと、
徘徊のたにし「アブク」を吐いていきます。



五輪に3回出場したマラソンランナーの弘山晴美さんは、
「苦しくなったら、大きく息を吐きなさい。楽になるから」
市民マラソンのランナーにアドバイスしているのを、聞いたことがあります。



人生マラソンでも「苦しいとき」は吸うことより、
息でも言葉でも「吐いた」方が楽になるようです。
最後までお付き合いありがとうございます。

愛と美の生まれた島・キプロスのワイン「アフロディーテ」

2016-10-04 16:25:23 | Weblog

最もよく知られているギリシア神話、
愛と美の女神アフロディーテ(ヴィーナス)。
キプロス島は誕生の地として知られています。



女神アフロディーテは、この島の海岸近くで、
海水の泡の中から生まれ出たといわれています。

文明と交易の交差路キプロスについて語るイベントが、
市の国際交流団体の主催でこのほど開かれました。



東地中海上に位置するキプロスは、かつてのキプロス紛争などあり、
地政学的にも、歴史的にも多くの物語を持つ国です。

南北に分断された民族多様家国ですが、今では、
トルコ系、ギリシャ系ともに認め合って、共存をしているなど、
キプロスの現状や観光情報について知りました。



古代の葡萄種を仕込んだキプロスワインの即売もありました。
「アフロディーテ」の名を冠した逸品を買い求めました。
まだ味わっていませんが「辛口」と表示されています。
愛は甘くない。甘口の愛は、いづれ苦い想いに変わる。



愛の女神アフロディーテの実感が、
辛口のワインに仕上がっているのでしょうか。
たにしの爺の勝手な想像です。
一度くらいは、 甘口の愛に酔ってみたかった。



キプロス伝統手芸“レフカラレース”
精緻なレースの特産国としても知られていると言うことでした。

「キプロス情報サービス」サイトはこちら

キプロスワイン日本特約店はこちら

成田山初詣で交通安全のお守り

2016-01-07 13:12:00 | Weblog


毎年、成田山新勝寺に参詣して、交通安全のお守りを求めて参ります。
古いお札を納めて、新しいお札を頂きました。(2,000円)
仁王門から53段の石段を上がると大本堂が現れます。



総門をくぐって石畳の道を進むと、石段の途中に、
大きな赤い提灯のある仁王門があります。



JR成田駅から約800m続く、レトロな店舗の続く、
表参道のゆるい坂道を下ってくると、
総欅づくりの荘厳な総門と門前広場に出ます。



お守りを求めた後は、
参道をぶらぶらJR成田駅まで往復しました。
境内周辺の縁起物のお店です。







 

 

以下は、参道のお店のスナップです。
成田山参道は地元名産のピーナツ、川魚・ウナギやさんが多いです。

 

それとキュウリの鉄砲漬を主に漬物の商いが多いです。
試食用にいただける店と、そうでない店があります。
お店ごとに塩加減が違います。

  

 

 

あとは食べ歩きの手焼きのせんべい、団子、スイーツなど、
その代表格は「米屋の羊羹」ですね。成田山詣での定番土産です。
その他、漢方薬、竹細工の店も多いです。

 

 

 

参道のカーブする辺りにある酒蔵「長命泉」が有名です。
正月搾りの生酒、甘酒が人気で、
いつも200円の甘酒を頂きます。とても濃厚です。

 

7日の七草までにお伺いすることにしています。
若いころは3賀日に行ってましたが、
超渋滞に駐車場までにたどり着けませんでした。

 

6日は、朝から曇りで日差しもなかったので、
1時間ちょっとで駐車場に入れました。
境内も比較的すいていました。



きりたんぽ鍋とハタハタ(鰰)で秋田づくしのクリスマス

2015-12-25 22:29:07 | Weblog


秋田出身のご婦人のお招きで、後期高齢者の4人が集まり、
秋田づくしの食材でクリスマス会になりました。



秋田の県魚で秋田音頭の歌詞になっている魚、
♪♪秋田名物八森ハタハタ、男鹿で男鹿ブリコ(アーソレソレ)♪♪
八森港に陸揚げされた鰰・ハタハタの焼き魚。



名産店・さいとうから取り寄せたきりたんぽ。
秋田の地鶏・比内地鶏スープの秋田づくしでした。
秋田生まれのご婦人の指南によりますと、
きりたんぽは斜め切りに3等分にします。



白ねぎも斜め切り、舞茸は食べやすい大きさに。
ゴボウはささがきにします。
トリ肉、生レバー、油揚げの具材を用意します。
根付きのセリを良く洗って5センチくらいに切る。
秋田流はセリの根っこ部分まで鍋に入れるのが本道だそうです。



鍋に水とささがきゴボウを入れてコンロに架ける。
沸騰したら鶏肉、生レバーを入れ火が通るまで煮る。
アクを取り除いたら比内地鶏スープを入れる。



スープが煮立ったら舞茸、ネギ、セリを入れ煮る。
きりたんぽを入れて2~3分煮れば、きりたんぽ鍋が完成。
きりたんぽは食べる分づつ入れ、煮崩れする前に頂きます。



飲み物はスーパードライとワイン。
爺婆のクリスマスパーティーの用意が整いました。
「カンパーイ」先ず秋田県のことから始まって、
それぞれの出身県(秋田、長野、兵庫)の田舎話。



正月の餅は丸いか四角かなど、ローカルな食べ物談義。
次第に身近な話になり、
ご近所で進んでいる幼稚園の立替え工事のことや、
自治会役員の偉ぶりや役に立たない市会議員のこと。



加入している団体の役員人事などで盛り上がり、
気が付けば3時間あまり「きりたんぽ鍋」を囲んでいました。
長々とお邪魔しました。本場流「きりたんぽ鍋」は旨かったです。

北海道日本ハムファイターズのファーム球場・鎌ケ谷スタジアム最終戦

2014-09-25 11:12:14 | Weblog

プロ野球イースタン・リーグ公式戦の最終試合が23日(火・祝)、
北海道日本ハムファイターズのファーム球場・鎌ケ谷スタジアムで、
対東京ヤクルトスワローズ戦行われました。
両軍合わせて28安打、13投手登板の乱打戦で4時間を超す試合でしたが、
7―5で逃げ切り最終戦を勝利で終えました。
リーグ成績は40勝60敗で2年連続の最下位でした。

ファームの全選手が整列し、球団の小林オーナーから鎌スタファンへのお礼の言葉がありました。
「2軍は最下位でしたが1軍はパのクライマックス試合を勝ち上がり、
巨人相手に勝って日本一になると」力強く約束しました。

日本シリーズを球場の大型オーロラビジョンで観戦できることを期待してます。
稲葉篤紀選手、感動をありがとう。(ヤクルト時代が最高でした)
斎藤祐樹投手、「気合だ!」気合が足りない。

今年は1軍へあがった選手としては上沢直之投手くらいでしたが、斎藤投手も登板数が多かったり、
1軍からは調整に武田投手や引退を決めた稲葉選手などの顔を見せて居ました。、

練習日には勇翔寮前とレフトスタンド側の通路には、たくさんの常連ファンが詰めかけ、
練習から上がってくる選手らに「お疲れさん」とねぎらいの言葉や、
サイン、ツーショットの写真など交流風景が見られました。
来季には大型新人の入寮を期待したいものです。
これからはグランド外周のウォークも寂しい季節になります。

7月も終わり。夏の祷りの禊花「ミソハギ」

2013-07-31 22:19:57 | Weblog

暑中お見舞い申し上げます。今日で7月も終わりです。
写真は夏の祷りの禊花「ミソハギ」です。川辺や水気のある道端に群生しています。
茎は垂直で濃いマゼンタピンクの花が連なって咲く。

この7月は変わりやすい天候に悩まされました。
早々と梅雨が明けたと思ったら真夏日続きで、
40℃近い記録的暑さの都市が列島に広がりました。
一方、未だに梅雨明けになっていない地方もあります。
後半はゲリラ集中豪雨で記録的な雨量に見舞われ、
山陰地方では洗い出された地区・集落もあります。



暑さに弱い爺は、日除け雨除けで家篭りの精進の日々でした。
そんな訳で、テレビ映画の楽しみ方を発見しました。
映画鑑賞は劇場映画館が一番と思っていましたが、
ステテコ一枚で観るホームシアターが病みつきになりました。
中でも午後1時からの「NHKbsのプレミアムシネマ」が見応えがあります。
ノーカットで最後のエンドローグまで完全上映です。
大分昔に、観た映画もありましたが、まったく知らなかった映画ばかりでした。
上映作品の一覧はこちらで見られます「プレミアムシネマカレンダー」



まったく予備知識無しで観た2007年アメリカ制作の「扉をたたく人」(THE VISITOR)でした。
コネチカット州で大学教授をしている62歳のウォルター(リチャード・ジェンキンス)、
妻を亡くしてからすっかりやる気をなくし、惰性だけの学究生活を送っている。
ピアノの練習を始めたが、まったくの音痴で4人目の先生からも、
「音楽の才能がない」ピアノを売りなさいといわれる始末です。
あるとき、学会のためにニューヨークに出張し、別宅のアパートに入ると、
見知らぬ外国人のカップルがいた。
男ははジャンベ(アフリカの太鼓)奏者のシリア系男性タレク(ハーズ・スレイマン)と、
アクセサリーを作って売るセネガル系女性のゼイナブ(ダナイ・グリラ)と名乗った。
二人は騙されてウォルターの家を貸されていたのだった。
二人に同情したウォルターは共同生活を認めて居させてやる。
陽気なタレクはウォルターにジャンベの演奏法を教え、
音痴だったウォルターもリズムを掴みストリートセッションでジャンベを叩くのだった。



その帰路に運命の岐路に見舞われてしまう。
タレクは地下鉄無賃乗車を疑われて逮捕され、不法滞在者として拘留されてしまう。
彼を釈放させようと奔走するウォルターの前に、
タレクの母であるモーナ(ヒアム・アッバス)が現われる。
9・11以降テロへの恐怖が移民希望者や不法滞在者に対して、
厳しい措置を取るようになったアメリカ。
不条理な運命が4人を翻弄し始めるのだった。
心揺さぶる展開と、現代社会を反映した考えさせられる秀作品でした。
ラストシーン、ウォルターはメトロのホームでジャンベを叩き続けるのだった。