9月が終る 何もなかったし 速かったな~ 2009-09-30 22:35:42 | Lyricism 9月が終ってしまった。 大型連休もあったけれど、何もなかった。 読み始めた「虚数の情緒」(吉田武著)も遅々として進まない。 総ページ1001。まだ73ページだ。 1ページごとに、含蓄のある文章が詰まっていて、 うんそうだ、近ごろの先生に教えてやりたい、 など思っているうちに、時間が過ぎる。 ようやくだ8節「知性の誕生」に入る。 「科学者や技術者に 優れた文章家が古今東西、大勢居るが、 文学者や語学者に 科学や技術の理系分野において、 活躍した人はあまり居ない。」 なるほど、そう言われてみればその通りだ。
ロンドンの お土産を いただく。 2009-09-20 12:23:17 | 頂き物 見た目は地味だが、とても美味しい。 赤い丸缶はTraditional English Biscuits。 イギリスでは最もおなじみのビスケットですね。 ウィンザー城やバッキンガム宮殿など、有名観光地に行けば目に付きます。 いただいた丸缶は、スコットランドのエディンバラの、 ホリールードハウス宮殿に行った際、買われた物だそうです。 銀色の四角い缶は「セイラのグラスミア・ジンジャーブレッド」。 イギリス・湖水地方の小さな村グラスミアに伝わる銘菓だという。 ここグラスミアは、湖水地方をこよなく愛した詩人・ワーズワースの詩作の村でも有名だと知りました。Webで見てみよう。 海外旅行でお土産を買うって、 あげたい方の顔を思い浮かべながら、あれこれ悩むのは、 かなりエネルギーと気を遣います。 それが楽しみと思う人もいますが、爺などは面倒で写真を撮るだけで済まします。 だから海外旅行のお土産をいただくと、とても感激して、 食べたり、見たり、触れたりして学習します。 最近では、スイスのレダッハのチョコや台北の書箋、今回のロンドンなど。 改めて有り難うございます。 今のところ、たにしの爺、外国旅行ができる状況にありません。 いただくばかりでゴメン。
「ゴーギャン展」に行ってきました。 2009-09-15 22:56:50 | 展覧会・美術展 東京・竹橋の毎日新聞社の隣りにある 東京国立近代美術館で開かれている「ゴーギャン展」を観に行ってきました。 土曜日で雨だったが、会期が残り少ないとあって(~9月23日)、それなりに混んでいた。 中学生の団体鑑賞の列が何校も並んでいて、他の美術展では見られない光景だ。 生と死、文明と野蛮という根源的な主題を、絵画を通しメッセージを発信し続けた 画家ポール・ゴーギャン(1848-1903)。 大作「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか」が日本初公開とあって、かなり力の入った展示となっていた。 いま東京では魅力的な美術展が幾つか開催されている。「たにしの爺」日帰り圏内に棲息しているが、 懐が寂しいので行けないのは残念だ。 ◆東京都美術館 8月1(土)~10月4(日) トリノ・エジプト展 -イタリアが愛した美の遺産- ◆パシフィコ横浜 6月27日(土)~9月23日(水) 海のエジプト展~海底からよみがえる、古代都市アレクサンドリアの至宝~ ◆世田谷美術館 9月12日(土)~11月29日(日)オルセー美術館展~パリのアールヌーヴォー 19世紀の華麗な技と工芸展 ◆国立西洋美術館開館50周年記念事業 9月19日(土)~12月13日(日)古代ローマ帝国の遺産―栄光の都ローマと悲劇の街ポンペイ―
青刈り稲わら しめなわ 正月飾り 2009-09-10 21:20:42 | Lyricism 各地はいま、黄金色の風景、稲刈りの最中です。 ほとんどというか、全部コンバイン作業です。 のこぎりカマで、一株ずつ、ザクッザクッと刈り取る。 たにしの爺の少年時代は家中の仕事でした。 そんな中、伝統行事に出会いました。 正月飾り用の「青刈り」です。 背の高いヤマトニシキの青わらがいいそうです。 稲穂が実る前の青い間に稲を刈り取り、 天日乾燥で天然の青刈わらつくりです。 真夏に青刈りして、乾燥して保管する。 たにしに爺、田圃の畦道に座り、ぶつぶつ。 民意の圧倒的支持によって民主党が、 政権交代を公約に衆院第一党になった。 しかし、行政改革の目玉であった「郵政民営化」を、 後戻りさせることを党是としている国民新党が、 政権の閣内に入ることを、想定して支持した人はいただろうか。 爺は、けなげに頑張る瑞穂さんを応援していましたが、 イチロウ、マキコのいる政権にすり寄るなんて、 思いもしなかった。 みずほさん、政権の甘いささやきに酔わされてはなりません。 得る物より、喪失する物の方が多くなることを、 爺はせつない。
イタリア観光映画 アマルフィ 女神の報酬 2009-09-05 10:47:06 | 劇場映画 たにしの爺、イタリー旅行には行ったことがない。でも、 文学、美術、映画などを通じてよく知っているつもり。 フジテレビ開局50周年記念作品として話題の映画を観てきた。 公式サイト 一言で言えば「面白かった」 ローマ、アマルフィなどイタリアの世界遺産の都市を、織田裕二と天海祐希が駆けまわる。 主な観光地はスペイン階段、サンタンジェロ城、カピトリーニ美術館、コロッセオ、テルミニ駅、フィウミチーノ空港、カゼルタ宮殿、そして題名になっている南部の名勝地・アマルフィ海岸のアマルフィ。 クリスマスが迫っている暮れのローマ。 世界G8会合が開かれることになっている。 イタリア日本大使館に黒田康作(織田裕二)一等書記官が派遣される。 G8の外務大臣会合に出席する川越外務大臣へのテロ対策の特命を受けていた。 亡夫の思い出の街・ローマに着いたは母子・矢上紗江子( 天海祐希)の娘・まどかが何者かに誘拐される。 黒田がこの日本人少女が誘拐事件に巻き込まれ、紗江子の「夫」として犯人との身代金の取引に関わることに。 身代金の取引場所に指定されたのはアマルフィだったが……。 テロの舞台になったカゼルタ宮殿、世界の歌姫サラ・ブライトマンが本人役で主題歌「Time To Say Goodbye」(タイム・トゥ・セイ・グッバイ)、すばらしい歌声を聴かせる。舞台効果といい、その天使のような美声が圧巻です。 エンドローグでもたっぷり魅せて、聴かせてくれる。 観光地のロケ、織田裕二がいっぱい、サラ・ブライトマンの美声、楽しめる映画です。
今日から9月 すすき見るころ 2009-09-01 06:45:54 | Lyricism >ススキなんですが 手を合わせているような >ススキの出始めは こんなだったのかと思いました(*^_^*) 朝日山に棲んでいるユキうさぎさんから、 高原の秋が届けられました。 お月さんが大きくなると、 うさぎさんも跳ねたくなりますか(*^_^*) 今日から秋ですね。 吹き荒れた「政権民意」を拭い去るように、 台風11号が列島を吹き抜けていきました。 4年前の「郵政民意」は一体なんだったのか。 今度の「政権民意」はどうなるのやら???。 選挙のたびに国民は期待して夢を見ては、 裏切りと失望を味わう。 小泉チルドレンが消えたように、 4年後は一郎チュードレンが消える番になる。 選挙に長けた金権本流のシナリオによる 「政権交代劇場」が始まる。 民意・観衆を気持ちよくしてくれるか。 主役になるのか。それは疑わしい。 久しぶりに、 たにしがアブクを噴いた。