2015新年睦月も、あと5日で終わってしまう。
ブログの更新も滞っていて、来てくださる方も多く、
気になっていましたので、正月撮りの残し分をアップします。
七草7日に成田山新勝寺を詣でてきました。
「成田のお不動さま」で親しまれている成田山新勝寺は、
真言宗智山派の大本山ですね。
1000年以上の歴史を持つ全国有数の信仰のお寺です。
江戸時代から年間を通して参詣者が絶えない。
成田講が各地で組織され、、今でも地方から成田参詣者が、
貸し切りバスでやってくるのを見ます。
現在の成田街道、京成電鉄は参詣者の足として発達した交通網です。
本山には例年、交通安全のお札を戴きに、
正月7日までには参詣することにしています。
以前は三が日中に行っていましたが、周辺道路の交通渋滞が激しく、
駐車場にたどり着くまでに2時間以上かかるので、
7日前後の日程に変更しました。
総門を潜って境内に入ると、
脇には縁起物のダルマやお飾りを売る屋台が並んでいます。
普段はあまり見かけなくなった「射的屋」さんも並んでいます。
何時もと変わらない成田山初詣風景です。
急な石段を上がって仁王門を抜けると石橋の両側に池があり、
獅子の石造が不心得者はいないかと睨みを利かせています。
本殿前はさすが7日ともなると、
お賽銭箱まで押すな押すなの三が日に比べ楽に進めます。
交通安全のお札を戴き(2000円)参道に戻りました。
参道はJR成田線の成田駅、京成成田駅からの道です。
両脇にはお土産さん、飲食店が並んでいて、
大晦日から三が日は警察が交通規制で行き帰りの参詣客を捌いています。
参道にはうなぎやさんが非常に多いです。
うな丼、うな重の見本が店先に並び、うなぎをさばいています。
2500円から3000円超までが相場のようです。
何軒も並ぶうなぎやさんのうち、なぜか「川豊本店」が超人気です。
整理券が発行され、「後何分待ち」との表示も出ています。
何故ここが超人気なのか分かりませんが、
店の中まで順番待ちで、戴いている背中に人が立っています。
「川豊」はJR成田駅の西口店と京成駅近くに「別館」があります。
爺は混雑する参道を通り抜け(20分くらい)JRの改札前を通って、
7~8分の「西口店」に行きます。
ここでも少しは待ちますが、宴会場や大広間など店のキャパが大きいので、
ゆっくり、美味しくいただけます。とにかく旨いです。
焼き具合といい、タレの味といい、言うことなしです。
参道に戻って歩いていたら「街歩きのロケ隊」に出会いました。
店から出てきたタレントの顔を見て「あっ○○だ」と思ったが、
一瞬、名前が出てこない。テレビでよく見る顔なのに???
写真うしろ姿しか撮れませんでした。
家に帰ったら出てきました。榎木孝明さんでした。
参道のお土産さんには漬物やさんが圧倒的に多いです。
中でもキュウリの「鉄砲漬け」が名物ですね。金粉入りもあります。
その他、ナス、ラッキョウ、セロリ、ゴボウなど野菜の漬物が並んでいます。
それと「なごみの米屋の羊羹」が有名です。
醤油焼きのぬれセンベイには若い女の子たちが並んでいます。
2月3日の節分会には有名歌舞伎俳優や大河ドラマ出演俳優がきて、
豆撒きが行われことでも有名です。
成田空港にも近く、
外国航空会社のクルーたちがフライト待ちの時間に遊びに来ています。
爺も「ヨーロッパの空気感」を体験したく、飛び立ってみたい欲求に駆られています。
実現への障壁が恨めしい。
長々とお付き合いくださり恐縮でした。