19世紀1800年代の中期・南北戦争――アメリカは血まみれの時代だった。
犠牲者60万人、21世紀の今日まで、
アメリカの戦争史上最大の戦死者を記録している。
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難解な前半と緊迫の後半、最後になぜか涙する。
いまも、アメリカが世界に示し続ける正義のあり方、
民主主義の原点を知ることができる映画です。
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もしこの映画を鑑賞するなら―-―
<アメリカ合衆国憲法修正第13条>第1節・奴隷制もしくは自発的でない隷属は、アメリカ合衆国内およびその法が及ぶ如何なる場所でも、存在してはならない。ただし犯罪者であって関連する者が正当と認めた場合の罰とする時を除く。
第2節・議会はこの修正条項を適切な法律によって実行させる権限を有する。
――この条項を記憶に留めて行きましょう。
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映画は、リンカーン大統領の「平等の絶対的正義」か、
奴隷制度のままの「南北戦争停戦」連邦維持か――
この修正第13条の下院表決を実現させるまでの、苦悩を描くものです。
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安部総理も憲法改正手続き条項の第96条改正を目指していますが、
総理の正義性と民主主義の信念は如何なものか?
公式サイト
サイトには幾つかのインタビューが付いています。
これを全部見れば映画の背景が良く分かります。
リンカーンを演じたダニエル・デイ=ルイスは本年度アカデミー賞で主演男優賞、
映画としては美術賞に輝いています。
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