たにしのアブク 風綴り

86歳・たにしの爺。独り徘徊と追慕の日々は永い。

野田民主党は、日本のために、早く国民の審判を受けなさい。

2012-10-27 09:36:46 | Nationalism

ようやく29日から国会が開かれる。
「問責決議」を受けている野田総理のする最優先事項は、
早く解散することです。

 先き送りするほど支持率は下がる。
なんで、この事が分からないのだろうか。
輿石民主党幹事長は、
石原新党、都知事選挙で「年内解散は無理」だ。
バカ言っているんじゃないよ。選挙先延ばしが見え見えだ。

解散が遅くても、早くても、民主党が過半数を得ることはもう不可能。
国民の審判が怖くて、逃げている与党って、一体、なんなのだ。

 松下政経塾終了の同窓生と、一回限りのチルドレンと呼ばれる新人たちで、
議員の数を膨らましただけの民主党。
日本の政治状況を極限にまで劣化させてしまった。

ろくでもない閣僚しか、揃えられない、目を覆うばかりの人(財)材の欠如。
党役員と閣僚のたらい回しでしか組閣できない実態。
国会の大臣席に一度も着かないで辞める大臣って、なんなのだ。

 三党合意を実現させ「近いうち解散」の約束を信じて、
野田総理を支持していたが、もう限界ですね。うんざりです。



選挙に有利な党利党略、選挙が怖い議員ばかりがひしめく民主党。
新たなマニュフェスト作りを始めたようだが、
前回選挙は、ウソの数字を並べて国民をだました。
来るべき選挙のマニュフェストには、ウソ数字は書けないと、
民主党の公約・マニュフェストが「風前のともしび」だという。

石原新党旗揚げなど「第三の勢力」結集が取り沙汰されているが、
しょせん選挙目当ての同床異夢に過ぎない。
 たにしの爺が提言します。
既成政党の民主、自民、公明が国民の信を得る道は、
「衆院小選挙区の0増5減に、比例代表の定数40削減と、
一部連用制導入を盛り込んだ衆院選挙制度改革法案」
を三党合意の公約に掲げて、
日本の「最大統治勢力である霞が関官僚」の独断を断つことです。
あっ、石原慎太郎爺もそんなこと言っていますね。
 一刻も早く総選挙をやって民意を問うべし。

晩秋の畑 西日差す フラワーアレッジメント

2012-10-23 17:31:31 | 花とつぶやき



先週の土日は好天が続きました。
これまで足を延ばさなかった集落に入りました。
屋敷林につつまれた農家の縁先には、
刈り取ったゴマの枝が干され、
冬瓜などがゴロっと置かれていました。




どの家にも庭にも、人影がありません。
屋敷の裏の道に入っても、日曜だというのに、
子どもが遊んでいる気配もありません。
NHKの「鶴瓶の家族に乾杯」でも、
誰もいない道で困り果てるゲストがいます。
あんな感じでしょうか。


お茶の木の垣根を廻って畑道に入ると、
秋茄子や色付いた唐辛子など、収穫された畑のあぜ道が、
鮮やかな花壇になっています。




農家の主人、あるいは主婦が何の気なしに植えた
花野菜のフラワーアレッジメントでしょうか。
西日差す晩秋の畑は、鮮やかな花壇になっていました。


秋の味 お裾分け 十三里(半)

2012-10-13 10:07:02 | 頂き物

10月も半ば、秋が深まっています。
今日13日は「さつま芋の日」だと知りました。
また「さつま芋」を十三里半とも言うことも。

ちょうど昨日、上州の知り合いから秋の味覚が、どっと届きました。
お裾分けです。

なぜ??13日が「さつま芋の日」になったのか―――?
秋半ば10月はクリと並んでサツマイモの収穫期ですね。

江戸時代の焼き芋やさんの看板が、由来の始まりのようです。
同じ季節に出回るクリ、色もお味も似ていますね。
クリに負けないオサツの味という意味で、
「クリ(九里)より(四里)うまいサツマイモ」ということで「十三里半」



東京の四谷には「大学芋の専門店 十三里屋」という知られた店があることを知りました。
東京駅や上野駅にもショップがあります。
「大学芋の専門店 十三里屋」

りんご栽培にも「少子化の風」
 オチが付いたところで、秋の味覚の代表は「りんご」ですね。
りんごと言えば今の代表品種は「ふじ」です。
その聖地の学校校舎が少子化で進学者が減少し、ピンチに立っているという。
記事によると、
「ふじ」発祥の地・青森県藤崎町の県立弘前実業高校藤崎校舎にある、
全国唯一の「りんご科」(生徒115人)が収穫シーズン真っただ中の今、
消滅の危機にあると伝えています。
(2012年10月12日付け、毎日新聞夕刊)

青森:リンゴの聖地の高校「りんご科」、存続の危機

たにしの爺もりんご農家育ち。とても身に詰まされる記事でした。
「少子化」と「老齢化」は日本のすべての面で活力をなくし、
「縮小社会の到来」は現実になってきた。
65歳以上の老齢人口が40%を占め、年金、医療・介護などのコストは増える一方、
反して生産従事者の成人人口は減っていく。
衰退へのマイナスエネルギーとして止めようのない局面に来ているようだ。
 2030年代は日本崩壊の10年になってしまうのだろうか???

赤ジュータンの上で遊んでいる国会議員たちに、
日本救国へ「高齢者産業立国」の構築を提案したい。

秋天 秋の道の辺の花 水引の花

2012-10-09 14:29:17 | 24節気

秋の花と言えば、山上憶良が万葉集の歌で選定した七草に代表されます。
女郎花・尾花・撫子・藤袴・葛・萩の花・朝顔

秋の野に 咲きたる花を 指折り かき数ふれば 七種の花(万葉集・巻八 1537)
萩の花 尾花 葛花 撫子の花 女郎花 また藤袴 朝顔の花(万葉集・巻八 1538)

水引の花

長く暑かった残暑も、いつの間にか和らぎ、
朝の涼も冷気に感じるようになりました。
陽射しはすっかり秋の半ばになっていました。

道端、あぜ道にあって誰も気にも留めない「水引の草・花」
道端の草に埋もれている1、2本は目には入らない雑草で、
撮影ポイントのない多年草ですが、
写真のように密集していると、咲き乱れるとも言えそうです。

草の葉に 風は吹かねど なよなよと
紅ゆるる 水引のはな  (土屋文明)

かひなしや 水引草の 花ざかり(正岡子規)

タデ科の多年草。山野の陰地に自生し、茎は高さ約60cmほど。
葉の表面に暗紅色の斑がある。
夏秋の頃、赤色の小花をまばらに穂状につける。

日本ハムファイターズ優勝 栗山監督就任1年で偉業

2012-10-02 22:55:24 | Journalism

プロ野球パ・リーグは2日、北海道日本ハムの3年ぶり6度目の優勝が決まった。
今日も試合がなかったが、優勝へ「M1」としていた日本ハムは、
2位の西武がロッテに敗れたため、本拠地待機で優勝が決まった。





日本ハム球団はこの日、
本拠地の札幌ドームに千葉県鎌ケ谷市のファイターズタウンの選手も召集し、
練習のあと午後5時から一般公開。
内野スタンド1万6000席に加え、グラウンドの一部も無料開放し、
ナインはファンとともに歓喜の瞬間を待った。





西武が敗れた瞬間、スタンドには7色のテープが舞い、ナインはベンチを飛び出し、
就任1年目でチームを優勝へと導いた栗山監督を胴上げした。
(写真も状況もテレビから)



開幕勝利投手を飾った斉藤祐樹選手も喜びの輪に。
7月から調子を落とし、真夏、ファームの鎌ケ谷球場でのリーグ戦でも打ち込まれていたが、
9月に入り調子が上がったということで、栗山監督は9月末、
開幕投手・斉藤をVロードに合流させ、30日には中継ぎに登板させた。

優勝インタビューで選手らは、栗山監督への絶大な信頼を語っていたが、
さすが栗山先生(教員免許あり、大学教授も経験)、生徒(選手)の心を掴んでいたことが優勝への要因でしょう。

日本ハムファイターズタウン鎌ケ谷(9月30日、鎌スタ★北海道まつりで)







ちなみに、「たにしの爺」はセはヤクルト・スワローズ(国鉄以来)のフアンで、パは日ハムをひいきにしています。栗山英樹監督、吉井理人・投手コーチ、三木肇・内野守備コーチはヤクルトの同僚でした。