まもなく、発生から1年を迎える東日本大震災。被災者ならびに被災地支援として、
3月21日に創刊140周年を迎えた毎日新聞社が24日に開催した、
スティーブン・スピルバーグ監督の『戦火の馬』(配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン)の,
チャリティー試写会に参加し、協力してきました。
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第一次世界大戦下のイギリスを舞台に繰り広げられる人間ドラマが、
一頭の馬を通して描かれています。
この度の震災により日本中で生きる希望や絆、つながりの大切さが見直されているなか、
『戦火の馬』は、多くの方々から共感を得られる作品です。
当日は会場内に募金箱を設置しますので、チャリティーにご協力ください。
義援金は毎日新聞社会事業団を通じ、日本赤十字社に寄付いたします。
◆会場:丸の内ピカデリー2
◆主催:毎日新聞社広告局
◆協力:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
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たにしの爺、東京・有楽町に来たのは何年ぶりだろうか。
メトロの階段を上がると、有名な宝くじの売り場の脇。丸の内ピカデリーはマリオンの9階にある。
さすがに洗練された映画劇場となっています。
上映時間2時間27分。
1頭の美しい馬に導かれる人間の繋がりと希望が
巨大スクリーンに感動と迫真のシーンが圧倒する。
CGを使わない実写だというから凄い。
数分続くエンドローグと共に流れる音楽がとても美しい。
この「戦火の馬」について、スティーブン・スピルバーグ監督自身が、
2月22日放送の「NHKクローズアップ現代」
に登場し~創造の秘密を語る~として、
国谷裕子キャスターと話していました。
スピルバーグ監督
「これは戦争映画ではなくラブストーリーなのです。
馬のジョーイは戦場で憎しみに満ちあふれている兵士たちの心を癒やす、休戦の旗のようなものです。
戦争という過酷な環境でも動物という存在がいることによって人々は、
政治やイデオロギー敵に対する憎しみを忘れることができる。
そういうことを伝えたかったんです。」