半月も前のことになりますが、
那須の空気を吸ってきました。
小中が同学年で昭和29年に卒業し、関東に住んでいる5人組。
他にも大勢居ますが、なぜか声が掛かり易い男3人、女性2人。
6月14日、黒磯駅に2時集合ということで連絡が入りました。
宇都宮に住んでいる大学教授退官の彼の車に同乗して、
同行者の子息がオーナーのペンションに向かいました。
那珂川に架かる那須大橋を渡りサファリパークを通過。
全く静寂な森の中に佇む一軒家。
前庭に芝生が広がっていました。
森の向こうに空が空いています。
5人揃って早朝の散歩は至福の時間でした。
美味しい空気と朝食の後、最初のコースは、
那須開拓の先覚を為した旧青木家那須別邸。
那須高原には青木家別邸のほか、明治の元勲、財閥ら別邸があります。
山県有朋、乃木希典、大山巌、松方正義らの名が案内書に載っている。
青木別邸のある道の駅、明治の森・黒磯でひと時の休憩を取りました。
この後、那須ロープウェイに向かいました。
空は晴れ上がって、青空になってきました。
上がっていくうちに視界は真っ白になった。
ロープウェイ駅に着いて見ると、
ゴンドラが霧の中に消えて行き、
霧の中から現われて降りてくる。
那須岳の頂上を見ることなく下山開始。
途中にある観光名所・殺生石を散策して、
那須温泉元湯「鹿の湯」に立ち寄り入浴。
すばらしい源泉の立ち寄り湯でした。
41、42、43、44、46、48度の湯壷があり、
硫黄を豊富に含んだ強い酸性の泉質。
入浴の心得を守ってくださいと注意書き。
かぶり湯、半身浴、入浴時間は3分以内。
入ったり出たり、43℃まで挑戦しました。
上がって休んでいましたら「倒れた人がいます」との叫び声。
係りの人が飛んでいきました。同行の一人がまだ出てこない、
それっと、行ってみたら別人。彼は46℃のに片足入れていた。
このあと、レストハウスで昼食、
有名チーズケーキハウスで休憩、
黒磯駅に着いたのは3時30分。
宇都宮、大宮、武蔵野線で西船橋。
帰宅は7時30分、行きも帰りも、
普通列車4時間の那須紀行でした。