台北の国立故宮博物館に行く機会がありました。
中国の最高秘宝が見られる博物館です。
なかでも三大至宝とされる「翠玉白菜」「肉形石」を、
じっくり見て、写真に撮ることが出来ました。
翠玉白菜(すいぎょくはくさい)
翠玉(翡翠)をハクサイの形に彫刻した美術品。
原石は半分が白、半分が緑のヒスイ輝石。
葉の上には、多産の象徴とされるバッタとキリギリスが彫刻されている。
同館を代表する名品の一つとされている。
肉形石(にくがたいし)
玉髄(ぎょくずい)を東坡肉(豚の角煮の一種)を模したとされる彫刻。
翠玉白菜と並ぶ同館の最高名品となっている。
この二つの至宝がガラスケースに入っているとはいえ、
間近に見られて、フラッシュは禁止だけど、
写真も自由に撮れるのはうれしいですね。
三大名品のもう一つ、
「清明上河図」は北京の故宮博物院に行かないとみられない。
忠烈祠の儀仗兵交代式
忠烈祠は中華民国(台湾)建国の英霊を祀っている。
見どころは儀仗兵(ぎじょうへい・衛兵)交代式。
入口の門と大殿に2人ずつ立っている儀仗兵さん。
1時間に1度、交代式が行われる儀式が観光になっています。
交代する兵士が隊列を組んで銃剣を手に行進します。
何とも言えないカッコよさです。
中正紀念堂
中華民国初代総統の蒋介石を顕彰する、
中正紀念堂でも衛兵交代儀式が行われます。
こちらは室内で行われていましたが、
人混みが多く写真は撮れませんでした。
九フン
この後、「千と千尋の神隠し」で人気になっている、
台北市郊外の最大の観光地帯「九フン」に行きました。
定番通りに雨降りでした。
急な階段を傘をさして上り下り人の波でした。
写真を撮るにも止まっていられません。
「九フン茶房」というところでお茶して、
写真の「茶梅」を土産に買いました。
台湾については予備知識なしで行ったもので、
帰ってからネットをくぐって、
「ああ、そうだったのか」と後付け知識です。