たにしのアブク 風綴り

86歳・たにしの爺。独り徘徊と追慕の日々は永い。

「枯野歩みて」長くもあり、短くもあり、睦月の終わりに

2017-01-31 17:26:00 | 散策の詩

今日で2017年の1月が終わります。
今さら、この歳になって、
経つ日の速さを思うなんてこともないです。
ブログ更新の節目として、冬枯れの林間に感懐を載せて、
睦月の始末としました。



この時期は、やはり冬の枯れ野の風景がいいです。
タソガレているたにしの爺の心象に合っています。



いつもの徘徊の道も冬の枯れ葉道が続いています。
枯葉を落とした冬樹の根本は逞しく張っています。



芽吹きのエネルギーを溜め込む精に満ちています。
まさに「樹高千丈 落葉帰根」とはこのことですね。



「山林に自由存す」と謳ったのは国木田独歩です。
(前節略)‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
なつかしきわが故郷は何処ぞや
彼処にわれは山林の児なりき
顧みれば千里江山
自由の郷は雲底に没せんとす



吾が影の吹かれて長き枯野かな   夏目漱石
旅に病で夢は枯野をかけめぐる   芭蕉
八方に山のしかかる枯野かな    松本たかし





引き換えてわが身を観れば徘徊の道すがらの日々、
よしなしことの悔いと妄想の妖しいことごとだに。



二股で 枯れ野を塞ぐ 木瘤かな(たにしのアブ句)

開発のための持続可能な観光の国際年

2017-01-29 18:09:17 | Journalism

ずーっと晴天が続いている当地ですが、朝の冷え込みは厳しく、
水のあるところは薄氷が張って一日、溶けません。
小魚を餌にしているサギ、カワセミは氷のない水辺を探してきます。



この時期、餌になる小魚は少ないらしく、
ジッと水面を見つめていて動きません。
地上で餌を探す小鳥も、池で魚を探す鳥も、冬は大変です。
今年はトリ年ですね。



先日、朝6時、何気なく点けたNHKFM放送を聴いていましたら今年、
2017年は「開発のための持続可能な観光の国際年」だということを知りました。
観光にちなんで、よく知られている世界の観光地に関わる合唱曲が日本語訳詩で聞きました。



ドイツ・ライン川の「ローレライ」、ロシアの「エルベ河」、
フランスの「アビニョンの橋で」、
ジャワ島中部を流れるソロ川「ブンガワン・ソロ」、
南米アマゾンの「満月の不思議ポロロッカ」、



オーストリア民謡「ダハシュタイン山の上から」、
スイス民謡「ホルディリディア」、
イタリア「フニクリ・フニクラ」、日本「雪山賛歌」など、
久しぶりに耳にした曲や初めて聞く歌もありました。



「国際年」とは国際連合が一年を通して、
各国がその主題にとりくむための活動目標を定めている年間テーマです。



1957年の「国際地球観測年」が初めての国際年で、
以来、毎年、総会で「国際年」を決めています。
昨年の2016年は「国際マメ年」でした。



「開発のための持続可能な観光の国際年」の精神は、
①「いたるところの人びとのなかのよりよい理解を促進すること」
②「多様な文明の豊かな遺産に対する認識の高まりを導くこと」
③「異なる文化の固有の価値についてより優れた評価をもたらすこと」
が重要であるとしています。



要は「多様性」の観光開発の尊重ということのようです。
しかし皮肉なことに世界の最大強国・アメリカの大統領が、
多様性を拒否、「アメリカ第一」を唱えて、
民族分断を強行し始めました。
新たな世界史の時代が始まったようです。


日本人が皆待っていた19年ぶりの「晴れ姿」

2017-01-28 10:22:11 | Journalism
横綱・稀勢の里、奉納土俵入り 
「さあ、これからが正念場だ」
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第72代横綱に昇進した稀勢の里(茨城県出身、田子ノ浦部屋)、
横綱推挙式と奉納土俵入りが27日、東京・明治神宮で行われました。



太刀持ちに弟弟子の小結・高安、露払いに同じ一門の前頭・松鳳山を従え、
稀勢の里は「雲竜型」の土俵入りを奉納しました。
横綱の土俵入りはパフォーマンスではなく神事です。

一層の精進と稽古で「立ち合い」のスキを克服するよう、
一門の芝田山親方(62代横綱・大乃国)も厳しく見守っています。

三役にいて大関を目指す弟弟子の高安も力強い味方です。
兄貴分稀勢の里のライバルを倒すことで、
自身の目指す大関への道が拓けてきます。
二所ノ関一門、田子ノ浦部屋の春が待ち遠しいですね。

掲載の毎日新聞記事によりますと、
稀勢の里は「つま先から頭の先まで集中してやりました」。
初めて土俵入りを披露し、「責任感がますます強くなる。
もっと相撲に興味を持ってもらうのも僕らの使命」と、
思いを新たにしたと語っています。
たにしの爺としてのお願いは、心臓に良くないので、
「ハラハラ」させないで勝っていただきたい思いでいます。

稀勢の里、白鵬を破り、涙の初賜杯に祝福の嵐

2017-01-22 19:51:40 | Journalism

大相撲初場所で14日目に初優勝を決めた大関・稀勢の里、
千秋楽結びの一番では両親が見守る中で、
横綱・白鵬に勝って14勝1敗として、
横綱昇進へ確かな実力を証明しました。





表彰式で初めて天皇賜杯を抱き、優勝旗を受けた後、
優勝インタビューに答える稀勢の里は
「優勝までずいぶん長くなったが、
たくさんの支えがあって、ここまで来られたと思う。」
と何度も涙をぬぐいながら答えると、
館内は感動の嵐、祝福の歓声に包まれました。

  

 

嬉し涙に目をウルませていた両親も、
表彰式には笑顔になっていました。
きっと、牛久大仏も微笑んでいるでしょう。 

 

今場所は高安、御嶽海、勢、負け越したけれど正代、遠藤ら、
若手の四つ相撲の正統派力士の活躍が目覚しく、
来場所からは、日本大相撲王道派の稀勢の里と、
押し、寄りの力の入った土俵が期待できそうです。

大寒の梅ほころび、運命の大関・稀勢の里に春の訪れ

2017-01-21 21:58:34 | Journalism

大相撲初場所14日目の21日、東大関・稀勢の里(田子ノ浦部屋)が初優勝しました。
この日まで優勝争いのトップに立っていた稀勢の里は、
逸ノ城を降して1敗を維持しました。
1差で追っていた東横綱・白鵬が貴ノ岩に敗れたため、
千秋楽を待たずに14日目に優勝が決まりました。



支度部屋で記者の質問に「うれしい」と一言。
涙を滲ませました。初土俵から15年、大関になって31場所目でした。



稀勢の里はこれまで、何回も優勝に近付きながら、
自身の取りこぼしや、横綱・白鵬の壁に阻まれ、
賜杯を手にすることが出来ないでいました。



稀勢の里は「一度も優勝をしない最強の大関」として、
歴史に名を残す「運命の大関」になるではないかとも、
たにしの爺は、思っていました。
来場所は「横綱に昇進」、これまでの忍耐を糧にして、
強さと品格の備わった名横綱になってくれるでしょう。



思えば、1年前の春場所は琴奨菊が、
モンゴル横綱を撃破し、10年ぶりに日本人力士が優勝し、
たにしの爺、近くの佐渡が嶽部屋まで駆けつけました。
松戸駅前通りでの優勝パレードにも駆けつかました。



その琴奨菊、カド番で迎えた春場所、負け越してしまいました。
来場所は関脇に陥落し、10勝しないと大関に戻れません。
同部屋の琴欧州もカド番で負け越し、
カムバックできず引退しました。
「琴」の冠の付く佐渡が嶽部屋の力士がめっきり少なくなってしまい、
幕内では琴勇気が頑張っていますが、琴奨菊同様に、
土俵に横転する負けが多すぎます。



琴奨菊については、大関にカムバックできなくても、
土俵に上がって、身上の「がぶり寄り」を見せてもらいたいです。
往年の「三根山」のように、大関で一度優勝した後、
ケガと病気に悩まされながら幕尻に下がっても土俵を勤め、
上位に戻り敢闘賞にも輝いています。
当時は鏡里、吉葉山、若乃花、栃錦、琴が浜、信夫山、名寄岩など、
人気力士が揃っていた中で、愛嬌の有る丸っこい顔で人気を得ていた「三根山」のように、
琴奨菊も愛される力士として、何時までも「琴バウアー」を魅せてもらいたいものです。



今場所もう一人、嬉しく感激したのは「御嶽海」の活躍です。
長野県出身の力士が横綱を破って「金星」を挙げたのは、
「大昇(長野県北佐久郡軽井沢町出身)」が、
西前頭5枚目だった1955(昭和30)年1月場所で、
初日に横綱栃錦を破って以来62年ぶりだという(信濃毎日新聞より)

思えば、たにしの爺、大相撲に関心を持ち出したのは、
この「大昇」(立浪部屋)が同郷の力士として応援をしたのが始まりでした。
当時の立浪部屋には贔屓の羽黒山、名寄岩、清惠波など人気力士がいて、大昇もその内の一人でした。

 久しぶりの長野県出身力士「御嶽海」の活躍に、たにしの爺、
何よりもクレバーな相撲ぶりに、さすが長野県人だと興奮しています。

たにしの爺が待っている「ゴドー」は既に通り過ぎた??

2017-01-15 13:58:40 | 本・読書

最近、こんな本を読みました。
サミュエル・ベケット「ゴドーを待ちながら」(訳者、安堂信也・高橋康也)2009年1月10日・白水社刊。

何故この本を、この時期に、読むことになったのか、
長文になりますが、そのきっかけを書いて見ました。

昨秋から暮れにかけて、毎日新聞紙上で複数回、目に留まったフレーズがありました。
――「ゴドーを待ちながら」――



*①2016年12月17日、毎日新聞朝刊、コラム「危機の真相」。
同志社大・浜矩子教授が毎月書いているオピニオンコラム。
「日露首脳会談 ウラジーミルを待ちながら」と題した記事。

多岐にわたる内容でしたが、表題の当該部の要旨は――
安倍首相は長門市の温泉旅館でプーチン大統領を待っていた。
ウラジーミルは予定より2時間半ほど遅れてやってきた。
ウラジーミルを待ちながら、晋三さんは何を考えていただろう。

筆者・浜教授は「ゴドーを待ちながら」という芝居について述べて、
いま世界中が「ゴドーを待っている」として、
アメリカにはトランプという「ゴドー」が来るが、何者か良く分からない。
総選挙目白押しのヨーロッパ各国でも「ゴドー」を待っている。
「ゴドー」に期待しながら、結局、不条理な結果になるのか、
「良きゴドーが来てくれますように」と筆者は結ぶ。
「日露首脳会談 ウラジーミルを待ちながら」



たにしの爺、「ゴドーを待ちながら」について調べました。
サミュエル・ベケット(アイルランド生れのフランスの小説家・劇作家)の
二幕の不条理劇の戯曲だと知りました。

登場人物は、
エストラゴン(ゴゴ)
ヴラジーミル(ディディ)
ラッキー、ポッウォ
男の子

エストラゴンとヴラジーミル、2人の浮浪者が田舎の一本道でゴドーという人物を待ち続ける。
二人は待ちながら、脈絡もない、帰結もないセリフを、エンドレスにしゃべり、
そして沈黙、またしゃべりを続ける。



そこに、ラッキー、ポッウォの乞食同様の二人が登場する。
さらに、論理的非連続なおしゃべりと、奇妙な動作が繰り返される。
二人が去った後、少年が登場して「ゴドーは今日は来ない」という。

日が変わって「二幕」――
登場人物は同じ、同じように、脈絡のない不連続なセリフが続く。
そして結局、ゴドーは現れなかった。
また、ゴドーは何者であるかもわからないで終わる。



解説によりますと(要旨)、
「この芝居が現代演劇最大の傑作(あるいは問題作)であることを疑う者は、おそらくいない。
匹敵するのは唯一の『ハムレット』あるのみかもしれない。」という。



*②この不条理演劇が直近、演じられることを知りました。
2016年12月28日、毎日新聞夕刊、カルチャー芸能面。
柄本明、佑、時生父子「ゴドー」には宝の山がある――の記事をみました。
劇団東京乾電池が来年1月5日から10日柄本明(えもと・あきら)演出で、
ベケットの「ゴドーを待ちながら」を上演するという前触れ紹介記事でした。

記事によりますと、佑と時生は1年半前にも演じています。
「すぐにもう一回したいねと時生と話しました」と佑。
今回は父明に演出を依頼したという。
息子2人には「ゴドーができるのは、大変なぜいたく。長くやることで、
その中に隠された宝の山があると思う」と父明のアドバイス。



「ゴドー」をひたすら待ち続ける、ヴラジーミルに柄本佑(たすく)、
エストラゴンに時生(ときお)の兄弟が出演する。
そこへポッツォ(ベンガル)とラッキー(谷川昭一朗)が現れる。
「ゴドーを待ちながら」は1月5~10日、東京の下北沢ザ・スズナリ。(以上、記事の要旨です)

劇評、出来栄えについては分かりませんが、切符完売で公演は終わっています。
劇団東京乾電池

 父・柄本明、息子の佑と時生親子。
テレビ、映画作品で、特異な風貌で異彩を放つ役者ぶりは知っていますが、舞台劇もやるとは知らなかった。
二人の息子もテレビの朝ドラにも出ていて、個性的というか、
不気味さの中に、おかし味を感じさせる芸能人だと思っていましたが、
こういう戯曲まで演じるとは知りませんでした。



*③2016年12月25日、毎日新聞、今週の本棚
保坂和志著『地鳴き、小鳥みたいな』(講談社・1620円)の書評のなかで、
評者の鶴谷真さんが、カミュの小説「異邦人」やベケットの戯曲「ゴドーを待ちながら」を引き合いに出して、作品を解説していました。



 たにしの爺、演劇とか、戯曲・舞台劇については全く不案内です。
関心もなく、これまで見たこともありません。
記憶にあるとしたら、何かの招待で行った「明治座」で、
梅沢富美男一座のバタバタ劇を見たくらいです。

今回読んだ戯曲「ゴドーを待ちながら」は実に面白くありませんでした。
最後まで読むためには大変な辛抱をしました。
幸いというか、不幸にもというべきか通院がありましたので、
病院の待ち時間という閉鎖的時空の中で、
何かに集中するしかない状況において読み終えました。



戯曲は読むのと、舞台で芝居として観るのでは、感じるものが違うのでしょうね。
しかし、たにしの爺が思うには、
芝居とか、演劇は役者にこそ身体的エクスタシーがあるのであって、
観る側には、どのようなエクスタシーがあるのか、
よく、「総立ちのカーテンコール」とかと言われますが、
経験したことがないのでわかりません。
この歳になっても演劇とか舞台の感動を知らない。
自己顕示には引っ込み思案の「たにしの爺」です。

たにしの爺が待っている「ゴドー」なんだろうか――。
80年近くも待っているが「ゴドーは何者かわからないし、まだ現れない」
それとも、すでに来て、去って、しまっているのだろうか。
皆さん「ゴドー」は待っていても、決して来ないでしょう。

関東に過去60年で最強の寒気が来襲するという

2017-01-13 21:21:37 | 花とつぶやき



北海道、東北・北陸では大雪が続いています。
北日本の日本海側の各地では被害も出ています。



青森・酸ヶ湯温泉では246センチ、山形・肘折温泉では242センチ。
土日にかけて、さらに大雪・暴風雪が予想されています。
センター試験への受験生の足の確保が心配されています。



東日本や西日本の太平洋側の平地でも、
大雪のおそれがあるということで、暮れから本日まで、
ずーと晴天が続いている当地でも雪が舞うらしいです。



冬空の晴天は蒼く澄み、日差しも温し。
シクラメンとカニサボテンの朱色で窓辺を暖かい。



在宅で籠っている、たにしの爺、
炬燵に入ったまま、ブログ更新の谷間を凌ぎました。



人類種として唯一生き延びたホモ・サピエンス

2017-01-08 11:13:25 | 本・読書

話題の本「サピエンス全史」の上巻を読み終えました。
著者ユヴァル・ノア・ハラリ氏はイスラエル人歴史学者です。
600万年前に種の原型が現れて、現代までの全歴史過程を解く。
サピエンスのDNAには凶暴因子が含まれているという。
人類の行き着く先には‥‥‥‥‥‥



たにしの爺、昨年の秋、市の図書館に行って、
ユヴァル・ノア・ハラリ著「サピエンス全史」上・下(河出書房新社、上下各2052円)
購入希望図書として注文しました。

係りの人曰く「この本でしたらすでに購入済です」
「順番待ちの人がいます」という。
たにしの爺「えっ、ほんと、すごい」と、
購入担当の司書様に敬意を表して、順番待ちのリストに登録しました。



暮れに順番になりましたという連絡を受けて、
「上」だけ手にすることが出来ました。返却期限が1月7日、
「待っている人がいるので、延長はできない」ということでした。

暮れから正月、活字のぎっしり詰まった本書の虜になりました。
一行、一行に歴史の詰まった文章で書かれています。
読み飛ばすような内容ではありません。
その上、読了の期限がありました。



本日7日、上巻を返却、下巻の借り出しリストに登録しました。
待機者が4人もいるという。
手元に来るのは2カ月先になるでしょう。
たにしの爺、上巻をとりあえず目を通した段階ですので、
読評コメントをするなんてできません。



表紙の見返しに記された紹介文の一部です。
――アフリカでほそぼそと暮らしていたホモ・サピエンスが、
――食料連鎖の頂点に立ち、文明を築いたのはなぜか。
――その答えを解く鍵は「虚構」にある。
――我々が当たり前のように信じている国家や国民、企業や法律、
――さらには人権や平等といった考えまでが虚構であり、
――虚構こそが見知らぬ人同士が協力することを可能にしたのだ。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥



たまたまNHKのクローズアップ現代で、
この本が取り上げられていましたので紹介します。
クローズアップ現代:1月4日(水)放送

下巻が届くまで、「鬼平」を楽しむことにします。



それと、上野で開催中の特別展、
「世界遺産 ラスコー展 〜クロマニョン人が残した洞窟壁画〜」
にも行って見ます。

本日9日、毎日新聞朝刊に出ていた書籍広告です。



家内安全・交通安全を願って成田山新勝寺詣で

2017-01-07 10:27:19 | 国内旅行

たにしの爺、新年恒例の成田山詣でに行ってきました。
三が日の大混雑を避けて7日に行くのが例年でしたが、
今年は7日から連休になるので、6日にしました。



参道直近の駐車場にもすんなりは入れました。
境内の善男善女もほどほどでした。
昨年は2回も入院することになりましたが、
大事に至らず済んだ事を報告して、今年の息災を祈願しました。
例年通りの「交通安全」のお札をいただきました。



参道に戻って、これもまた例年通り、JR成田駅を抜けて、
うなぎの川豊西口店で一休みしました。
再び成田駅を通り抜けて参道に戻りました。



これもまた、例年通りに参道の蔵元「長命泉」の甘酒を立ち飲みしながら、
ぶらぶら両側のお店を覗いて歩きます。
千葉名産のピーナツ、漬物・鉄砲漬け、ヨウカン、川魚、
そしてうなぎの食事どころが多いです。



今年もまた無事、成田山詣でを済ませることができました。
家内安全・無病息災が叶いますよう。

とり年の初撮りはロウバイ・蝋梅の花

2017-01-04 18:11:48 | 散策の詩


三が日は、無為のまま過ぎ去っていました。
いつも歩く道野辺の道には、
ふくいく(馥郁)とロウバイの香りが漂っていました。



何度も通っている道ですが、この時期、
目に付く花はロウバイが多いです。



小枝の張った低木から、高木まで、
徘徊の道筋には十本近く見られ、
ロウバイ花の香り散歩が楽しめます。



とり年の初撮りになったロウバイの花は、
早春の青空に輝いて見えました。
 たにしの爺、今年の正月は、
チョコに代わって、本を片手に過ごしました。

トリの声、グローバル・多文化主義「流動化の年」になるか

2017-01-01 09:13:16 | Journalism

写真は、「真実の証」伝説に由来するポルトガルのニワトリ・バルセロスの雄鶏「ガロ」

澄み渡る 2017年新春の空

ポルトガルの元首相で国連難民高等弁務官を務めていた、
アントニオ・ゲテレスさんが、国連の新しい事務総長に就任しました。
韓国出身の潘基文(バン・キムン)前事務総長については、
「国連を私物化」などと2期10年間、余り評価されて来ませんでした。
シリア内戦をはじめ、漂流する難民、国連が直面する多くの問題に、
ゲテレス新事務総長の手腕に期待が集まっています。



写真はたにし家の「ときの声」ニワトリです。

20日には、”トランプ大統領流”アメリカがスタートします。
選挙中に発した数々の「暴言公約」の実行に着手するのか――????、
「民族分断」「国境障壁」反多文化主義の主張に、世界の注目が集まります。
「戦争をしない国際公約」の日本にも、厳しい現実があります。
流動の一年が「酉の声」をあげました。

たにしの爺、今年も道野辺徘徊の道筋、
認知症予防を兼ねて、偏見と独善をモットーに、
哲学的思考の妄言アブクを吐いていきます。