金星探査機「あかつき」が金星周回軌道投入に失敗した翌日の昨年12月8日、宇宙ヨット「イカロス」が金星から約8万キロの距離まで最接近し、撮影に成功していたそうだ。26日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、「イカロス」が撮影した金星の画像を公開した。
写真には、三日月状に輝く金星と、太陽電池を載せた帆や帆綱が写っている。JAXAは「SF(空想科学小説)と思われた宇宙ヨットが金星に到達した証拠」と説明している。この写真は、たしかにSF雑誌で見たことあるようなイメージだ。
イカロスは14メートル四方の樹脂膜を広げ、太陽光のわずかな圧力を受けて進む。膜面の液晶装置で光の反射率を部分的に変えることで帆の向きを変え、かじを切ったり加減速にも成功。既に約5億キロを航行し、膜上の装置で宇宙空間のちりの分布を明らかにする観測を続けているという。はるか彼方の宇宙でしっかり働いているのである。
「あかつき」は残念だったけど、「イカロス」がしっかり働いていることを知って、まだまだ日本の宇宙開発技術は捨てたものじゃないなと思った。
写真には、三日月状に輝く金星と、太陽電池を載せた帆や帆綱が写っている。JAXAは「SF(空想科学小説)と思われた宇宙ヨットが金星に到達した証拠」と説明している。この写真は、たしかにSF雑誌で見たことあるようなイメージだ。
イカロスは14メートル四方の樹脂膜を広げ、太陽光のわずかな圧力を受けて進む。膜面の液晶装置で光の反射率を部分的に変えることで帆の向きを変え、かじを切ったり加減速にも成功。既に約5億キロを航行し、膜上の装置で宇宙空間のちりの分布を明らかにする観測を続けているという。はるか彼方の宇宙でしっかり働いているのである。
「あかつき」は残念だったけど、「イカロス」がしっかり働いていることを知って、まだまだ日本の宇宙開発技術は捨てたものじゃないなと思った。