とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

囲炉裏端”言いたいこと”談義に参加

2012-02-25 23:06:18 | いろいろ
今日は、山に行く予定だったが、前日の天気予報で一日雨模様と知らされ、急遽中止してしまい予定が空いてしまった。そんな情報をうっちゃんが耳にして、予定がないならこちらに来たらということで、ヒロボーさんが呼びかけていた「炉裏端”言いたいこと”談義」に参加することにした。

どんな集まりかよくわからないまま、午後1時掛川駅に集合した。雨は思ったより大したことなくほとんどあがっていた。こんなことなら山登りを決行しても良かったなと、少し後悔も先立っていた。そんな中、10名ほど集まり、掛川駅から菊川市内にある「長福寺」まで約1時間半のウォーキングとなった。半分くらいは、顔見知りのランニング仲間であったが、他は初対面の人であった。

掛川駅南口から、陣場峠方面へと歩き出した。陣場峠が何処なのかよく知らなかったが、掛川ICより南にある小高い山の峠であった。街中から少し山道を登ると小高い場所があり掛川市内が一望できた。遠くには、粟ヶ岳も見えていた。


その奥に陣場峠の看板があった。徳川家康の掛川城攻略の拠点だった場所と言う内容が書かれていた。この峠の下のトンネルは、何度も車で通ったことのある場所だったが、このような謂れのある峠だとは知らなかった。


陣場峠から茶畑の間を抜け、トンネルの手前まで下っていく。


この辺りは、昔から塩の道として使われていた道らしい。要所要所に、塩の道の標識が立てられていた。


これが、陣場峠下の旧道のトンネルである。赤レンガつくりの狭いトンネルは、歴史の重みを感じさせてくれる。


塩の道を進むと、手入れされた梅林があった。このところの暖かい気温と雨で梅が咲き出したようだ。


ゴール地点の「長福寺」前の小川では、カモの群れが我々を出迎えてくれた。


ここが「長福寺」の入口である。遠州菊川の里山にひっそりと佇み、回りには茶畑と小高い山、ホタルも舞う小川もあるという閑静なお寺だ。


さて、このお寺の裏山では「地球誕生46億年の旅」を体感する事が出来る。いったいどんな体験が出来るのか興味津々であった。


500mほどある散策路を歩くことで、地球が誕生してから46億年経った現在までの経緯を知るのである。山道に沿って10m進むごとに1億年づつ経過する。その間に「生命誕生」「恐竜の出現」「哺乳類の出現」など、地球が誕生してから歩んできた歴史を知るのである。
















やっと人類が出現したのは46億年後である。


そして、このコースの中で人類が誕生したのは、たった2cmでしか表すことができないと知って、いかに人類の歴史がちっぽけなものだと思い知らされる。


最後にこの看板で、命の大切さと地球環境を守らなければならない事を考えさせられた。それにしても、ユニークな散策路である。テレビの「ナニコレ珍百景」と言う番組で紹介されたことがあるそうだ。


さて、ユニークな散策路を歩いた後、長福寺の住職から囲炉裏端に招かれる。住職を囲んで、10名の参加者を交えて囲炉裏端談義が始まった。




皆さん、個性的な人ばかりで、言いたいことがいろいろあるものである。人生を謳歌している人ばかりで、いろんな話が参考になった。まだまだ、話したらなかった人もいたようだが、明日の予定もあり、午後7時に集合写真を撮って解散となった。


帰りは、タクシーか自力で最寄の駅に行くしかない。私は、今日の歩きが少し物足らなかったので、うっちゃんや山草人さんと一緒に小走り&歩きで4~5キロ先の菊川駅まで自力で向かった。その後、電車を乗り継いで家に帰った。さて明日は、浜松シティマラソンである。ブログを書いていたら、こんな時間になってしまった。急いで準備して寝なくては…。