昨日の日曜日は、「第18回星の郷八ヶ岳野辺山高原100kmウルトラマラソン」に参加してきた。今年3月の小豆島、4月の富士五湖に続いて3回目の100kmウルトラマラソンだ。この大会は、今年で18回にもなる歴史ある大会だが、私は初めての参加だった。長年、5月初旬の萩往還マラニックに参加して、その後は休養期間にしていたので縁がなかったのだが、やはりこの大会に出ずして、ウルトラマラソンを語ることは出来ないとの思いから今回ややっと参加することになったわけだ。大会のスローガンでも「野辺山を制するものはウルトラを制す」と示されてるくらいである。
さて、今回は山草人さんの誘いもあり、山草人さんのランニングクラブの皆さんに同行して現地に向かった。総勢16名の大所帯での参加となり、宿泊した民宿は貸切状態だった。このクラブには、山草人さんを含めてデカフォレスト(野辺山10回以上完走者)が何人もいるので、その仲間に混じって自分も完走できるか心配だった。コースは、最高点の標高が1900mを越え、標高差が1000mにおよぶ国内屈指の難コースだともいわれ、過酷なレースになることを覚悟して大会に臨んだ。
スタート地点は、JR野辺山駅前にある南牧村社会体育館前である。午前5時、100km・71km・42kmの選手約2500名が一斉にスタートする。

野辺山駅前では、大学生のチアガールが見送ってくれている。

駅前を過ぎると、すぐに野辺山高原の田園地帯に入っていく。牧場では、あまりの大勢の人間が走っている様を、びっくりしたように牛が見守っていた。

広範囲に畑が広がっており、高原野菜の産地を眺めながら横切っていく。

JRでは最高標高地点(1375m)になる記念碑の横を通過する。

10キロ地点手前で、砂利道の林道に入る。

雪を被った八ヶ岳連峰の勇姿が見えてきた。素晴らしい景色に感動しながら走っていく。

程なく10キロ地点を通過する。この後、15キロくらい砂利道のトレイルコースとなりグングン山を登っていく。

笹原の間を走る。八ヶ岳の懐深く入っていくような気分になっていく。

所々から雪を被った八ヶ岳連峰が見えてくるので、目がどうしてもそちらに向いてしまう。

やがて、コース最高地点(1908m)を通過する。みんな記念写真を撮っている。

「生命の水」という水飲み場では、八ヶ岳の湧き水を飲み干す。暑くなってきたので、まさに生き返るような美味しい湧き水だった。

まだしばらく砂利の林道が続く。

やっと舗装道路にはいり走りやすくなる。

30キロ地点を通過する。

八ヶ岳の硫黄岳を真正面に見ながら走る。

最高地点を通過してからは、ひたすら下り道になるのかと思っていたが、舗装道路に入ってからもアップダウンが幾つかあり、暑さと共にきつくなってきた。

温泉のある稲子湯のエイドでお汁粉やおにぎりを食べる。大分ガス欠になってきていたので、お汁粉が美味くエネルギー補給になった。そして、稲子湯から1キロほど上ってから、一気に下り道になり、42キロの部のゴール地点となる「八峰(やっほー)の湯」に向かう。

「八峰の湯」でコーラを飲んで、一息入れ、更に下っていく。ステンドグラスのはまったきれいなトイレの横を通過する。

その先には「松原湖」がある。我々が泊まった民宿のすぐ近くである。

坂道の途中で、チアガールの女の子が手を振っていた。

芝桜の花壇を回りながら下っていく。

国道141号線を横断して、小海町に入っていく。50キロ地点は、今コースでは880mと最も標高が低い地点だ。最高地点から、1000m以上下ったことになる。

50キロのエイドでは、そばを頂く。

しばらくは平坦な川沿いの道を進む。このあたりが唯一の平坦な道だ。

58キロの北相木村役場への往復約5キロ程の折り返しコースが、早いランナーと出会う場所だ。ここで、顔見知りのランナーに何人も出会い、お互いの位置を確認する。そして、65キロ地点から、後半の最大の難所「馬越峠」への長い道のりが始まる。まず、その中間の71キロ地点となる「滝見の湯」を通過する。ここは、71キロの部のフィニッシュ地点でもあり、ここで終わる選手がいて羨ましくなる。

上り道は、さらに延々と続く。「馬越峠」の標高は1620mあり、コース上には「頂上まであと○キロ」の表示が1キロごとに表示されているのだが、その1キロ、1キロがとてつもなく長く感じた。「馬越峠」を通過したのが15:50だった。ここで78キロで、残り22キロとなったが、制限時間の19時までは3時間10分しかない。後半のペースダウンを考えると、かなり際どい時間となり、少々焦り始めた。

「馬越峠」から下り道となるので、ここで貯金を作ろうと頑張ってペースを上げながら一気に5キロほど走る。おかげで、5キロを30分ほどで走ってしまい、かなり貯金ができた。しかし頑張りすぎて、その後、平坦な道もまともに走れなくなっていた。

90キロ地点を17:13に通過。

沿道には、桜がまだ咲いていた。この時点で、1キロ進むのに9分くらいかかっていた。少し走って、また歩くの連続だ。ラストスパートする余裕もない。

18:40。あと1キロ地点となり、時間内完走が射程距離に入ったことを確信できた。

残り1キロとなったところで、少し力が出てゴール目指して走り出す。18:47に無事ゴール。噂に違わず過酷な難コースであったが、とにかく完走できたことでホッとした。

制限時間ギリギリではあったが、「野辺山を制するものはウルトラを制す」とのスローガンを信じるならば、他のウルトラへの自信ができたような気分になった。そして、この大会を10回以上も完走しているデカフォレストたちの凄さに、改めて敬服した。
さて、今回は山草人さんの誘いもあり、山草人さんのランニングクラブの皆さんに同行して現地に向かった。総勢16名の大所帯での参加となり、宿泊した民宿は貸切状態だった。このクラブには、山草人さんを含めてデカフォレスト(野辺山10回以上完走者)が何人もいるので、その仲間に混じって自分も完走できるか心配だった。コースは、最高点の標高が1900mを越え、標高差が1000mにおよぶ国内屈指の難コースだともいわれ、過酷なレースになることを覚悟して大会に臨んだ。
スタート地点は、JR野辺山駅前にある南牧村社会体育館前である。午前5時、100km・71km・42kmの選手約2500名が一斉にスタートする。

野辺山駅前では、大学生のチアガールが見送ってくれている。

駅前を過ぎると、すぐに野辺山高原の田園地帯に入っていく。牧場では、あまりの大勢の人間が走っている様を、びっくりしたように牛が見守っていた。

広範囲に畑が広がっており、高原野菜の産地を眺めながら横切っていく。

JRでは最高標高地点(1375m)になる記念碑の横を通過する。

10キロ地点手前で、砂利道の林道に入る。

雪を被った八ヶ岳連峰の勇姿が見えてきた。素晴らしい景色に感動しながら走っていく。

程なく10キロ地点を通過する。この後、15キロくらい砂利道のトレイルコースとなりグングン山を登っていく。

笹原の間を走る。八ヶ岳の懐深く入っていくような気分になっていく。

所々から雪を被った八ヶ岳連峰が見えてくるので、目がどうしてもそちらに向いてしまう。

やがて、コース最高地点(1908m)を通過する。みんな記念写真を撮っている。

「生命の水」という水飲み場では、八ヶ岳の湧き水を飲み干す。暑くなってきたので、まさに生き返るような美味しい湧き水だった。

まだしばらく砂利の林道が続く。

やっと舗装道路にはいり走りやすくなる。

30キロ地点を通過する。

八ヶ岳の硫黄岳を真正面に見ながら走る。

最高地点を通過してからは、ひたすら下り道になるのかと思っていたが、舗装道路に入ってからもアップダウンが幾つかあり、暑さと共にきつくなってきた。

温泉のある稲子湯のエイドでお汁粉やおにぎりを食べる。大分ガス欠になってきていたので、お汁粉が美味くエネルギー補給になった。そして、稲子湯から1キロほど上ってから、一気に下り道になり、42キロの部のゴール地点となる「八峰(やっほー)の湯」に向かう。

「八峰の湯」でコーラを飲んで、一息入れ、更に下っていく。ステンドグラスのはまったきれいなトイレの横を通過する。

その先には「松原湖」がある。我々が泊まった民宿のすぐ近くである。

坂道の途中で、チアガールの女の子が手を振っていた。

芝桜の花壇を回りながら下っていく。

国道141号線を横断して、小海町に入っていく。50キロ地点は、今コースでは880mと最も標高が低い地点だ。最高地点から、1000m以上下ったことになる。

50キロのエイドでは、そばを頂く。

しばらくは平坦な川沿いの道を進む。このあたりが唯一の平坦な道だ。

58キロの北相木村役場への往復約5キロ程の折り返しコースが、早いランナーと出会う場所だ。ここで、顔見知りのランナーに何人も出会い、お互いの位置を確認する。そして、65キロ地点から、後半の最大の難所「馬越峠」への長い道のりが始まる。まず、その中間の71キロ地点となる「滝見の湯」を通過する。ここは、71キロの部のフィニッシュ地点でもあり、ここで終わる選手がいて羨ましくなる。

上り道は、さらに延々と続く。「馬越峠」の標高は1620mあり、コース上には「頂上まであと○キロ」の表示が1キロごとに表示されているのだが、その1キロ、1キロがとてつもなく長く感じた。「馬越峠」を通過したのが15:50だった。ここで78キロで、残り22キロとなったが、制限時間の19時までは3時間10分しかない。後半のペースダウンを考えると、かなり際どい時間となり、少々焦り始めた。

「馬越峠」から下り道となるので、ここで貯金を作ろうと頑張ってペースを上げながら一気に5キロほど走る。おかげで、5キロを30分ほどで走ってしまい、かなり貯金ができた。しかし頑張りすぎて、その後、平坦な道もまともに走れなくなっていた。

90キロ地点を17:13に通過。

沿道には、桜がまだ咲いていた。この時点で、1キロ進むのに9分くらいかかっていた。少し走って、また歩くの連続だ。ラストスパートする余裕もない。

18:40。あと1キロ地点となり、時間内完走が射程距離に入ったことを確信できた。

残り1キロとなったところで、少し力が出てゴール目指して走り出す。18:47に無事ゴール。噂に違わず過酷な難コースであったが、とにかく完走できたことでホッとした。

制限時間ギリギリではあったが、「野辺山を制するものはウルトラを制す」とのスローガンを信じるならば、他のウルトラへの自信ができたような気分になった。そして、この大会を10回以上も完走しているデカフォレストたちの凄さに、改めて敬服した。