とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

6月6日は「金星の太陽面通過」

2012-05-24 21:40:12 | サイエンス
先日の金環日食は、けっこう多くの人が見たようで大いに盛り上がった。
そして、続けてだが6月6日には、「金星の太陽面通過」という現象が見られるそうだ。
金星の太陽面経過とは、太陽の上を金星の丸い影が動いていく現象で、
地球-金星-太陽が一直線に並び、金星が太陽の手前を通過するために起きる。
地球からの距離が月よりも金星が遠いため、太陽には小さな丸となって見える。
時間は午前7時過ぎから、午後2時前くらいの間で太陽上を移動する。

この現象は、金環日食よりもレアな現象で、今、世界に生きている人々にとって、おそらく人生最後のチャンスだという。
次回は105年後の2117年12月11日まで起こらないということだ。
先日の日食観測グラスがそのまま使えるので、購入した人はまだ捨てないで「金星の太陽面通過」を観測して欲しい。
私も、この日は、しっかり準備して観測写真を撮りたいものだ。

因みに、2004年6月8日にあった「金星の太陽面通過」の様子は、こんな感じだったそうだ。


(国立天文台のHPより)