ソチオリンピックが終わり、もうフィギュアスケートのシーズンも終わりかなと思っていたら、今日は世界選手権の女子SPが行われていたので、慌ててテレビのチャンネルを合わせた。日本女子フィギュアの第一人者でもある浅田真央は、ソチでは思いもよらぬ結果で、本人以上に周りのファンも大きなため息をついたものだったが、今日はやってくれた。
さいたまスーパーアリーナで行われた女子ショートプログラム(SP)で浅田真央は、78.66点をマークし、2010年バンクーバー五輪で金妍児が出した78.50点を上回る世界歴代最高得点だったのだ。最初のトリプルアクセル(3回転半)を見事に成功させ、3回転フリップ、後半の3回転―2回転ループのコンビネーションジャンプでも軽やかに宙を舞い、完璧な演技だったといえる。ソチのSPで16位だったのが信じられないくらいの素晴らしい内容だ。
彼女のあとも、いろんな選手が滑っていたが、彼女ほど芸術的なまでの滑りを見せてくれる選手はいなかった。ショパン『ノクターン第2番』の曲にのって滑る様は、まるでバレーダンサーのように優雅で繊細で儚げだが、一本芯が通った強さも感じさせられる。そして、終わった後のすがすがしい笑顔は、今まででも最高の笑顔だったといえるだろう。今季で、見納めにもなるかもしれない浅田真央の滑りをフリーも含めて目に焼き付けておきたいものだ。
さいたまスーパーアリーナで行われた女子ショートプログラム(SP)で浅田真央は、78.66点をマークし、2010年バンクーバー五輪で金妍児が出した78.50点を上回る世界歴代最高得点だったのだ。最初のトリプルアクセル(3回転半)を見事に成功させ、3回転フリップ、後半の3回転―2回転ループのコンビネーションジャンプでも軽やかに宙を舞い、完璧な演技だったといえる。ソチのSPで16位だったのが信じられないくらいの素晴らしい内容だ。
彼女のあとも、いろんな選手が滑っていたが、彼女ほど芸術的なまでの滑りを見せてくれる選手はいなかった。ショパン『ノクターン第2番』の曲にのって滑る様は、まるでバレーダンサーのように優雅で繊細で儚げだが、一本芯が通った強さも感じさせられる。そして、終わった後のすがすがしい笑顔は、今まででも最高の笑顔だったといえるだろう。今季で、見納めにもなるかもしれない浅田真央の滑りをフリーも含めて目に焼き付けておきたいものだ。