とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2014袋井三山エンジョイマラニック

2014-03-21 22:13:31 | マラソン
今日は、お彼岸という事で袋井市にある可睡斎、油山寺、法多山の三山を巡るマラニックに行ってきた。久しぶりの三連休の初日でもある。天気はいいが、朝から強風が吹き荒れる一日となった。

この日に集まった参加者は、17名ほどだった。スタートの袋井駅前で記念写真を撮って午前9時より少し前にスタートする。


まず最初に向かったのが、可睡斎だ。可睡斎は、東海道一の禅の修行道場であり600年の歴史を刻む曹洞宗の古刹である。11代目の住職仙麟等膳(せんりんとうぜん)和尚は、幼い徳川家康とその父を戦乱の中から救い出しかくまったという伝えがあり、徳川家康公にゆかりがあるという事が大きくPRされている。


山門を抜けると本堂があるが、本堂内にあるトイレ(東司)は、テレビの“ナニコレ珍百景”でも紹介されたという「日本一緊張するトイレ」があるそうだ。残念ながら、そのトイレに行く余裕はなかったが、トイレ内には、トイレの神様(ウスサマ明王)がお祀りされていて、怖いほど緊張してしまう御トイレだという。ちょっと入ってみたかった。


二番目に寄ったのが、油山寺である。油山寺は、医王山薬王院油山寺と称し、今から約千三百年前(大宝元年)に行基大士が開山された真言宗の古刹である。昔、この山から油が出ていたので通称「あぶらやま」と呼ばれている。


新しく建て直された宝生殿。


奥の方に行くと、帝孝謙天皇が滝の水で洗眼すると眼病が治ったという「るりの滝」がある。


薬師本堂にお参りする。


後ろにあるのが、源頼朝が眼病全快のお礼に建てたという三重塔。重要文化財だそうだ。


田んぼの畦道では、つくしが伸びていた。まさに春爛漫だ。


エコパスタジアムの中を抜けて、法多山へ向かう。法多山は、今からおよそ1290年ほど昔、神亀2年(725年)聖武天皇の勅により行基上人が開山した高野山真言宗別格本山である。




法多山といえば、厄除け団子が有名だ。さっそく一皿ずつ買って、お昼代わりに団子をいただく。


三番目の法多山を抜けると、あとはひたすらゴールの「和(やわらぎ)の湯」までひた走る。午後1時前にはゴール。温泉から出た後は、早速懇親会だ。最後まで残ったメンバーで締めの写真を撮って解散する。


前日から喉の調子があまり良くなかったが、走っている時はそれほどでもなく、なんとか無事に走ることができた。走行距離は約25キロで、ちょうどいい練習距離だった。
参考:今回のコースマップ

神戸から帰って以来、喉の調子が悪い

2014-03-20 19:24:39 | 呟き
2,3日前からどうも喉の調子が良くない。もとから喉が弱く、2~3月は花粉症の症状もあって毎年喉の調子が良くないのでいつもの症状かと思っていたが、咳が出だすとなかなか止まらずちょっと辛い状態だ。

神戸ええとこマラニックに行った人が、PM2.5のせいで喉が痛くなったようなことを言っているらしいので、自分もそのせいかなと神戸周辺のPM2.5の測定結果を調べてみた。その結果は、3月16日(日)のお昼から夜までで30~45μg/m3、3月17日(月)は40~60μg/m3だった。

微小粒子状物質(PM2.5)の環境基準は、1年平均値が15μg/m3以下であり、かつ、1日平均値が35μg/m3以下であることとされている。また、健康影響の可能性が懸念される場合の兵庫県の注意喚起基準は、

① 午前5時から7時の1時間値の平均が85μg/m3を超えた場合
② 午前5時から12時の1時間値の平均が80μg/m3を超えた場合
③ (1)及び(2)の他、日中の濃度上昇や気象状況等により日平均値が70μg/m3を超えるおそれのある場合

とされている。

これらの基準を参考にすると、16~17日は環境基準の1日平均値を超え、注意喚起基準にもう少しで届く状況だったことがわかる。その後は、濃度が下がっていたこともあり、マラニックの当日は結構PM2.5濃度が高かったことが裏付けられた。たしかに、ビーナスブリッジからの神戸の空は、もやもやっとして見えていた。

私のように、喉が弱かったり呼吸器に疾患がある人は、PM2.5を吸い込んで調子が悪くなった可能性がある。マラニックは楽しかったけど、喉の痛みが余分なお土産になってしまったようだ。中国大陸からの大気汚染は、他人事ではなく深刻な問題としてとらえなければならないと改めて実感した。

2014神戸ええとこマラニック「ビーナスブリッジ~灘の酒蔵~なぎさの湯ゴール編」

2014-03-19 19:08:42 | マラソン
北野通りからしばらく南西に行くと、全長約90メートル、金星台と山頂の展望台を結び、8の字の螺旋が美しいループ橋のビーナスブリッジがある。名称の由来は1874年にフランス人の天体観測隊が諏訪山公園内の展望台で金星の日面通過の観測を行ったことに由来するそうだ(それ以来、その展望台は「金星台」と呼ばれている)。


山頂の展望台(CP4)からは、みなと神戸の絶景を間近に楽しめることができる。特に、ここからの夜景は、神戸では1,2を争うメジャースポットだという。神戸市内から近く、広々として雰囲気がいいため、カップルで行くには最高の場所のようだ。ここからの夜景も是非見てみたかった。


展望台近くにあるビーナステラスには「愛の鍵モニュメント」があり、愛と美の女神“ビーナス”にちなんで永遠の愛を誓うカップルが、愛のメッセージを記した鍵を取り付けることができるようになっている。


モニュメントの鍵が一杯になると、全部溶かしてハートにして地面にはめ込んでおくそうだ。


みなと神戸の絶景を見ながら、ビーナスブリッジを下りていく。


諏訪神社の急階段を下りていく。


その後は、相楽園(そうらくえん)という日本庭園のある公園に行く予定だったが、道を間違えてしまう。Iさん、Y子さんの誘導で次の観光スポットの関帝廟に案内してもらう。関帝廟(かんていびょう)は、財の神として名高い三国志の武将・関羽を祀った霊廟で、入口の山門に掲げられた「関帝廟」の扁額は、世界的に有名な書道家・于右任(蒋介石の元秘書)によるものだという。日本の寺院とは違い、まさしく中国の雰囲気が漂っていた。


次は、前日も寄った湊川神社前を通過する。


湊川神社から神戸駅は間近だ。


神戸駅コンコースを走り抜ける。


ハーバーランドに向かう地下通路に下りていく。


ハーバーランドのアンパンマン像前を通過する。アンパンマンは、子供たちに大人気だ。


プレスリーの銅像(CP5)を通過すると、“はねっこ”というはね橋歩道の近くに 「八時間労働発祥の地」の碑がある。隣接する川崎造船所 (現・川崎重工)で, 大正8年我が国で最初に8時間労働制を実施したのを記念して, 兵庫労働基準連合会が1993年に、この碑を建立したそうだ。


複合商業施設umie MOSAIC(ウミエ モザイク)の周りをぐるっと走る。




前日、ディナークルーズで乗ったコンチェルトの船上デッキでも結婚式が行われていたようだ。神戸では、結婚式を挙げる場所を悩んでしまうくらい、メモリアルなスポットが多い。


ポートタワーの真下も通る。


メリケンパークには、阪神淡路大震災の記憶を風化させないようにと、震災の跡がそのまま残されている。地震の恐ろしさを忘れないためにも、このような場所をしっかり見ておくことが必要だ。


横浜中華街、長崎新地中華街とともに日本三大チャイナタウンの一つに数えられる南京町(CP6)の前を通過する。時間があれば、南京町の中を歩いてみたかったが、ゴールまでの時間には余裕がないので、そのまま通り過ぎる。


そのまま繁華街から、阪神電車の元町駅に向かい電車に乗る。3キロほど電車でワープして大石駅で下車。最後は、灘の酒蔵めぐりの予定だったが全部をとても回り切れないので、一つだけと決め、沢の鶴資料館に向かう。


古い酒蔵をそのまま資料館とした建物は、兵庫県「重要有形民俗文化財」に指定され、酒造りの道具や工程など、その歴史を現代に伝える資料を展示・紹介している。


資料館を出たところに販売所があり、本醸造生原酒を試飲できる。


後から来た仲間たちも、うまそうに試飲している。結局、みんなここでお酒を、お土産として購入することになった。


灘の酒蔵をすぎると、あとはひたすらゴールに向かって走る。灘の酒蔵めぐりをしている間に、バラバラだったランナーがいつの間にか集まっていた。みんな同じくらいのゴールになりそうだ。




午後4時少し前に、参加者のほぼ半数がかたまって天然温泉「なぎさの湯」にゴールする。。


風呂から出ると恒例の懇親会。入浴料とセットの「なぎさ御膳」は2000円というから、これだけの料理が出るならお得な値段だ。


待ち遠しかったビールがやっと出てきて、みんな大満足だ。




1時間半ほどで懇親会は終了し、各方面に向けて帰宅の途に就く。我々静岡県組は、新神戸までタクシーで向かって新幹線で帰った。二日間ともいい天気に恵まれ、楽しい関西遠征マラニックとなった。特に、1年前からコースを考え、何度も下見をして今回の開催に尽力を尽くしてくれた地元のIさんとY子さんには、前日から大変お世話になった。呼びかけ人のヒロボーさんと地元のお二人には大いに感謝したい。ホント、神戸は素敵な街である。

参考:今回のコースマップ(電車区間を除くと、約26キロ)

2014神戸ええとこマラニック「ポートアイランド~北野編」

2014-03-18 22:07:17 | マラソン
日曜日は、朝から寒くもなくいい天気になっていた。マラニックの参加者は、静岡、愛知のメンバーが半分以上で、残りが兵庫、大阪、東京、千葉、神奈川等からの参加だ。ほとんど顔見知りばかりなので、顔を見ては挨拶やら近況報告などで話が弾む。スタート地点は、ポートアイランドの市民広場前である。40名ほどのメンバーで、スタート前の恒例の集合写真を撮る。


クラッカーを打ち上げ、午前9時半にスタートだ。


周辺では、大きなイベントがあるらしく入場を待つ行列ができていた。我々は、その行列の前をワイワイ言いながら通り過ぎる。


神戸の街並みを前方に眺めながら走る。この辺りは、しおさい公園の遊歩道で、神戸マラソンのコースにもなっている場所だ。走りながら、神戸マラソンで走った時の事を思い出していた。


最初のチェックポイント(CP1)の北公園で、到着時間をチェックする。


神戸大橋を渡り、市内へと入っていく。横断歩道橋の先には、総ガラス張りの神戸市役所ビルが見えてきた。神戸マラソンのスタート地点である。


東遊園地公園前の通りはフラワーロードと呼ばれ、花がたくさん植えられている。また、公園内には阪神淡路大震災の慰霊と復興のモニュメントがあり、神戸ルミナリエの会場にもなる場所だ。


神戸市役所前には、「日本マラソン発祥の地 神戸」の記念碑がある。明治42年、神戸の湊川埋め立て地から大阪の西成大橋までの31.7キロの「マラソン大競争」が行われた。日本で「マラソン」という名称を使ったのは、この大会が初めてと言われたことから日本のマラソン発祥の地と呼ばれているそうだ。そういえば、東京の不忍池にも同じような碑があったような気がして確認したら、東京は「駅伝の碑」だった。


花時計の前も通る。


神戸と言ったらアシックスの本拠地でもある。


額縁の中には、ミニチュアの家とお花畑があって記念撮影ポイントだ。


三ノ宮駅を過ぎると、生田神社に出る。生田神社といえば、離婚してしまった女優の藤原紀香と、お笑いタレントの陣内智則の結婚式が行われた神社として記憶に新しい。ここがCP2だ。


生田神社境内北側には、鎮守の森が広がっており「生田の森」と呼ばれている。


細い路地を通り抜けていくと、まるで異国の地に足を踏み入れたかのように、イスラム教の礼拝所であるモスクが見えてきた。


新幹線の新神戸駅が、もう目の前だ。


新神戸駅のガード下を通り抜ける。


新神戸駅の裏側は、緑豊かな自然が広がり、一気に都会の喧騒とかけ離れた空間に飛び込んでいく。


まず最初に見えるのが、布引の滝の雌滝(めんたき)だ。布引の滝は、生田川の中流に位置し、上流から雄滝(おんたき)、夫婦滝(めおとだき)、鼓滝(つつみだき)、雌滝(めんたき)からなる。栃木県日光市の華厳滝、和歌山県那智勝浦町の那智滝とともに三大神滝とされ、かつては下界とは一線を画する地であったという。


さらに滝の上部に進む。


布引の滝では最大の雄滝(CP3)。滝の落差は43mあり、その流れの美しさは目を見張る。新幹線駅からほんの少し歩くだけで、こんな神秘的な滝が見られるなんて驚きだ。




布引の滝周辺をぐるっと回って新神戸駅前に戻り、新神戸ロープウェイ乗り場前を通過する。


整備された遊歩道をあがっていく。


北野へ向かう遊歩道を下りていくと、チャペルから結婚式を終えた新郎新婦が出てくるのが見えた。この日は、大安吉日で幸せなカップルをあちらこちらで見ることができた。


好奇心旺盛なランナーたちが、あっという間にチャペルまで走っていき、新郎新婦を冷やかしていた。


北野町は、明治から大正初期にかけて建築された異人館が残る観光名所として知られ、神戸では最も観光客が多くお洒落なレストランが多い。




丁度お昼近くになり、お腹もすいてきたので、近くのレストランでランチをすることにした。バラバラになっていたはずのメンバーが、いつの間にか集まってしまい、20名近くにもなっていた。レストランの2階がほぼ貸し切り状態となり、美味しいランチと飲み物で一休みだ。




ランチを食べ終わると、さてどこへ行こうかと思案。コースは決まっているが、何だかこの辺りは寄り道して、ゆっくり見て歩きがしたい場所だ。


2014神戸ええとこマラニック「ビーナスブリッジ~灘の酒蔵~なぎさの湯ゴール編」に続く。

2014神戸ええとこマラニック「前日観光編」

2014-03-17 23:04:17 | 観光
今回は、神戸のええとこを走ろうという事で、神戸遠征となった。せっかく神戸に行くならやはり泊りで行きたい。マラニックの前日、地元のIさん、Y子さんの案内で神戸駅近くの魚河岸料理の店「うおぎん」でランチをする。「うおぎん」は、神戸の活魚問屋「魚銀」直営店で、お昼のランチメニューの上海鮮丼(赤出汁付) 880円と生ビールをいただく。結構、ボリュームあるランチでネタは新鮮だ。これだけの量で1000円以下というのはありがたい。




ランチを済ませてから、湊川公園近くの湊川隧道に立ち寄る。湊川隧道は、神戸市兵庫区に位置する会下山をくり抜いた我が国最初の近代河川トンネルで、構築後100年以上も経つ貴重な土木遺産である。2000(平成12)年に新湊川トンネルが完成したことに伴い、湊川隧道は河川トンネルとしての役目を終え、現在は月に1回一般公開されている。


この日は、ちょうど月に1回の公開日に当たり、隧道内でオカリナ&マリンバのコンサートも開催されるという事で楽しみにして中に入っていった。中は、ヒンヤリしていて肌寒かったがちょうどコンサートが始まるところだった。


演奏者は、森の詩(もりのうた)というデュオで、オカリナは、佐々木一真さん、マリンバは、可児麗子さんである。赤レンガをアーチ状に積み上げた隧道内は、まるで聖堂のように音が広がっていく感じだ。マリンバとオカリナがうまくミックスされあたたかく優しい音色を響かせていた。




コンサート終了後、オカリナを間近で見せてもらう。コンサート中は、種類や大きさが違うオカリナをいろいろ使い分けて演奏していたようだ。それにしてもプロの音色は素晴らしかった。


隧道の更なる奥もライトアップされ、不思議な異空間を演出していた。明治時代の構築物は、頑丈でありながら、芸術的で美しい。


こちらは、新しくできた新湊川トンネルの入り口だ。


その後は、Y子さんの案内で神戸の下町通りを歩く。東山商店街は、神戸の台所と謳われているいるだけあって、ずっと奥まで食料品の店が並んでいた。


次に寄ったのが、Y子さんがランニングのメインコースとしている大倉山公園だ。全国の都道府県ごとに森が作られ、公演の中央には静岡県の森があり、コンクリートで富士山が再現されている。


大倉山公園から少し歩くと、湊川神社がある。湊川神社は、楠木正成を祭る神社で、地元では親しみを込めて「楠公(なんこう)さん」と呼んでいるそうだ。ここは翌日のマラニックのコースでもあり、一足先に下見だ。


湊川神社から神戸駅はすぐであり、駅の地下道を抜けてハーバーランド方面に向かう。近くには、アンパンミュージアムがあり、アンパンマンのキャラクーがいくつも設置されている。


プレスリーの像前で記念撮影だ。


Iさん、Y子さんたちと別れ、ハーバーランドのレストラン船「コンチェルト」に向かう。


コンチェルトでのディナークルーズを予約してあったので、早速チケットを購入して乗船の列に並ぶ。


この日のメニューは、中華料理のバイキングである。




クルーズが始まると、三菱重工神戸造船所の潜水艦が見えてきた。ここは日本で唯一潜水艦を作っている造船所だという。


日が沈みかけてきて、大きな夕日が窓越しに見えてきた。


コンチェルトは、出航後進路を西に取り、明石海峡大橋手前の垂水沖または須磨沖で引き返す約1時間半ほどの航海だ。明石海峡大橋の真ん中に夕日がだんだん沈んでいくのが良く見える。




ハーバーランドに戻ってくる頃には、すっかり夜となり神戸の夜景が見えてきた。神戸ポートタワー、海洋博物館、ハーバーランドの観覧車など夜の神戸も美しい。




コンチェルトもライトアップして岸壁に停泊している。


再びIさんから連絡が入り、三ノ宮駅近くのジャズバーに誘われる。明日のマラニックに参加するメンバーが数人集まり、一緒にジャズを聴こうという事になった。ビルの地下には、こじんまりとしたジャズバーがあり、ジャズの生演奏とボーカルのショーが開かれていた。ジャズの生演奏を、こういった場所で聴くのは初めての経験だ。観客は、年配の男性が多い。




途中から加わった女性ボーカリストの歌声は、力強く聴きごたえがあった。神戸まで走りに来たという事で、女性ボーカリストは快く我々と一緒に記念写真に納まってくれた。


時間は午後9時近くとなり、明日のマラニックに備えて解散する。私は、近くにある娘のマンションに帰った。さて、翌日はマラニック本番となる。天気も良さそうだし、神戸の街中を走るのが楽しみだ。

2014神戸ええとこマラニック「ポートアイランド~北野編」に続く

神戸に来てます

2014-03-15 22:19:06 | 観光
今日は昼間から、神戸に来ている。
明日の「神戸ええとこマラニック」に参加するためだ。
神戸は何度か来ているが、今回はまだ知らない場所を回るということで、
マラニックの前日、湊川隧道のオカリナ&マリンバコンサートや、
神戸港ディナークルーズ、ジャズバー等を楽しんだ。
詳細は、今後アップしていく予定だ。



マレーシア航空機はどこへ消えたのか?

2014-03-14 23:40:26 | 呟き
3月8日未明に突如消息が不明となったマレーシア航空機の行方が未だにわからない。いったいどこへ消えてしまったんだろう?事故なのかテロなのかもはっきりせず、墜落したのかさえ分からないようだ。まともに考えれば、捜索範囲が間違っていただけで範囲を拡大すれば、必ず見つかるはずだ。しかし、見方を変えると、映画でよく出てきそうな国家的陰謀の犠牲になったかもしれないという説もある。本当は、発見されているのだが極秘のうちに処理されていて公には発表されず、ミステリーのまま幕引きになってしまうのではという見方もある。また、もっと馬鹿な見方をすれば、バミューダトライアングル伝説のように、異次元の世界に迷い込んでしまったのではないかとさえ思ってしまう事件だ。科学技術が進んで、昔よりは飛躍的に情報が集まると考えられるのに、あまりにも情報がなさすぎるからミステリーになってしまうのだろう。毎日テレビで報道しているのに、未だ進展がないというのが気になっている。

浦和レッズに「無観客試合」の処分

2014-03-13 22:08:10 | ニュース
サッカーJリーグの今月8日に行われた浦和レッズの試合で、サポーターが掲げた横断幕が人種差別だとして、物議を醸し出していたが、Jリーグチェアマンの対応は早かった。浦和レッズのサポーターは、熱烈なファンが多く、応援は異常な盛り上がりになる事が多いと聞いていたが、今回の問題は、やはりスポーツの枠を超えたアンフェアな行動だったといえる。

サポーターは、スタジアムの入り口に英語で「ジャパニーズオンリー」と書かれた横断幕と日本国旗を掲げたらしい。誰が見ても、外国人お断りを意味することは明らかで、Jリーグの掲げた理念の「豊かなスポーツ文化の振興及び国民の心身の健全な発達への寄与」と「国際社会における交流及び親善への貢献」に反する行為だった。レッズ側も、サポーターに横断幕の撤去を求めたが、断られたため試合終了まで放置してしまった。Jリーグでは、この対応が不十分でありクラブとしての責任があるという事で、今月23日のホームゲームでは観客を入れないで行う「無観客試合」にするという厳しい処分を決めた。お客が全く入らないという事だから、もちろん無収入であり、この処分は極めて重いと言えるだろう。

最近、若者たちの人種差別的な行動が気になるニュースが多い。嫌韓ということで、在日韓国人を侮蔑するヘイトスピーチ問題なども、嫌な話だ。最近の韓国の日本バッシングがあまりにも酷いというのも気分は良くないが、同じような事をしてはいけない。また、図書館では「アンネの日記」がむやみやたらに破られているという事件があったが、ついに犯人が捕まったらしい。平和のシンボルとでもいうべき「アンネの日記」を破損するという行為は、ナチズムを連想させ、ヨーロッパでは最も警戒される行為でもある。どんな場合であっても、人種差別を助長する行為は、あってはならない。一部の不心得なサポーターの行動で、浦和レッズは大きな代償を払った。しかし、Jリーグチェアマンの迅速な対応は、クラブやサポーターの人権意識を高めるための強烈なメッセ―ジになったことは間違いない。

2014河津さくら&伊豆東海岸2DAYSマラニック「城ケ崎入口~伊東編」

2014-03-12 21:47:52 | マラソン
城ヶ崎海岸は、大室山が約4,000年前に噴火したとき溶岩が海に流れ出し、海の侵食作用で削られてできた出入りの激しい溶岩岩石海岸だ。2日目のハイライトコースである。この海岸には、6キロにわたる城ケ崎自然研究路コースと、3キロにわたる城ケ崎ピクニカルコースがある。

本来は、自然研究路コース入り口の八幡野漁港から入っていくのが良かったのだが、ランチをとった場所から離れていたので、桜並木のある道の途中から自然研究路に入っていく。普通の山とは趣が違う樹林帯となり、遠い南国の島を歩いているような感じがした。


しばらく進むと、溶岩がゴツゴツと飛び出ている海岸に出た。


標識を見ると、いがいが根と書いてある。根がいがいがと飛び出ているように見立てたネーミングだろうか。ちょっと面白いと思いながら、みんなで写真を撮る。後ろには伊豆大島が良く見えていた。


いがいが根の周辺には、野良猫が何匹も徘徊していた。痩せ猫と思いきや、どの猫も丸々と太っていた。住宅や別荘も近くにあり、結構食べ物には困っていないようだ。


城ヶ崎海岸の樹木は、葉の表面の照りが強い椿、山茶花、ヤマモモ、ユズリハなどで照葉樹林というそうだ。照葉樹林は酸性雨に強く山火事などに耐性があり、日本でこれだけの照葉樹林が残っているのは貴重らしい。


ところどころに、こんな切り立った絶壁がある。ひとたび身を乗り出せば、海の藻屑になりそうな場所ばかりだ。


伊豆大島をバックに、貴重なツーショット。


この先も、まだまだ続く城ヶ崎海岸だ。


自然探究路の終点は、日蓮上人ゆかりの蓮着寺だ。鎌倉幕府により伊豆に流された日蓮上人は、現在の日蓮岬の沖にある俎岩に置き去りにされたと伝えられ、後に当地を治めていた小田原北条氏の今村若狭守が、ゆかりにちなんで祖師堂を建てたのが蓮着寺のはじまりという。




蓮着寺境内を過ぎ、奥の院手前から見ると、突端の下に海面から海上に突き出て見える岩が俎岩で日蓮上人が置き去りにされた岩と言われている。


これは、「石食いのモチの木」。幹をよく見てみると、樹皮の中からいくつもの石が嵌まり込んでいるのが見える。これが石喰いと呼ばれる由縁らしい。成長する際に周囲にあった石を取り込んだのか、それとも大昔の人が幹に石をハメ込んだのか、不思議なモチの木だ。


蓮着寺を過ぎると、城ケ崎ピクニカルコースの入り口となる。


樹林の隙間から、岩壁に波が打ち寄せる様子が見える。


「穴口」の看板にそって歩道を進むと縦穴がポッカリと口を開いていた。満潮時には海水の移動が見られ、溶岩トンネルの天井部分が崩落したものだという。


前方に門脇灯台が見えてきた。灯台の先には吊り橋があるはずだ。


後方を振り返って見ると、入り組んだ城ヶ崎海岸の景観が良く分かる。


「国立公園 城ケ崎」の石柱の奥が吊り橋入口だ。


釣り場として人気がある「かどかけ」。これこそ、まさしく溶岩流の流れた跡である。


門脇吊橋を渡る。ここは、海を渡る吊り橋として城ヶ崎の名所として知られる。長さが48m、高さは23mあり、断崖絶壁のスリルを味わうことができる。




幕末の頃、この地を管理していた沼津藩水野氏が黒船の来襲に備えて四門の大砲を備えつけたという砲台跡。


断崖絶壁で、たくましく育っている松の木。


城ケ崎ピクニカルコースが終わり、一般道にでる。距離はまだ30キロも来ていない。ゴールの伊東温泉には午後3時までに着かなければならないが、城ケ崎で予想以上に時間がかかってしまっていた。当初の予想通り、伊東までの40キロは時間内ゴールが無理という事で、伊豆急富戸駅から電車に乗ることにして駅まで走る。


午後2時50分に伊豆急富戸駅に到着。


カッコいい車両が入ってきたなと思ったが、これは下りで、我々が乗る電車は、ごくありきたりの通勤車両だった。


午後3時15分頃伊東駅に到着し、近くの銭湯に急いで向かう。先着組は、銭湯から出て近くの鮨店での打ち上げに向かうところだった。我々も急いで銭湯から鮨屋にむかい打ち上げに加わる。小一時間ほどの打ち上げをした後、再び伊東駅に戻り流れ解散となった。


このマラニックでは、二日間ともいい天気に恵まれ中伊豆と東海岸の名所を満喫できた。伊豆は、本当に見どころが多い。ただ、二日目のコースは前半車の通行が多い国道を通るので、この部分は電車で移動し、伊豆高原あたりから城ヶ崎海岸をメインに楽しく走ったほうがよさそうだ。今回は試走会という事なので、来年はコースを厳選して楽しく走るコースになるだろう。

参考:今回のコースマップ(約29キロ)

2014河津さくら&伊豆東海岸2DAYSマラニック「稲取~城ケ崎入口編」

2014-03-11 20:04:43 | マラソン
河津駅を過ぎ、伊豆東海岸の国道135号線に入る。この辺りからさらに6キロほど走り、1日目の宿がある伊豆稲取温泉まで行くことになる。北東側には、伊豆大島の島影が見える。


この辺りはずっと歩道がついているので、走るのは安全だ。


伊豆稲取温泉旅館街が見えてきた。もう少しで1日目のゴールだ。


稲取温泉の看板を右に曲がると、すぐにゴールの民宿があった。到着時刻は、午後5時を少し回っていた。


参考:1日目のコースマップ(走行距離は約27キロ)


民宿には、すでに先行してゴールしたメンバーが数人いた。宴会の時間まで1時間もなかったので、いそいで風呂に入り、席に着くと凄い海鮮料理が並べられていたのでビックリだ。


お刺身満載の船盛や、金目鯛の姿煮など、目を見張る海鮮料理が並んでいる。豪華なホテルより、民宿の料理のほうが美味しいことが多い。




見事に並べられた料理と一緒に写真を撮ろうという事になって、「いただきます!」の前に記念撮影だ。


豪華な夕食とアルコールで気持ちよくなって、この日はぐっすり眠る。翌朝は、午前7時から朝食で、午前8時に民宿をスタートする。ここから東海岸を走り伊東までいくことになる。


走り出してすぐに、伊豆諸島の三宅島などの島影も見えていた。


稲取港の道路際では、イカやサンマなどが天日干しされていた。漁港ならではの風景だ。




海岸端の道路は、結構アップダウンが多い。伊豆大島を見ながら、坂を上っていく。


細い道から、再び国道135号線に入る。


白田川の堤防の河津さくらも満開だった。岸辺で釣りをしている人も多い。


伊豆熱川温泉前を通過する。この辺りは、熱川プリンスホテルとか熱川バナナワニ園などがあり、有名な観光地だ。


トンネルを幾つも通り抜ける。この辺りの国道135号線は、まったく歩道がない。トンネルの中は圧迫感があり、すれ違う車にヒヤヒヤしながら進む。


熱川温泉から1キロほどで、北川(ほっかわ)温泉に到着する。


北川温泉といえば、海沿いの岩場にある混浴露天風呂「黒根岩風呂」が有名だ。目の前が海で、水平線と同じ目線で海に浸かっているような気分が味わえる風呂である。営業時間が6:30-9:30 と16:00-23:00ということで、この時は午前中の営業時間が終わっていた。それにしても、あっさりした造りで、道路からでも中の人が見えてしまうようだ。ただ、バスタオル着用もOKらしく、女性客も結構多いという。


北川温泉を過ぎ、再び国道を走る。相変わらず歩道がなく、走るには怖い道だ。


大川温泉の露天風呂もある。


スフィンクスのような形の岩礁も見える。


前方に赤い建物が見えてきた。N山さんお勧めの赤沢温泉の建物だという。


赤沢温泉の日帰り温泉館では、看板のような露天風呂があるそうだ。空と海の大パノラマが迫る幅25mの露天風呂で肩までゆっくりお湯に浸かると、湯舟と海面が一続きになり、海に抱かれているような一体感が楽しめるという。北川温泉も同じイメージだが、赤沢温泉のスケールは桁違いで、数多くある伊豆東海岸沿いの温泉では、ここがピカイチかもしれない。本当は、この温泉に入ってゴールにしたかったが、まだ先があるので、次の楽しみにとっておくことにした。


赤沢温泉入り口に足湯があったので、そこで足湯にだけ浸かっていくことにした。足湯だけでも、ほぉっとした気分になる。




八幡野あたりで、前方に大室山が見えた。大室山といえば、山焼きが有名だ。700年余りの伝統があり、山の保全と良質なカヤを採取することを目的として始めたと言われており、春の訪れを告げる観光行事として定着している。ひょっとしたら、この日が山焼きがあるんじゃないかと話が出ていた。山焼きが見られるといいのだが、やるかどうかも分からないし、ちょうどお昼前でお腹もすいてきたので、近くの海鮮料理の店でとりあえずランチとした。


生ビールとランチで気持ちよくなって、外に出て大室山を見たらビックリ。なんと山が真っ黒くなっていた。ランチの間に山焼きが行われていたのだ。あとで、ニュースを見たら10分ほどで一気に山全体が燃えつくされてしまったそうだ。山焼きを生で見られなくて、ガッカリ!


そして、伊豆急の踏切を越え、2日目目玉の城ヶ崎海岸の遊歩道に向かう。


2014河津さくら&伊豆東海岸2DAYSマラニック「城ケ崎入口~伊東編」に続く。