*11/1以降のOPEC新割当量(OPECホームページより)
Algeria 1,357B/D
Angola -
Indonesia 865
Iran 3,817
Iraq -
Kuwait 2,531
Kibya 1,712
Nigeria 2,163
Qatar 828
Saudi Arabia 8,943
UAE 2,567
Venezuela 2,470
合計(除、Angola, Iraq) 27,253
9/11オーストリアのウィーンで開かれた第145回OPEC総会で、生産量を50万B/D引き上げることが決定された。以下は総会終了後に発表された共同コミュニケ及び議長開会挨拶の主な内容である。
・ OPECメンバー12カ国のうちアンゴラ及びイラクを除く10カ国は11月1日から50万B/D増産
・ 理由は最近の先物市場がbackwardation(先安)状態であること、及び需要の増加する冬場に向かい市場に十分な石油を提供するためである。
・ 現在の価格水準は疑いも無く原油不足によるものでは無く、市場には十分な石油が供給され、在庫も適正な水準にあると認識。
・ 次回の第146回(臨時)総会は12/5にアブダビで開催。
・ 通常総会は来年3/5にウィーンで開催。
・ 来年1月から1年間のOPEC議長はDr. Chakib Khelil(アルジェリア石油鉱物資源相)。
(注)現在のOPEC生産枠は10カ国で2,580万B/D