5/25 石油連盟 木村 石油連盟会長定例記者会見配布資料 http://www.paj.gr.jp/from_chairman/data/2015/index.html#id737
5/25 三菱商事/東京電力 カタールにおけるガス火力発電・造水(IWPP)プロジェクトへの参画について http://www.mitsubishicorp.com/jp/ja/pr/archive/2015/html/0000027635.html
5/26 石油連盟 「製油所・油槽所・給油所におけるPRTR排出量・移動量算出マニュアル(炭化水素系対象物質篇)」(2015年版)の掲載について http://www.paj.gr.jp/paj_info/topics/2015/05/26-000738.html
5/28 JXホールディングス 人事異動について http://www.hd.jx-group.co.jp/newsrelease/upload_pdf/20150528_01_01_1050061.pdf
5/28 JX日鉱日石エネルギー 人事異動について http://www.noe.jx-group.co.jp/newsrelease/2015/20150528_01_0980151.html
5/28 昭和シェル石油 「シェル美術賞2015」実施 http://www.showa-shell.co.jp/press_release/pr2015/0528.html
5/28 丸紅 ミャンマー電力省とのガス焚き火力発電事業の開発に係る覚書締結について http://www.marubeni.co.jp/news/2015/release/thanlyin.pdf
5/28 BP BP and Kansai Electric sign LNG Sale and Purchase Agreement and Cooperation Agreements http://www.bp.com/en/global/corporate/press/press-releases/bp-and-kansai-electric-sign-lng-sale-and-purchase-agreement-and-.html
5/29 昭和シェル石油 好評の新ハイオクガソリン「Shell V-Power」の販売エリア、沖縄を除く全国に拡大 http://www.showa-shell.co.jp/press_release/pr2015/052901.html
5/18 経済産業省 日・サウジアラビア間で二国間クレジット制度の構築に一致~中東初、サウジアラビア王国が13 カ国目のJCM 署名国へ~ http://www.meti.go.jp/press/2015/05/20150518002/20150518002.html
5/18 国際石油開発帝石 代表取締役の異動および役員の異動に関するお知らせ http://www.inpex.co.jp/news/pdf/2015/20150518-b.pdf
5/18 三井物産 モザンビーク天然ガス開発事業でのLNGプラントに関するEPCコントラクターを選定 http://www.mitsui.com/jp/ja/release/2015/1204521_6044.html
5/18 千代田化工建設 モザンビークでLNGプラントのEPCコントラクターに選定 https://www.chiyoda-corp.com/news/pressrelease/2015/150518.pdf
5/19 BP BP and Sinopec set up joint venture marine bunkering business http://www.bp.com/en/global/corporate/press/press-releases/bp-and-sinopec-set-up-joint-venture-marine-bunkering-business.html
5/20 Total Russia: Termokarstovoye gas field brought on stream in Northern Siberia http://www.total.com/en/media/news/press-releases/russia-termokarstovoye-gas-field-brought-stream-northern-siberia
5/22 経済産業省 「第2回日アフリカ資源大臣会合(JAMM2)」及び「日アフリカ鉱業・資源ビジネスセミナー(J-SUMIT2)」の詳細情報を追加しました http://www.meti.go.jp/press/2015/05/20150522007/20150522007.html
5/22 経済産業省 夏季の省エネルギー対策を決定しました~6月から9月は夏季の省エネキャンペーン~ http://www.meti.go.jp/press/2015/05/20150522002/20150522002.html
5/22 ExxonMobil Media Reports About ExxonMobil Lobbying on Iran Sanctions Are Inaccurate http://news.exxonmobil.com/press-release/media-reports-about-exxonmobil-lobbying-iran-sanctions-are-inaccurate
・供給増と需要停滞で原油価格下落。WTI $59, Brent $65.64。
・サウジアラビアの3月原油輸出量、2005年11月以来の高水準:789.8万B/D。
・イラク政府とBP、ルメイラ油田開発予算を大幅削減で合意。 *
・IMFが警告:世界全体のエネルギー助成金5.3兆ドル、中国2.3兆ドル、米国7千億ドル。**
・千代田化工、伊Saipemコンソーシアム、モザンビークのLNG開発プロジェクト受注。 ***
*(参考)
「イラク油田・ガス田落札企業一覧」:http://members3.jcom.home.ne.jp/maeda1/1-D-2-51.pdf
**IMFホームページ:
***千代田化工プレスリリース:
https://www.chiyoda-corp.com/news/pressrelease/2015/150518.pdf
(注)本レポートは「マイライブラリー(前田高行論稿集)」で一括してご覧いただけます。
http://members3.jcom.home.ne.jp/3632asdm/0342ImfWeoApr2015.pdf
(少しずつ伸びる世界、低下し続ける中国!)
4.世界および主要地域・国のGDP成長率の推移(2012~2016年)
(表http://members3.jcom.home.ne.jp/maeda1/1-B-2-11.pdf参照)
(図http://members3.jcom.home.ne.jp/maeda1/2-B-2-04.pdf参照)
(1)世界および主要な地域・国
2012年から2016年までの5年間の経済成長率の推移を見ると世界全体では2012年から昨年までは年率3.4%の成長を続けており、今年は3.5%、来年は3.8%と成長率が上向くとみられている。
地域別で見るとEUは2012年は0.4%のマイナス成長であったが、2013年には0.1%とわずかではあるがプラス成長に転じ、2014年以降は1.4%(14年)→1.8%(15年)→1.9%(16年)と成長率に弾みがつくと予測されている。2012年に6.1%の成長率を達成したASEAN-5か国はその後も5%前後の安定した成長を続ける見通しである。産油国を多く抱えたMENA地域は2012年の成長率は4.9%であったが、翌年には2.3%に低下、その後今年まで2%台の成長にとどまっている。これは同地域で2011年の「アラブの春」の騒乱終結後も社会の不安定が収まらず経済が低迷しているためと考えられる。IMFは来年の成長率を3.7%と予測しており政治の混乱から抜け出せると期待しているようである。
主要な国では日本の成長率は2012年の1.8%から2014年にはー0.1%とマイナス成長に落ち込んでいるが、今年、来年は1~1.2%のプラス成長が見込まれる。米国の経済は先進国の中でも特に好調であり5年間を通じて前半の3年間は2%台のプラス成長であり、後半の今年、来年の2年間はさらに加速して3.1%の成長率になるとの見通しである。
中国は2012~14年の成長率は7%台であったが、今年および来年は6%台に落ち込むと予想される。インドは中国とは逆に過去3カ年は5.1%→6.9%→7.2%と成長率を高めて中国に並び、今年および来年は中国を上回る7.5%の成長が見込まれる。これらの国に対してロシアは油価の下落に続いて西欧先進国の経済制裁の影響が今後ますます厳しくなる見通しであり、GDP成長率は過去3カ年で大幅に落ち込み、さらに今年はマイナス3.8%、来年もマイナス1.1%のマイナス成長が続くとIMFは予測している。
(2)MENA諸国
MENAで2015年の名目GDPが最大と目されるトルコは2012年の経済成長率が2.1%であったが、その後も4.1%(13年)→2.9%(14年)→3.1%(15年見込み)→3.6%(16年予想)と堅実な成長を続けている。世界最大の産油国でトルコに次ぐGDP大国であるサウジアラビアの5年間の成長率(実績・予想)は5.4%(12年)→2.7%(13年)→3.6%(14年)→3.0%(15年見込み)→2.7%(16年予想)であり、油価が急騰した2010年代前半のような大きな伸びは期待できないが、それでも安定した経済成長が見込まれている。
サウジアラビアを含むGCC6か国の平均成長率も5.3%(12年)→4.3%(13年)→3.7%(14年)→3.7%(15年見込み)→3.3%(16年予想)と3%以上の成長率が見込まれている。同じ産油国でもイランは2012年にマイナス6.6%の大幅なマイナス成長であった。2014年に3.0%のプラス成長を達成しているが、今年および来年は1%前後の低成長が続く見通しである。
(完)
本稿に関するコメント、ご意見をお聞かせください。
前田 高行 〒183-0027 東京都府中市本町2-31-13-601
Tel/Fax; 042-360-1284, 携帯; 090-9157-3642
E-mail; maedat@r6.dion.ne.jp
(注)本レポートは「マイライブラリー(前田高行論稿集)」で一括してご覧いただけます。
http://members3.jcom.home.ne.jp/3632asdm/0342ImfWeoApr2015.pdf
(カタールの一人当たりGDPは日本の2倍以上!)
4.2015年の一人当たりGDP
(表http://members3.jcom.home.ne.jp/maeda1/1-B-2-10.pdf参照)
(図http://members3.jcom.home.ne.jp/maeda1/2-B-2-03.pdf参照)
日本の一人当たりGDPは34,414ドル、米国は58,625ドル、ドイツは43,074ドルである。米国は日本の1.7倍、ドイツの1.4倍である。また韓国は29,683ドルであり、米国の2分の1、日本の9割弱である。BRICsと呼ばれ有力新興国であるロシア、中国、インドはそれぞれ9,572ドル、8,154ドル、1,942ドルであり、ロシア、中国は未だ1万ドルに達していない。インドは今年、来年と7%の高い成長率が見込まれるが、一人当たりGDPはまだまだ低く、日本の約20分の1、米国の30分の1に過ぎない。
MENA諸国の一人当たりGDPは国家間で大きな格差がある。LNGの輸出で潤うカタールの一人当たりGDPは79,501ドル、米国をしのぎ日本の2倍以上で世界のトップクラスである。MENAで一人当たりGDPが1万ドルを超える国はカタールのほかUAE(39,787ドル)、イスラエル(36,388ドル)、クウェイト(35,235ドル)、バハレーン(25,633ドル)、サウジアラビア(22,043ドル)、オマーン(15,796ドル)、レバノン(12,422ドル)およびトルコ(10,067ドル)の9か国である。
上位7カ国のうちイスラエルを除く6か国はGCC諸国であり、石油あるいは天然ガスの恩恵を受けていることがわかる。特に6か国の中で人口がバハレーンに次いで少ないカタールは他を大きく引き離している。GCC6か国の平均一人当たりGDPは36,000ドルであり日本を上回っている。
しかし同じ産油国でありながらリビア、イラク、イラン、アルジェリアなどは一人当たりGDPが5千ドル前後であり、GCCと大きな格差がある。MENAで最も貧しいのはイエメンであり同国の一人当たりGDP(1,592ドル)は実にカタールの50分の1にとどまっている。
なお一人当たりGDPは各国のGDP総額を人口数で割ったものであるが、IMF統計における計算の母数となる人口、特にGCC諸国のそれについては注意すべき点がある。例えばカタールの人口は約200万人とされており、同国の一人当たりGDP79,501ドルは同国のGDP(1,970億ドル。前項参照)をその人数で割ったものである。しかし同国人口のうち80%~90%はインドなど貧しい国からの出稼ぎ労働者が占めており、カタール国籍を有する自国民は40万人足らずと言われる。通常、統計上の人口は国籍を有する者のみが対象で一時的な出稼ぎ労働者は含まないが、カタールの一人当たりGDPには出稼ぎ労働者も含まれており実態を正確には表していないと言える。このことは同じように外国人比率が高いUAE或いはクウェイトについても言えることであり、3分の1が外国人であるサウジアラビアの場合も程度の差はあれ同様である。
このような要素を加味してGDPを算出した統計は見当たらないが、実態的に言えばカタール、UAE、クウェイトの一人当たりGDPはIMF公表数値の数倍に達すると考えられ、これら湾岸産油国の一人当たりGDPが世界最高レベルであることは間違いないであろう。
(続く)
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5/11 JXホールディングス 決算短信・説明資料 2014年度 http://www.hd.jx-group.co.jp/ir/library/statement/2014/
5/11 JXホールディングス 当社中核事業子会社の商号変更について http://www.hd.jx-group.co.jp/newsrelease/2015/20150511_01_1050061.html
5/11 JXホールディングス 役員等の人事異動について http://www.hd.jx-group.co.jp/newsrelease/upload_data/20150508_02_01_1050061.pdf
5/11 JX日鉱日石エネルギー 役員等の人事異動について http://www.noe.jx-group.co.jp/newsrelease/upload_pdf/20150511_01_01_0794529.pdf
5/11 JX日鉱日石開発 役員等の人事異動について http://www.nex.jx-group.co.jp/newsrelease/2015/post_20.html
5/11 国際石油開発帝石 オーストラリア西豪州沖合 コニストン油田の原油生産開始について http://www.inpex.co.jp/news/pdf/2015/20150511.pdf
5/12 出光興産 役員異動に関するお知らせ http://www.idemitsu.co.jp/company/news/2015/150512.pdf
5/12 コスモ石油 持株会社体制への移行に向けた組織改定および関係会社再編のお知らせ http://www.cosmo-oil.co.jp/press/p_150512_06/index.html
5/12 コスモ石油 持株会社化以降の経営体制について http://www.cosmo-oil.co.jp/press/p_150512_05/index.html
5/12 コスモ石油 役員人事のお知らせ http://www.cosmo-oil.co.jp/press/p_150512_04/index.html
5/12 コスモ石油 単独株式移転による持株会社設立及びグループ組織再編に関するお知らせ http://www.cosmo-oil.co.jp/press/p_150512_02/index.html
5/12 コスモ石油 2014年度 決算短信 http://www.cosmo-oil.co.jp/press/p_150512/index.html
5/12 石油資源開発 平成27年3月期決算短信〔日本基準〕(連結) http://www.japex.co.jp/newsrelease/JAPEX_tanshin_20150512_J.pdf
5/12 石油資源開発 代表取締役の異動および役員等の異動に関するお知らせ http://www.japex.co.jp/newsrelease/JAPEX_yakuin_20150512_J.pdf.pdf
5/14 コスモ石油 千葉製油所における共同事業の検討状況について http://www.cosmo-oil.co.jp/press/p_150514_01/index.html
5/14 コスモ石油/昭和シェル石油 四日市地域における競争力強化に向けた事業提携について http://www.cosmo-oil.co.jp/press/p_150514_02/index.html
5/14 昭和シェル石油 コーポレート・ガバナンス体制改革について http://www.showa-shell.co.jp/press_release/pr2015/051404.html
5/14 国際石油開発帝石 平成27年3月期決算短信〔日本基準〕(連結) http://www.inpex.co.jp/ir/library/pdf/result/result20150514.pdf
5/14 三菱商事 米国キャメロンLNGプロジェクトに係る定期傭船契約基本合意書締結について http://www.mitsubishicorp.com/jp/ja/pr/archive/2015/html/0000027456.html