5/22 国際石油開発帝石 「INPEX グループ人権方針」の策定について(お知らせ)
5/23 Total Japan: Total launches construction of the Miyako Solar Park
5/25 OPEC 2nd OPEC and non-OPEC Ministerial Meeting concludes
5/25 OPEC OPEC 172nd Meeting concludes
5/26 石油連盟 石油連盟会長コメント 第172回OPEC定例総会終了にあたって
5/26 Shell Deep water production begins at newest FPSO in Brazil Santos Basin
(注)本レポートは「マイライブラリー」で一括してご覧いただけます。
http://mylibrary.maeda1.jp/0410OilMajor2017-1stQtr.pdf
2017.5.26
前田 高行
2.2015年第1四半期以降の四半期別業績の推移(続き)
(6)原油・天然ガス生産量の推移
(6-1)原油生産量(図http://menadabase.maeda1.jp/2-D-4-68.pdf 参照)
過去1年間の四半期ごとの原油生産量の推移を見ると5社の順位に変化はなく、ExxonMobilが他社を引き離してトップを守り、ShellとChevronが2番手グループ、BPとTotalがほぼ同じ生産量で3番手グループである。しかし首位のExxonMobilの生産量は5社の中でただ1社200万B/D台の生産量を維持しているものの、年間を通じて低落傾向にあり、Chevronも減少しつつある。これ対してShell及びTotalは年間を通じて現状維持を続け、BPも年央の落ち込みをカバーして生産量を維持している。
2016年第1四半期の各社の生産量はExxonMobilが254万B/DでShell及びChevronは同じ生産量(178万B/D)、BPが141万B/D、Total129万B/Dであった。Totalの生産量はExxonMobilのほぼ2分の1にとどまっている。
その後ExxonMobilは第2四半期に233万B/Dに下落、今年第1四半期も233万B/Dにとどまり1年前に比べて生産量は8%低下している。ShellとChevronは生産量に大きな変化はなく2016年第1四半期の178万B/Dに対して1年後の今年第1四半期はそれぞれ187万B/Dと171万B/Dである。この結果ExxonMobilとShellの格差は1年前の30%から1年後には20%に縮まっている。
(6-2)天然ガス生産量(図http://menadabase.maeda1.jp/2-D-4-69.pdf 参照)
天然ガスの生産量はExxonMobilとShellの上位グループとBP、Total、Chevronの下位グループの2極に分かれており、上位2社がコンスタントに日量100億立方フィートを生産し続けているのに対してTotalは60億立方フィート台、BPとChevronは50億立方フィート台の生産量にとどまっている。
年間の推移を見ると上位グループのExxonMobil及びShellの生産量は年央に落ち込んだもののその後は盛り返し今年第1四半期には1年前の水準に戻っており、下位グループ3社はわずかながらも生産量の増加傾向が見られる。最近の5社はいずれも天然ガスの増産に力を入れている様子がうかがえる。
(6-3)原油・天然ガス合計生産量(図http://menadabase.maeda1.jp/2-D-4-65.pdf 参照)
天然ガスを石油に換算した原油・天然ガスの合計生産量の推移を見るとExxonMobilは減少傾向が見られ、その他の4社は年間を通じて横ばいである。2016年第1四半期の各社の合計生産量はExxonMobilが最も多い433万B/Dで5社の中では唯一400万B/D台である。これに続くのがShellの366万B/D、その他3社はChevron(267万B/D)、Total(248万B/D)及びBP(243万B/D)でありExxonMobilのほぼ6割である。
今年第1四半期の各社の生産量は、ExxonMobil 415万B/D、Shell 375万B/D、Chevron 268万B/D、Total 257万B/D、BP 239万B/Dであり5社の順位は変わらないが、トップのExxonMobilと最も生産量が少ないBPとの格差は縮小している。
以上
本稿に関するコメント、ご意見をお聞かせください。
前田 高行 〒183-0027東京都府中市本町2-31-13-601
Tel/Fax; 042-360-1284, 携帯; 090-9157-3642
E-mail;maedat@r6.dion.ne.jp
・4月のOPEC非OPEC協調減産の達成率は102%:減産監視委員会。 *
・協調減産を来年3月まで延長決定:OPEC第172回総会。 *
*参考レポート:
「OPEC減産合意の経緯」(2017.2.3付け)
「OPEC・非OPEC協調減産は守られているか?(2017年3月現在)」(2017.3.24付け)
「OPEC・非OPEC協調減産は守られているか?(2017年4月現在)」(2017.5.14付け)
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2017.5.23
前田 高行
2.2015年第1四半期以降の四半期別業績の推移(続き)
(4)部門別利益の推移
(4-1)上流部門(図http://menadabase.maeda1.jp/2-D-4-66.pdf 参照)
前年の2016年第1四半期の各社の上流部門の利益はTotalを除く他の4社はいずれも欠損を出しており、そのうちChevron、Shell及びBPはいずれも13億ドル前後のマイナスであり、ExxonMobilが1億ドルの欠損であった。続く第2四半期はExxonMobilがプラスに転じたが、Chevron ,Shell及びBPは引き続きマイナスを計上、特にChevron及びShellはそれぞれマイナス25億ドル、同20億ドルと前期を上回る欠損を計上した。第3四半期にはChevron、BPも利益に転じShellを除く4社は利益を計上した。第4四半期はExxonMobilが欠損となり、その他の4社は利益を計上、今期(2017年第1四半期)はShellが5.3億ドルの欠損であったが、その他の4社は利益を計上、特にExxonMobilは5四半期期を通じて5社で最高の23億ドルの利益を計上した。
5四半期を通じて各社の上流部門の利益の推移を見ると、ExxonMobil、Chevron、Total及びBPはほぼ順調に利益を伸ばしているのに対して、Shellは利益の増加傾向はみられるものの5期のうち4期はマイナスであり他の4社に比べて見劣りがする。
(4-2)下流部門(図http://menadabase.maeda1.jp/2-D-4-67.pdf 参照)
下流部門は2016年第一四半期から今年2017年第一四半期までの5期連続して全社が利益を計上している。Shellは2016年中は各期とも16億ドル前後の安定的な利益を出し、2017年第1四半期は26億ドルと大幅に増加、5社の中で最高の利益を計上している。ExxonMobil、Total及びChevronの2016年第1四半期は共に10億ドル前後の利益であった。その後、第3四半期でExxonMobilの利益が他の2社を圧倒し、逆に第4四半期にはChevronが他の2社の利益を大幅に下回ったが、今年第1四半期には再び3社とも10億ドル前後の利益に落ち着いている。BPはExxonMobilとこれら3社との中間で利益が上下している。
(5)設備投資の推移 (図http://menadabase.maeda1.jp/2-D-4-64.pdf 参照)
5社の四半期ベースの設備投資額は70億ドルを下回る低い水準が続いており、また期を追うごとに投資額が減少する傾向にある。Chevronは5社の中で設備投資が最も高く2016年第1四半期には65億ドルであったがその後低下し続け、2017年第1四半期の投資額は前年同期の3分の2の44億ドルにとどまっている。またExxonMobilも昨年1-3月期の51億ドルに対して今年同期は19%減の42億ドルであり、Shell及びBPもそれぞれ18%、13%の減少であった。5社の中で減少幅が最も大きかったのはTotalで昨年1-3月期に39億ドルの設備投資を行った同社は一時51億ドルまで増加したものの、今期は8億ドルに急減している。
(続く)
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前田 高行 〒183-0027東京都府中市本町2-31-13-601
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5/15 経済産業省 第2回メタンハイドレート海洋産出試験におけるガス生産試験を一時中断しました~生産坑井の切り替え作業を行っております~
5/15 出光興産 平成29年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
5/15 出光興産 代表取締役および役員の異動ならびに 社外取締役・補欠社外監査役候補者の選任に関するお知らせ
5/16 JOGMEC 国内石油・天然ガス基礎調査の成果を開示~新たに2件の調査結果が利用可能となりました~
5/19 経済産業省 「再生可能エネルギーの大量導入時代における政策課題に関する研究会」を開催します
5/19 JXTGエネルギー他 水素ステーションの本格整備に向けた新たな協業の検討を開始
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2017.5.18
前田 高行
2.2016年第1四半期以降の四半期別業績の推移
五社の売上高、利益(全体、上流部門および下流部門)、設備投資、原油・天然ガス生産量に関する2016年1-3月期以降今期までの四半期ごとの業績推移は以下の通りである。
(1) 売上高の推移
(図http://menadabase.maeda1.jp/2-D-4-61.pdf 参照)
2016年第1四半期から2017年第1四半期に至る四半期ベースの売上高は原油価格の回復を受けて各社とも増収基調にある。5社の中ではShellが486億ドル(’16 1st Qtr)→584億ドル(2nd Qtr)→619億ドル(3rd Qtr)→648億ドル(4th Qtr)→718億ドル(’17 1st Qtr)と2016年第二四半期以降は4期連続で売り上げトップを続けている。これに次ぐのがExxonMobilでありその売上高は487億ドル(’16 1st Qtr)→577億ドル(2nd Qtr)→587億ドル(3rd Qtr)→610億ドル(4th Qtr)→633億ドル(’17 1st Qtr)である。ExxonMobilは第二四半期に7億ドルの差でShellに売上トップの座を譲ったが、それ以来両社の格差は広がる傾向にあり、今期は85億ドルの差がついた。
この間の四半期平均原油価格(1バレル当たり)の推移をShellの決算資料で見ると29.49ドル(’16 1st Qtr)→39.31ドル(2nd Qtr)→40.43ドル(3rd Qtr)→44.54ドル(4th Qtr)→48.36ドル(’17 1st Qtr)であり、過去1年間の間に原油価格は64%上昇している。
(2)利益の推移
(図http://menadabase.maeda1.jp/2-D-4-62.pdf 参照)
過去1年間の四半期ごとの利益水準は各社によって異なるものの、全体を通してみると増益傾向にあると言って良く、BPとChevronが2016年第一及び第二四半期で欠損を出したことを除けば各社とも利益を計上している。
5社の中では2015年第一四半期に18億ドルの利益を計上したExxonMobilは四半期ごとに対前期比で増益あるいは減益を繰り返しているが(18億ドル→17億ドル→27億ドル→17億ドル→40億ドル)、2016年第二四半期にTotalを下回った以外は5社のトップを維持している。ExxonMobilに続くのはShellであり、同社は2016年第一四半期の利益5億ドル以降毎期増益を繰り返しており、2017年第1四半期は利益35億ドルとExxonMobilに迫っている。
BPとChevronは2016年第一、第二四半期と2期連続でほぼ同額の欠損を出した後、続く第3、第4四半期は両社ほぼ同額の利益に転じている。しかし今年第1四半期にはChevronが大きく利益を伸ばしてTotalとほぼ同額になったが、BPの今年第1四半期の利益は前年第3四半期の利益水準を下回る14億ドルにとどまり、5社の中では最も利益が少ない。売り上げ規模ではBPは5社中の3位であるが(上記(1)参照)、利益水準は低い。
(3)売上高利益率の推移
(図http://menadabase.maeda1.jp/2-D-4-63.pdf 参照)
1年前の昨年第一四半期の五社の利益率は大きな格差があり、最も高いTotalは4.9%、これに次ぐのがExxonMobil3.7%であった。Shellは利益率1.0%にとどまり、BP及びChevronは共にマイナスの利益率(BP:-1.5%、Chevron:-3.1%)であった。第二四半期もBPとChevronはマイナスであったが、第3四半期には全社プラスに転じ、最高がTotalの5.2%、最も低いShellが2.2%と大きな差は見られない。第四四半期はShellを除き4社の利益率は低下したが、2017年第1四半期は全社とも利益率はアップし、トップはChevronの8.0%であり、以下Total6.9%、ExxonMobil6.3%、Shell4.9%となり、BPが最も低い2.6%であった。
(続く)
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前田 高行 〒183-0027東京都府中市本町2-31-13-601
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2017.5.15
前田 高行
1. 五社の1-3月期業績比較 (続き)
(4)売上高利益率 (図:http://menadabase.maeda1.jp/2-D-4-53.pdf 参照)
売上高利益率はChevronが8.0%と最も高く、Total 6.9%、ExxonMobil6.3%、Shell4.9%と続いている。利益率が最も低いのはBPの2.6%である。前年同期はChevronがー3.1%と最も低く、BPの利益率もマイナス(-1.5%)で、もっとも高い利益率を誇ったTotalは4.9%であった。今期は全社とも利益率が大幅に改善している。
(5)設備投資
(図:http://menadabase.maeda1.jp/2-D-4-54.pdf 参照)
2017年1-3月期の各社の設備投資額はChevronが44億ドルと最も多く、Shellが43億ドル、ExxonMobilが42億ドルド、BPが38億ドルと4社とも40億ドル前後である。これに対してTotalは8億ドルにとどまり、4社と大きな開きがある。前年同期と比較するとBPは13%減、ExxonMobilとShellは20%減である。Chevronと Totalはさらに減少幅が大きくChevronは3割減、Totalは8割減である。石油価格が上昇し財務に余裕が出ているが、石油の需要そのもののが伸びないため、各社とも設備投資に対する慎重な姿勢が続いているようである。
(5)原油・ガス生産量
(表http://menadabase.maeda1.jp/1-D-4-22.pdf 参照)
(図http://menadabase.maeda1.jp/2-D-4-55.pdf 参照)
今年1-3月の原油生産量はExxonMobilが平均日産量233万バレル(以下B/D)で5社の中では最も多い。その他の4社はいずれも200万B/D以下であり、Shellが187万B/D、Chevron 171万B/D、BP は139万B/D、Total はExxonMobilの6割弱の130万B/Dで5社の中では最も少ない。ExxonMobilは世界各地で万遍なく原油生産をおこなっており他社を圧倒している。前年同期と比較するとShellは4.8%増であるが、ExxonMobilは8.1%減と5社の中で最も大きく沈み込んでいる。Chevronも前年同期比-4.1%であり、BPとTotalは横ばい状況である。
天然ガスの生産量はShellとExxonMobilがそろって100億立方フィート(以下cfd)を超える生産を誇っている。残る3社はTotalが69億cfdでありBP、Chevronは58億cfdと上位2社の5割強にとどまっている。前年同期に比べるとChevronは9.4%、Totalは 7%それぞれ増加しているが、ExxonMobilとShellは横ばい、BPはわずかながら減少している。
天然ガスを石油に換算した原油・天然ガスの合計生産量ではExxonMobilは415万B/Dでこれに次ぐのがShellの375万B/Dである。その他の3社はいずれも250万B/D前後である。石油と天然ガスの比率を見ると、5社ともに石油の比率が高いが、Chevronは石油64%、天然ガス36%であり5社の中では石油の比率が最も高い。またBP及びExxonMobilはそれぞれ石油58%:天然ガス42%、石油56%:天然ガス44%と石油の比率が高い。これに対してTotalは石油が51%、天然ガスが49%と拮抗しており、Shellは50対50と5社の中では天然ガスの比率が最も高い。
(続く)
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前田 高行 〒183-0027東京都府中市本町2-31-13-601
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2017.5.15
前田 高行
1. 五社の1-3月期業績比較 (続き)
(4)売上高利益率 (図:http://menadabase.maeda1.jp/2-D-4-53.pdf 参照)
売上高利益率はChevronが8.0%と最も高く、Total 6.9%、ExxonMobil6.3%、Shell4.9%と続いている。利益率が最も低いのはBPの2.6%である。前年同期はChevronがー3.1%と最も低く、BPの利益率もマイナス(-1.5%)で、もっとも高い利益率を誇ったTotalは4.9%であった。今期は全社とも利益率が大幅に改善している。
(5)設備投資
(図:http://menadabase.maeda1.jp/2-D-4-54.pdf 参照)
2017年1-3月期の各社の設備投資額はChevronが44億ドルと最も多く、Shellが43億ドル、ExxonMobilが42億ドルド、BPが38億ドルと4社とも40億ドル前後である。これに対してTotalは8億ドルにとどまり、4社と大きな開きがある。前年同期と比較するとBPは13%減、ExxonMobilとShellは20%減である。Chevronと Totalはさらに減少幅が大きくChevronは3割減、Totalは8割減である。石油価格が上昇し財務に余裕が出ているが、石油の需要そのもののが伸びないため、各社とも設備投資に対する慎重な姿勢が続いているようである。
(5)原油・ガス生産量
(表http://menadabase.maeda1.jp/1-D-4-22.pdf 参照)
(図http://menadabase.maeda1.jp/2-D-4-55.pdf 参照)
今年1-3月の原油生産量はExxonMobilが平均日産量233万バレル(以下B/D)で5社の中では最も多い。その他の4社はいずれも200万B/D以下であり、Shellが187万B/D、Chevron 171万B/D、BP は139万B/D、Total はExxonMobilの6割弱の130万B/Dで5社の中では最も少ない。ExxonMobilは世界各地で万遍なく原油生産をおこなっており他社を圧倒している。前年同期と比較するとShellは4.8%増であるが、ExxonMobilは8.1%減と5社の中で最も大きく沈み込んでいる。Chevronも前年同期比-4.1%であり、BPとTotalは横ばい状況である。
天然ガスの生産量はShellとExxonMobilがそろって100億立方フィート(以下cfd)を超える生産を誇っている。残る3社はTotalが69億cfdでありBP、Chevronは58億cfdと上位2社の5割強にとどまっている。前年同期に比べるとChevronは9.4%、Totalは 7%それぞれ増加しているが、ExxonMobilとShellは横ばい、BPはわずかながら減少している。
天然ガスを石油に換算した原油・天然ガスの合計生産量ではExxonMobilは415万B/Dでこれに次ぐのがShellの375万B/Dである。その他の3社はいずれも250万B/D前後である。石油と天然ガスの比率を見ると、5社ともに石油の比率が高いが、Chevronは石油64%、天然ガス36%であり5社の中では石油の比率が最も高い。またBP及びExxonMobilはそれぞれ石油58%:天然ガス42%、石油56%:天然ガス44%と石油の比率が高い。これに対してTotalは石油が51%、天然ガスが49%と拮抗しており、Shellは50対50と5社の中では天然ガスの比率が最も高い。
(続く)
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