自動料金収受システム(ETC)を強行突破して料金を支払わないなど高速道路の不正通行は2009年度、前年度に比べて42%減り計46万3540件だったことが3日、国土交通省のまとめで分かった。ソース47News
前にも書いたが、ETCの不正通行について私は大いに疑っている。
不正通行はETC車載器の普及と完全に比例して増大したからだ。
以下、Wikipediaより転載
「国交省によれば、高速道路の不正通行件数は2001年に約28万3,000件、2003年度に約47万1,000件、2004年に約69万件、2005年に94万8,000件と急増。2006年にはETC利用率が2001年度の利用の60%を超え、約96万1,000件となった。これはETC専用ゲートの設置により心理的に料金所の突破がし易くなったためではないかと言われている。」
本当?
料金所を突破しようという人間の数と車載機の普及には全く相関がない。
車載機の普及と相関があるのは、「カードの入れ忘れなどの過失」だ。
「ETC専用ゲートの設置により心理的に料金所の突破がし易くなった」ため、普及との相関があるという説明にはほとんど説得力がない。ETCゲートの数と突破したいと思う心理に関連があるとはとても思えない。
そもそも、なぜETCレーンを突破するのか?
ETCレーンではゲートが下がり、車に接触するのだ。
もしどうしても料金所を突破しろ、と言われたら、私なら有人ゲートを選ぶだろう。
不正通行は0.1%程度、とwikiに書かれているが、ETC立ち上がり数年間、「不慣れからカード挿入を忘れる人が1000人に1人程度いた」、と考える方が、「1000人に1人はゲートに激突してまで不正を行う」と考えるよりもはるかに説得力がある。
カード入れ忘れでゲートが下りたら、そこで止まって支払うのでは?と思うかもしれないが、実際予期せずにゲートが下りた場合、止まれない。止まると追突される危険もあるし、止まれたとしてもバックはできない。立ち去るしかないのだ。
そして、後から支払おうとしても、その方法は決して親切に案内されてるわけではない。
全く広報不足だし、ネットで検索しても簡単にはわからない。
その後、不正通行は年々減少している。
首都高速道路会社は「昨年4月から全料金所で監視カメラを運用し料金を払わない人への回収業務を強化したため」と言っているが、監視が強化されたという印象はない。
むしろ、カード入れ忘れなどへの習熟や、挿入インジケータ付ETCが増加したためETC本体を見えないところに設置しカードを入れっぱなしにしておく人が増えたこと、さらにカード入れ忘れ警告装置の普及などが減少の主たる理由だろう。
前にも書いたが、ETCの不正通行について私は大いに疑っている。
不正通行はETC車載器の普及と完全に比例して増大したからだ。
以下、Wikipediaより転載
「国交省によれば、高速道路の不正通行件数は2001年に約28万3,000件、2003年度に約47万1,000件、2004年に約69万件、2005年に94万8,000件と急増。2006年にはETC利用率が2001年度の利用の60%を超え、約96万1,000件となった。これはETC専用ゲートの設置により心理的に料金所の突破がし易くなったためではないかと言われている。」
本当?
料金所を突破しようという人間の数と車載機の普及には全く相関がない。
車載機の普及と相関があるのは、「カードの入れ忘れなどの過失」だ。
「ETC専用ゲートの設置により心理的に料金所の突破がし易くなった」ため、普及との相関があるという説明にはほとんど説得力がない。ETCゲートの数と突破したいと思う心理に関連があるとはとても思えない。
そもそも、なぜETCレーンを突破するのか?
ETCレーンではゲートが下がり、車に接触するのだ。
もしどうしても料金所を突破しろ、と言われたら、私なら有人ゲートを選ぶだろう。
不正通行は0.1%程度、とwikiに書かれているが、ETC立ち上がり数年間、「不慣れからカード挿入を忘れる人が1000人に1人程度いた」、と考える方が、「1000人に1人はゲートに激突してまで不正を行う」と考えるよりもはるかに説得力がある。
カード入れ忘れでゲートが下りたら、そこで止まって支払うのでは?と思うかもしれないが、実際予期せずにゲートが下りた場合、止まれない。止まると追突される危険もあるし、止まれたとしてもバックはできない。立ち去るしかないのだ。
そして、後から支払おうとしても、その方法は決して親切に案内されてるわけではない。
全く広報不足だし、ネットで検索しても簡単にはわからない。
その後、不正通行は年々減少している。
首都高速道路会社は「昨年4月から全料金所で監視カメラを運用し料金を払わない人への回収業務を強化したため」と言っているが、監視が強化されたという印象はない。
むしろ、カード入れ忘れなどへの習熟や、挿入インジケータ付ETCが増加したためETC本体を見えないところに設置しカードを入れっぱなしにしておく人が増えたこと、さらにカード入れ忘れ警告装置の普及などが減少の主たる理由だろう。