NoTTVの事業撤退の後という絶妙のタイミングで登場したアナログTV停波跡地VHF-Low帯を利用したデジタル放送サービス「i-dio」。
撤退は時間の問題という辛口の意見も有るようだが、状況はどうなのだろうか?
事業主体のFM東京にとっては重荷になってるのは事実のようで、昨年の決算書類にもi-dioの初期投資で利益が減少した、と書かれている。
しかし、こうしたコンテンツビジネスは初期投資時点で赤字であることは織り込み済みで、そこからどれだけサブスクライバーを増やしていくかが勝負になる。しかし、残念ながらとても普及しているとは思えない状況だ。
この事業を担当する㈱ジャパンマルチメディア放送は昨年7月にBIC株式会社から社名変更したが、同社HPのニュースリリースは17年6月30日の社名変更以降更新されていない。HPのニュースリリース更新状況でその事業の活気というものは大体想像できる。
しかし、i-dioも決して無策でいるわけではないようだ。
車載器向けにハイレゾ音源放送をするという。いわく、EVなど車内の静粛性が向上しており車載器向けにハイレゾ音源の需要が高まっているという。とても信じられない話だが。ごくごく一部のマニアのことだと思う。というか、それ以前にi-dioは普通の車載オーディオでは聴くことができない。専用チューナーボックス(約1万円)をつけてブルートゥースでカーオーディオから出力されるしかない。ハイレゾ音源以前の問題なのだ。
まあ、コンテンツがなければ誰も専用受信機をつくらないだろうから、ハイレゾ対応は局面打開策としては方向として間違っていないのだが、ハイレゾ音源ということだけではどうしようもないだろう。
さらにi-dioのHPで面白い記載を見つけた。スマホ用i-dioアプリのバージョンアップで「専用チューナーがなくても、インターネット経由で同一の放送サービスを利用することができます」とのこと。いったいどこに向かおうとしてるのだろうか。
撤退は時間の問題という辛口の意見も有るようだが、状況はどうなのだろうか?
事業主体のFM東京にとっては重荷になってるのは事実のようで、昨年の決算書類にもi-dioの初期投資で利益が減少した、と書かれている。
しかし、こうしたコンテンツビジネスは初期投資時点で赤字であることは織り込み済みで、そこからどれだけサブスクライバーを増やしていくかが勝負になる。しかし、残念ながらとても普及しているとは思えない状況だ。
この事業を担当する㈱ジャパンマルチメディア放送は昨年7月にBIC株式会社から社名変更したが、同社HPのニュースリリースは17年6月30日の社名変更以降更新されていない。HPのニュースリリース更新状況でその事業の活気というものは大体想像できる。
しかし、i-dioも決して無策でいるわけではないようだ。
車載器向けにハイレゾ音源放送をするという。いわく、EVなど車内の静粛性が向上しており車載器向けにハイレゾ音源の需要が高まっているという。とても信じられない話だが。ごくごく一部のマニアのことだと思う。というか、それ以前にi-dioは普通の車載オーディオでは聴くことができない。専用チューナーボックス(約1万円)をつけてブルートゥースでカーオーディオから出力されるしかない。ハイレゾ音源以前の問題なのだ。
まあ、コンテンツがなければ誰も専用受信機をつくらないだろうから、ハイレゾ対応は局面打開策としては方向として間違っていないのだが、ハイレゾ音源ということだけではどうしようもないだろう。
さらにi-dioのHPで面白い記載を見つけた。スマホ用i-dioアプリのバージョンアップで「専用チューナーがなくても、インターネット経由で同一の放送サービスを利用することができます」とのこと。いったいどこに向かおうとしてるのだろうか。